あらすじ ゆく宛のない旅の中、見知らぬ駅に降り立った笹森。「夜見」というその街で唯一の旅館に泊まることになった彼は、酒場で小夜子という女と出会う。彼女と街の不思議な魅力に捕らわれて、数日間この街に滞在するうちに、この土地に伝わる悲劇の伝説と、二年前に起きた旅行者の失踪事件を知ることになる。時間の流れが止まったようなこの街で何が起ころうとしているのか? 幻想的な古都を舞台に描くサスペンス&ホラー。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #泣ける #切ない #エモい すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 Posted by ブクログ しっとりとした叙情ホラー小説。リストラされ、当て所の無い旅を続ける笹森が立ち寄った『夜見』というひっそりとした街で次々と起こる怪異… 時間の経過が止まったような静かな街の風景描写が非常に上手い。こうした風景描写を土台に描かれる恐怖は最後には、しんみりした哀しみに変わる。 樋口明雄の作品では『約束...続きを読むの地』『狼は瞑らない』『光の山脈』といった冒険小説が好みであるが、この作品も同じような香りが漂っており、なかなか読み応えがあった。 『鬼火』の改題。 0 2013年10月06日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 逢魔ヶ刻の作品詳細に戻る 「小説」ランキング 「小説」ランキングの一覧へ