草間さかえのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
意外にけっこう……
濡れ場がしっかり細かく描写されてて驚きました。
登場人物や近未来の景色のスタイリッシュな感じや話の展開の面白さと対照的な気がして、慣れるには少し時間がかかりました。
話のまとまりとして、寒い中待っている戸明さんに玖月が駆けつけ、出会いからやり直そう!と余韻たっぷりに終わるのかと思いきや、違ったんですね。
警察官と弁護士さん、近未来の事件を絡めたシリーズものにしても面白いかもしれません。
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ネタバレ 購入済み
ワンダーフォーゲルの続編?
スピンオフ?解決編?なぜ上下巻にしなかったのか。間違ってこっちから読んでしまったら、全く意味不明な作品。ワンダーフォーゲルと同様、明確な説明はなく、キッチリ答えを出さずに終わった。イロイロと疑問が残る、やっぱり不思議な作品。
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ネタバレ 購入済み
この巻では完結しない。
出だしから不思議な作品。集団カウンセリングをしているのは誰?電話をしているのは?登場人物の関係性は?全編を通しても明確な答えは出て来ず、読みながら答えを探していく感じ。何度か読んでやっと理解できるきがする、そんな不思議な作品。
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Posted by ブクログ
▼あらすじ
漫画家の仕事に追われる毎日から、アナニーに励む上司とドMの部下の恋愛沙汰まで、平凡なはずの日常の中に、突如あふれる妄想世界!
笑いあり、涙あり、妄想あり、恋もエロスも溢れる、漫画家・草間さかえの内的宇宙、広がる世界へおいでませ!
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ストーリーの完全度:高い
トーン:ほのぼの
エロ度:低い
萌え度:高い
総合評価:★4.8
草間さかえ先生のエッセイ集との事で興味をそそられ購入。いやー、とても面白かったです。大変読み応えのある一冊でした。
先生の日常の話や趣味の話、学生時代の思い出話など実に様々なエピソードが取り上げられているのですが、面白い事にBL漫画(表紙の二人が主役) -
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購入済み
短編集
短編集です。草間先生の作品を集めているので購入しました。ショタから中年まで色々な年齢層のキャラクターがいて楽しめました。最後のやつが性癖ど真ん中でした 笑。
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購入済み
草間先生、初読み
評価の高い先生ですが、今回初めて読みました。なんだか不思議な感覚。
セックスもたくさんしてるけど、艶かしさはなくて全体的に乾いた感じ。いい意味で。絵柄のせいもあるけど、ストーリーがいいんだよね。 -
Posted by ブクログ
いつぶりだ…と言うくらい、久々に読んだBLが草間さかえさんの『外村探偵社の招かれざる客』書籍濡れ場もこってりだと思うが、普通に読めた(と言うのも妙な表現だが)。シリーズものじゃないのか…松田なのに「外村探偵社」なのは何故なのか、とか、気になってしょうがない!!松田と神子の関係性に於いては、これ以上くどくど「心の葛藤」とか必要ない、さすが草間さん…と思ったなぁ、野暮な事、掘り下げるな、って部分が。BLも恋愛漫画と考えると、恋敵が出て来たり、神子がホントはノンケ、って部分でなんぼでも引っ張れると思うが、最後の神子の行動が物語ってるもんなぁ。
松田も神子も、そのままの自分で居続けてるのがいい。BLは -
購入済み
初めて読んだ作家さんなのに、この感じ、知ってるなあと不思議な感覚が。
しばらくして思いあたったのが、吉野朔実さんでした。ジャンルも絵柄も違うし、そんなこと思うのは私だけかもですが。
交錯する過去と現在、すみずみまで解き明かされることのない謎、内省的な主人公と底抜けに明るい友人、わしゃわしゃと茂って心にも濃い影をおとす植物。
そして、緩やかに、でも自らの意思でくっきりと立ち上がり、成長していく登場人物たち。
この印象が合っているのかどうか、「センス オブ ワンダー」も読んできます。 -
Posted by ブクログ
アドリアンシリーズの『So This is Christmas』を含む短編集。『雪の天使』はFBI捜査官×元宝石泥棒。『欠けた景色』は警部×FBI捜査官。こちらのレビューは個別にあげていたので省略。どちらも好き。
『So This is Christmas』は初見。二人で暮らし始めたアドリアンとジェイク。二人でいられるだけで幸せのはず…なのに、妹が自分の本屋の店員とできてしまったり、ジェイクの離婚手続きが残っていたりと、まだまだ完全ハッピーエンドとは言い難い状況。そんな中、友人の恋人が行方不明になり、アドリアンとジェイクが調査することに。
事件がメインで、それに加えて二人の現実的な問題があるの -
購入済み
繰り返し、繰り返し読む
「センスオブワンダー」へと続く一作目。
時系列通りに進まないストーリーの中で、
様々な出来事が、登場人物たちの中では当たり前に進んでいく。
けれど、その外側にいる読み手はいきなり切り取られた断面に戸惑い、呑み込めずに何度も読み返さざるを得なくなる。
BLというよりも、推理小説を読んでいるような印象。
一作目と二作目の間がかなり空いて、しかも「第1巻」とかでも無かったので、
「これで終わったの?え?謎だらけ!」と思っていましたが、
二作目でちゃんと伏線回収してくれています。
BLだけど、やっぱり推理小説・・・(笑)
サラッと読めてあっという間に忘れてしまう作 -
購入済み
面白いのは面白かったんですけど、ちょっと翻訳が邪魔になって集中することが難しかったです。特に、殆どの登場人物が男性にも関わらず、時々人称が彼(he)になっていてどっちの彼なんだよ!?と戸惑いました。
さらに、大学の掃除スタップやエリオットのお父さんと第一被害者のお母さんの関係(説明長い…)とかが回収されずに終わってしまってちょっと物足りなかったです。 -
購入済み
オススメされて購入
知り合いにオススメされたので読んでみようかなと思い購入しました!
ちょっと昔の時代設定で、こういう雰囲気のお話、しっとりしててイイな〜ってなりました!