【感想・ネタバレ】男たちの十字架のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2018/2/4 楽天ブックスより届く。
2022/4/30〜5/7

「クライム」の改題。南アルプスの山中に台湾マフィアが裏金を貯め込んだ20億円を積んだヘリコプターが墜落する。その金を元台湾マフィアの功刀、功刀に同僚を殺されたと思っているハミ出し刑事の尾方、その二人を追う台湾マフィアの殺し屋の揚。三つ巴の現金争奪戦が極寒の南アルプスを舞台に繰り広げられる、手に汗握る展開。三人のキャラクターの造形が良くグイグイ読ませる。面白かった。

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2022年05月07日

Posted by ブクログ

中国マフィアと新宿署の刑事。
彼らの攻防の舞台は、歌舞伎町から南アルプスへと飛ぶ。

樋口明雄の作品に登場する人物は、みんなとても魅力的です。
本書のキャラクターも際立つ人ばかり。
いつも、同じキャラでの続編が読みたくなってしまう。
また、終わり方もとても気持ちが良く大好きです。

樋口作品にはまってしまいます。

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2019年01月16日

Posted by ブクログ

新書としてのタイトルは『クライム』。文庫になってタイトルが変わったみたい。前半は新宿・歌舞伎町を舞台にどす黒い面白くもない物語が展開する。樋口明雄作品初めてのハズレかと思ったが、中盤から山に入り、一変。それまでの登場人物が複雑に絡まり合って、重なりあう。特徴は主要登場人物がみんな悪人だということ。そのせいで途中までは結構不快だった。
功刀と千晶の最後は納得行かなかった面もあるが、最後は樋口明雄、最後はしっかりと締めてくれた。

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2013年04月18日

Posted by ブクログ

南アルプスの山中に現金20億円を積んだヘリコプターが墜落。その金は台湾マフィアが裏金を国外へ運び出す為のものだった。同僚をマフィアに殺された刑事・尾方、元台湾マフィアの功刀、組織の面子の為に、また己の野望の為に、二人を追いかける台湾マフィアの殺し屋・揚烈輝。それぞれの野望とプライドを賭けての現金争奪戦が始まった―。極寒の苛烈な雪山の中での壮絶なるサバイバル戦。20億の現金を手にするのは果たして誰なのか…。

出てくる登場人物、誰にもまったく共感できないのに、最後まで読ませるのはなぜだろうか。

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2019年02月24日

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