橘明美のレビュー一覧

  • ムーブ ユア バス

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    ネタバレ

    最近、会社という組織に興味がわいてきて、この本を読んでみました。
    仕事のメンバーは、みんな1つのバスに乗っている人と考えて、5つのタイプに分けています。
    ランナー、ジョガー、ウォーカー、ライダーとバスを運転するドライバー。
    言葉の見た目どおり、ランナーがハイパフォーマーでライダーがただ乗っているだけのお荷物。それぞれのタイプの特徴が書かれています。
    ライダーを歩くようにする(ウォーカーにする)のは大変な割に効果が薄い。それよりもランナーがいかに輝けるかに気を使った方が良い。なるほどぅ。
    全員ランナーであるのが理想ですが、そんな会社は無い。なので、それぞれのタイプの人が最大限チームに貢献してもら

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    2020年05月16日
  • ムーブ ユア バス

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    1人のメンバーとして組織とどう関わるか、リーダーとして組織をどうマネジメントするか、ということが書かれた本でした。

    組織への関わり方という面では、我が身を振り返ってドキッとするような本でした。定期的に読み返したい。

    チームマネジメント的な話としては、正論だなと思う一方で、ちょっと受け入れがたいようなことも書いてありました。理解はできるが、100%共感しきれない感じ。

    持っておきたい考え方ではあるけれど、尖っているので取扱注意かなと思います。

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    2020年04月02日
  • ハリー・クバート事件 上

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    読みましたが。何を言ってもネタバレになりそうで。いつも私が言ってる「田舎はこえーよ」というのは、そこに行った人だけが知る、閉鎖された隠し事があり、好き勝手に隠蔽できることです。「おかしい」と思っても、おかしいルールの中でも生きてるため、異変に気付きません。そして人間はいとも簡単に、感情的な思い込みで、天使にも聖母にも、悪党にも悪魔にも瞬間的になりうることです。下巻読んでからまとめよう。かつて、まとめたことなどあったのか。

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    2019年04月26日
  • ムーブ ユア バス

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    ●組織のメンバーを、「バスを走らせるメンバー」にたとえ、それぞれのメンバーの特色とその走らせ方を体系的かつ具体的に説明している。組織論としては異色なアプローチだが、読みやすくわかりやすかった。
    ●本書を要約すると、やる気のない人に必要以上いエネルギーを注ぐより、やる気のある人を伸ばすことに尽力した方が良い、というところか。

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    2018年10月25日
  • 傷だらけのカミーユ

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    結末や犯人の正体が分かってしまった。全体を通してみればひたすらカミーユが穴の中に落ちていく印象。しかし読み手を飽きさせない展開、文章は健在です。

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    2025年03月28日
  • ムーブ ユア バス

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    面白く分かりやすい一冊
    ごく当たり前のことが書いてあるのだけど、なかなかそれを実行するとができていないのが現実なような気がする
    ただ、それがこのように分かりやすく表現されていることで、多くの人の心に響き、広がっていくとよいな~と思う
    また、自分自身を見つめ直すのにもよい一冊だと思った

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    2018年03月24日
  • 奴隷のしつけ方

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    古代ローマにおける奴隷管理のコツをその時代のローマ貴族が語る形式の本。奴隷は人間ではではあるが、ローマ市民とは完全に区別しているのが興味深い。人権意識がそれなりな時代に生まれて良かった。

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    2017年12月25日
  • ハリー・クバート事件 下

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    ネタバレ

    下巻を読み、上下巻に分かれている理由が分かった。
    モヤモヤする内容ではあるが、一読した人の感想を聞きたくなる本だった。

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    2017年04月05日
  • ハリー・クバート事件 上

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    最初は取っ付きづらいことが多い海外小説だが、あまり抵抗なく一人一人の情景が入ってくる。
    頭のなかで登場人物の情報整理が大変だけど、下巻の展開がシンプルだと面白いだろうにと、期待。

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    2017年03月31日
  • 奴隷のしつけ方

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    ローマにおける奴隷のあり方を想像して書いた話。
    奴隷は身分的なものは現在廃止されているが、形式上なくなっていても、実質上はなくなっていない。また、奴隷であっても、自由人であっても、現代社会と人間関係においては変わることはなく、普遍的な部分が多いと感じた。
    奴隷とは身分ではなく、気品がない人というのが起源だったのではないか。
    奴隷の反抗は、真正面からではなく、小さい抵抗からになる。

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    2017年01月14日
  • 奴隷のしつけ方

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    ローマ時代の人が、いい奴隷の見分け方からしつけ方まで指南してくれます。
    奴隷が当たり前に存在する社会の見方を教えてくれます。
    奴隷はだめだが、奴隷のような扱いを受けている人は今の日本にもいると思う。
    そんな事を考えながら読むと、遥か昔の人権という考えがない野蛮な時代の話(ローマ人は奴隷という存在がない他国の社会を野蛮と言っていたが)というわけではないように思える。

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    2016年07月08日
  • 奴隷のしつけ方

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    代々奴隷を扱ってきて奴隷の扱いはお手のものという架空の人物・マルクスが語る奴隷管理方法の本。ケンブリッジの教授さんこんな遊び心のある本だしちゃえるんだなぁ。

    これを読んだ誰もが思うでしょうが、現代の会社と似ている。勿論ここまではしないよってこともあるけど奴隷の方がマシじゃないのこれってこともある。

    奴隷を不当に傷つけたり殺したりが禁止されていたり、自殺未遂歴を開示しなきゃいけなかったりしたのは知らなかった。また開放された後も主人のために働くのが当たり前だと思われてたことも。この辺りもプライペートの時間って何それな会社に通じるところがあって微妙な気分になった。

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    2015年12月19日
  • 奴隷のしつけ方

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    ローマの奴隷制度についてローマ時代に書かれたという体で書かれた本。
    奴隷に対する主人のあり方は、翻って現代の会社組織にも当てはまることが多々ある。
    焼きごてとかされないだけましか。

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    2015年11月01日
  • 奴隷のしつけ方

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    ローマの貴族マルクス・シドニウス・ファルクスが書いた奴隷管理法、という体裁をとって、
    古典研究者ジェリー・トナーが書いたギリシア・ローマ時代の奴隷についての解説書。

    訳者あとがきにあるように「こんな本が欲しかった! 古代ローマ人が奴隷管理法を語るタイムトリップガイド。生身のローマが見えてくる!」という、ローマ時代の生活には、切っても切れないというか当然のように存在した奴隷について、様々な文献の記述から、いまそこに見えるように生々しく平易に解説した本。
    奴隷の立ち位置、奴隷との付き合い方の基本、奴隷の買い方、奴隷への罰の与え方、奴隷の解放について等々、記述は詳細かつ多岐にわたる。

    そこには、

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    2015年10月20日
  • 奴隷のしつけ方

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    こんな本が欲しかった1これであなたも一人前の主人になれる。もう悩まない。>>>訳者あとがきより。
    会社に置き換えると笑えない^ - ^

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    2015年07月21日
  • その女アレックス

    購入済み

    一気に読んだけど

    他のコメントが良すぎて期待しすぎてしまった。
    まあ、でもよくできた話です。
    ただし、好き嫌いは別れるかも。
    いい意見は他の方にまかせます。
    とりあえず妄想が多いので読むのが面倒になって、早く展開して欲しいなぁと思っちゃった。
    あと、物語の中に感情移入できる人物や、惚れるような人物が現れたらもっと楽しめたと思うけども、私にはいなかったねぇ。

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    2015年01月26日
  • その女アレックス

    購入済み

    飽きてくる

    初めはなんとか読んでいましたが、展開がじっくり過ぎて飽きてきます。
    結局、脱出したあたりから飛ばし読みになってしまいました。
    アレックスの過去は同じ女性としてゾッとしましたが。
    推論ばかりで結局真相はなんだったのか。
    やっぱり海外ものはまどろっこしすぎて合わないようです。

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    2016年04月10日
  • その女アレックス

    ネタバレ 購入済み

    ミステリーかな?

    レビュー等高い評価の作品で大どんでん返し的な内容との触れ込みから手にとってみました。内容描写等は丁寧な書き方をしていることでイメージは伝わりやすいです(残酷な描写も多々あるため映画化の際にはきついかも)。場面展開もアレックスとカミーユ、二人の人物の視点を交互に見せることで緊迫感がありました。しかし、最後の三部の内容が拍子抜け感があります。ここまで引っ張る上での犯人像の浮かびあがせかたに大きなインパクトはありませんでした、ここで大きく大どんでん返し的な書き方があれば評価はだいぶ違うものだったと思います。場面展開の急激な変化は多いのでその面では最初と最後の展開は大きく大どんでん返しなのでしょうが、

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    2015年03月25日
  • その女アレックス

    購入済み

    最悪な読後感

    評判が高いので期待して読んだが、ミステリーというよりはスプラッター小説とでも言ったほうが良いくらい、
    あまりの残虐さに途中で何度も挫折しそうになり、読み終った後も、その日一日中不愉快な気分だった。
    ストーリーも期待はずれ、どうしてこんなに評価が高いのか理解に苦しむ。
    女性は読まないほうがいいです。

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    2015年04月19日