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Posted by ブクログ
この方はホント、「後出し」作家さんです。設定、人間関係、殆ど説明ナシでいきなり画面から状況を把握しなくちゃいけない。脳みそ酷使して、頭働かせて読むのは謎解きみたいで、ある意味快感ですが。
今回はそれほど難解ではなかったけど、後から小出しはいつものとおりでした。
「王様のベッド」は、人里離れた一軒家に住む遠野が、何者でどうしてここに住んでいるのか読んでいくうちに理解できて、あーそうなんだ、って納得。古賀ともども、大きいサイズのTシャツとか空の引き出しとかに疑問を持つのも面白いし。でも、遠野自身は天然なのか、ただのツンデレなのか古賀への気持ちに自覚が無いみたいです。古賀が強気で攻めて?正解でしたね。印象に残ったストーリーなので、最後におまけがあったけど、もっとこの二人のcpで読みたいです…
中学生同士のさくらんぼ味の飴みたいに淡い淡い恋心、「さくらんぼ」も胸キュンです。定番の自転車二人乗りに、雨宿りで、甘酸っぱくなり、一番好きな味は特別な人にって、もう初々しくて悶えます。この先、二人の成長過程を見てみたい。
「花」は思ったほど暗くなく、自殺の真相はちょっとせつなくなるかんじで、都会じゃない場所だからこそ起こりうる話だなと思えます。噂とか、親戚関係とか、まさにいなか度2あたりですね。
いつもより軽めで面白い短編ばかりでしたが、その分パンチに欠けてたかな…?贅沢言いますと。
Posted by ブクログ
やっぱり草間さん、好きです♪独特の空気がありますよね、どの作品も。
王様のベッドは人里離れた山奥の彫刻家の家のケーブルテレビが映らなくなり、その修理に訪れた古賀君とのお話。階段に上って修理をしていると手に蜘蛛が這ってきて思わず落とした工具箱が彫刻家の顔面に落ちちゃって青くなったり、屋根の雪の下敷きになった古賀を助けるために外に飛び出して救出したらみるみる身体が溶け出したり(嘘!)災難続きの彫刻家です。弟も入院していて一人暮らしが厳しそうなかわいい芸術家です。弟、ゲイなんですがいい味出してます。弟はユウという名前ですが、うーん。何回読み直しても彫刻家の兄のお名前、分からないんです。。。気になる。
その他、さくらんぼ、花、同時収録。
どちらもまさに青春っていう感じで胸がぎゅっとなりました。
お終りに、王様のおまけ、あります♪〜
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