樋口明雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この前見つけた樋口明雄の、これまた山岳冒険小説です。
前に読んだ『狼は狼は瞑らない』が良かったので、また試してみました。
読んでみた結果は…、やっぱり良かったです。
やっぱり冒険小説はこうでないと!と思ってしまう内容でした。
産業廃棄物の不法投棄を行う組事務所とそれを見て見ぬふりをする町の人間。そこに一投を投じる兄弟。祖父の時代に町に来たのにも関わらずよそ者扱いをされる閉鎖的な町に住む彼等は、兄は町を捨てて、弟は町外れで山とともに生きる。
でも町は非情で、山とともに生きる弟を排除しようとします。
彼が不法投棄の告発の手引きをしたということで…。
弟は知的障害を持っているという設定となって -
Posted by ブクログ
購入本。そういえば最近新書を読んでいないなと思い、新書の積読本より今作をチョイス。読んでみた。
地方に移住して20年以上の著者が田舎暮らしの苦労を色々と教えてくれる本。新書を読んでいる感覚はあまりなく、田舎暮らしエッセイを読んでいるような感覚。めんどくさがりな自分には田舎暮らしは絶対無理だなと思った。
第一部のログハウスの話や薪ストーブの話は、あまり興味がなかったので流し読み。
第二部の狩猟問題や水問題、電気柵問題など田舎暮らしならではのトラブルの話が興味深く読めました。
私は自宅の徒歩圏内にスーパーやコンビニがない生活は無理。ほどよく便利な生活がいい。空いた時間で本が読めるから。と、こ -
Posted by ブクログ
「のんではいけない」が面白かったので、何か他のものも読んでみるかと思ってこの一冊。アウトドアライフが高じてついに田舎にログハウスを立てて移り住むことを決断したものの、ログハウスは雨漏りするわ、設備屋は地元でも有名な手抜き野郎だったり、庭先に猟銃を持ったハンターがうろつくわ、ミネラルウォーター工場のせいで井戸は枯れかかるわ、無能な行政が電機柵を作るわと、数々の苦難におそわれ、しかし、それがこそが人生の醍醐味と前向きに捉えて、今日も(2年後、3年後の)冬に備えて薪を蓄える毎日。生まれたときから東京暮らして、都市を一度として離れたことのない自分には到底無理な暮らしだと思った。田舎暮しの夢は見ないこと