樋口明雄のレビュー一覧
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著者は、フリーライターでライトノベル作家。 酒浸り作家の断酒体験の本。
若い頃から酒浸りの生活が続く著者が、都会での飲み方や移住先の山での飲み方、断酒の経緯などを紹介する。著者のお酒に関する様々なエピソードが語られて、とても面白かった。
私自身は若い頃、会社の宴会で酒を飲みすぎて大失敗(会場で派手に吐いてしまった)して以来、自分の限界を知って、飲み方に気をつけるようになった。酒は、気分良くさせてくれるものだが、他人に迷惑をかけてはいけない。著者はアル中だったので断酒は必要だったが、酒を嗜む程度の人や普段あまり酒を飲まない人は、ここまでの決意は不要だろう。飲酒は量の問題。飲んでも理性を失わないこ -
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主人公の里村乙彦は、ファミレスを営む会社で手腕を振るった管理職だったが、65歳で定年を迎える。
帰宅した里村は、その日に妻の紀代実からいきなり離婚届を渡される。
理由が理解できない里村は茫然自失となるのだが、考えてみると妻の言い分も渋々理解する。
要は家庭を顧みず、仕事最優先で生きてきた40年近くの年月だった。
妻はその間、一人娘の美紀を育て、里村に不満を言うでもなく、毎日家庭を切り盛りしてきたのだが、定年を機に離婚を考えていたのだ。
里村は、頭の中では妻の言い分を理解しつつも、これからの生活に光明を見出せず、これまで以上にアルコールに身を任せ、悶々とした日々を送っていた。
そんな時、一人娘の -
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お久し振りに<南アルプス山岳救助隊K-9>シリーズの11冊目。
夏実が北岳で記憶喪失の男性と発見するところから始まった話は、その男性・水越和志とその妹・真穂の日常に、甲府市内で起きた連続殺人事件の捜査が絡み、加えて折々に北岳での山岳救助隊の様子が描かれていく。
巻頭に北岳周辺の地図は載っているが、今回もまた、甲府市内での事件が話の中心で、途中の北岳の場面は無くても話はつながるし、このシリーズ、最近はだんだん山岳救助隊の話から離れてきているのが残念。
捜査の話自体は面白くないことはなかったが、なんだかオカルトめいた話は分かったような分からないような結末だった。
以下、どうでもよいこと。。
谷 -
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<南アルプス山岳救助隊K-9>シリーズの10冊目。
今度も巻頭に北岳付近の地図はないが、今回は山を舞台にした160頁程度のお話が2篇。
最初の話には「風の渓」に出て来たアイドル安西友梨香が再び登場。ちょっとしたなりゆきで山を舞台に作品を構想中という作家の鷹森と一緒に北岳の頂上を目指すことになる…。
アイドルにせよ作家にせよ、その世界でトップにあり続けるのは大変ね。
傍若無人な作家先生が実はあんなんでしたというのはあまり面白みはなかったが、しっかり者で過去も乗り越えた友梨香は芸能界だけでなくどこででもきっと活躍できることでしょう。
次の話は息子を山で亡くした両親vs.山岳救助隊のお話。
誰か -
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<南アルプス山岳救助隊K-9>シリーズの9冊目。
巻頭に北岳付近の地図がないと思ったら今度も山から離れてのアクションか。
「クリムゾンの疾走」に出て来た大柴が再び登場。本庁から南アルプス署で拘留中の窃盗被疑者の移送を命じられた大柴が事件に巻き込まれ、一方、休暇で山を下りていた静奈がそれを知りバロンとともに現場へ向かうという展開。
大柴は飛び来る銃弾を間一髪でかわし続け、静奈は一足遅れを繰り返し、ようやく追いついてからは車を捨てて山を縦走する逃避行。追手は後ろから前から上からと、来るわ来るわ。それをひとりずつ屠っていく静奈の強いこと強いこと。
テンポよくサクサクと読めたが、話としてはちょっと雑 -
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北岳に行きたい理由が2つありました。1つは昨年叶ったんですが北岳にしか咲かないとゆう希少種の「キタダケソウ」をみるため日帰りピストンしました。花の時期が早いので6月の開山と同時に行ってきましたがもう終盤を迎えてましたが見れてラッキーでした。下界は晴れていたのですが2500m以上はガスに覆われ10m位の視界のなか、強風にミゾレまじりの雨が冷たくって、煽られながらも凛として咲く姿の可愛いらしい花でした。今度行くときは晴天の眺望のよいときに行きたいと思いました。
そして2つ目は、北岳~間ノ岳の「天空の縦走路」を歩きたい。3000mの稜線歩きが楽しめる日本最高地の縦走路があるのです。ここを歩いてみたい