樋口明雄のレビュー一覧

  • 南アルプス山岳救助隊K-9 クリムゾンの疾走

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    山岳小説なのに警察小説にするのが申し訳ない
    でも、今回は失踪感あふれる作品に仕上がっているのだが、山に登った(下見して)理由がいまいちわからない
    流し読みになれ過ぎてしまうのも問題だと自覚した(笑)

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    2019年05月08日
  • ブロッケンの悪魔 南アルプス山岳救助隊K-9

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    今作は、山岳救助隊と山荘の人達が山を舞台にしたある事件に巻き込まれる話で、ドキドキしながら読みきりました。

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    2019年04月01日
  • 白い標的 南アルプス山岳救助隊K-9

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    ネタバレ

    私の評価は★★★が最高点です

    面白いですね
    登場人物の行動原理が謎ばかりですけど、ストーリー展開や、登場人物もちゃんとつながってくるたたみこむ力
    主人公が30過ぎていてビックリですが、確かに短期間に事件に巻き込まれ過ぎなコトになるもんね
    山の神がチラり見えた(´・ω・`)

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    2019年03月23日
  • ヤマケイ文庫 レスキュードッグ・ストーリーズ

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    ネタバレ

    【評価は★3つが最高点】
    ※例外的に気に入ったのを4とか5とかにしています

    南アルプス山岳救助隊シリーズ2019.3.17
    読者はこういう虚構を前提としたうえでの
    大きな障害や人間模様に浸りたい
    虚構具合が最高の作品です
    長編も描けるわ様々な短編も描ける
    珠玉のドラマが沢山読めるお得本です

    2023.10.10再読
    人間模様が染み渡る、長編に疲れた・謎に振り回された
    自分の心をリラックスさせるために良い本です(´・ω・`)

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    2019年03月17日
  • ブロッケンの悪魔 南アルプス山岳救助隊K-9

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    カテゴリはサスペンスかな
    警察小説ですが内容はホワイトアウト(?)
    サスペンスの構成も上手いなあ
    主人公には少しだけ特殊能力を与えたけど、無駄な登場人物が無く、上手に役割を当てている作者の力量に拍手!

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    2019年02月28日
  • 男たちの十字架

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    南アルプスの山中に現金20億円を積んだヘリコプターが墜落。その金は台湾マフィアが裏金を国外へ運び出す為のものだった。同僚をマフィアに殺された刑事・尾方、元台湾マフィアの功刀、組織の面子の為に、また己の野望の為に、二人を追いかける台湾マフィアの殺し屋・揚烈輝。それぞれの野望とプライドを賭けての現金争奪戦が始まった―。極寒の苛烈な雪山の中での壮絶なるサバイバル戦。20億の現金を手にするのは果たして誰なのか…。

    出てくる登場人物、誰にもまったく共感できないのに、最後まで読ませるのはなぜだろうか。

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    2019年02月24日
  • 南アルプス山岳救助隊K-9 ハルカの空

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    前作で山梨県警察南アルプス署地域課
    この特殊な警察署の役割と生活・山の
    厳しさを知りました
    今回は何人かがクローズアップされて
    主役となります
    アノ神崎が・・・

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    2019年02月15日
  • 南アルプス山岳救助隊K-9 天空の犬

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    警察小説というには特別部門の話です
    主人公がイイデスね
    共感感覚・・・何気にすごい特技をお持ちで
    それも悲しい経験のなせる所だから単純には
    慶べないのですが

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    2019年02月15日
  • ヤマケイ文庫 レスキュードッグ・ストーリーズ

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    標高三一九三m、日本第二の高峰・北岳。そこに南アルプス山岳救助隊があり、山岳救助犬を伴うK‐9チームがいる。遭難者の救出、激烈な山岳気象や山の不可思議譚、さらに高齢者登山や南アルプスのリニア問題など、多様な視点から人と山、そして犬との絆を描き出す本格山岳小説集。『山と溪谷』連載時から好評を博し、文庫書き下ろし作品「彼方の山」を含む全13編。

    特に「相棒」は印象に残った。

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    2019年02月10日
  • 南アルプス山岳救助隊K-9 クリムゾンの疾走

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    シェパードばかりを狙った飼い犬の連続誘拐殺害事件が都内で発生していた。空手大会出場のため上京中だった山梨県警南アルプス署の神崎静奈の愛犬バロンまでもが、犯人グループに連れ去られてしまう。「相棒を絶対に取り戻す!」静奈は雨の降りしきる都会を突っ走る。激しいカーチェイス。暗躍する公安捜査員の影。そして事件の裏には驚愕の真実が!大藪春彦賞作家の書下しアクション。

    シリーズ第7作。勢いだけで読み切ってしまう。

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    2019年02月10日
  • 炎の岳―南アルプス山岳救助隊K-9―(新潮文庫)

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    “幻の名峰”として人気の新羅山。その日も登山客で賑わうなか突如、群発地震が襲う。不穏な空気が漂い火山学者は警告を発するが、行政に黙殺される。やがて噴火が始まり、逃げ遅れた人々を救うべく、救助隊員の静奈と夏実は相棒の犬と共に山頂へ向う。だが山中には凶悪な殺人者も潜んでいた。荒れ狂う山、襲いかかる魔手。決死の救出に挑む彼女たちにタイムリミットが…。

    ちょっと要素を盛り込みすぎかな。

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    2019年02月10日
  • 武装酒場

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    酒場で馬鹿騒ぎするだけの話。(^^;
    登場するよっぱらいが、本当にいそうな感じで楽しかったです。
    酔ってなんだかわからなくなる人って良く居ますしね。(^^;
    手榴弾が爆発したり、相当な大事になっている割に、読後感がさわやかなのも好印象。
    特別に描写が詳しいというわけじゃないけど、出てくる食べ物がとてもおいしそうに見えるのはなんでだろう?

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    2019年01月19日
  • 光の山脈

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    樋口氏のエッセイで取り上げられていた、作者の友人をモデルとして描かれた冒険小説。
    自らの力と犬の力のみを頼りに、山に入り獲物と闘う。
    自分の力が及ばなければ、自分が相手の獲物となる。

    山と犬、自然、猟友会、自然破壊。
    樋口氏が何度となく取り上げてきた題材に、ヤクザと結託した建設会社、村八分などのエッセンスが加えられ、正面から山と向き合う冒険小説になった。
    多くの命が失われるが、読後感は静か。

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    2018年12月02日
  • 南アルプス山岳救助隊K-9 クリムゾンの疾走

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    山岳救助犬シリーズ最新作。
    まさかの文庫書き下ろしで、発売されたことに最近気がついた…何故いきなり文庫書き下ろしなの〜?
    今作は北岳ではなく、空手大会出場の為に東京を訪れた神崎静奈が、運悪く、シェパードの連続誘拐事件に遭遇してしまい、バロンを攫われてしまう。
    静奈はバロンを取り返す為に、必死に犯人を追う。
    いくら大事なバディを取り返したいと言っても、本来は警察官。あまりにも取り乱し、常識を外れた行動を続ける静奈に同情の余地はない。それでも、簡単に事情聴取も終わってしまって、前にも書いたけど、この作者さんは大規模犯罪を絡めた話は向いていないと思う。
    公安やテロ組織の話より、やはり山の安全を守る人

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    2018年08月19日
  • 南アルプス山岳救助隊K-9 クリムゾンの疾走

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    タイトル通り、一気読みできるサスペンス。
    今回の主役は静奈とバロン。
    シェパードばかりを狙う連続誘拐犯に拐われたバロンを追う静奈が犯人たちと激闘を繰り広げる中で大変な窮地に陥る序盤はハラハラドキドキの連続だったが、意外にアッサリと解決。
    その後公安が絡んできてどんな横槍や駆け引きがあるのかとワクワクしていたが、こちらもしつこくなく退場。
    所轄の中年刑事が良い味を出していたが、もう少し活躍して欲しかったような。
    面白いんだけど色々半端な感じがしたのが勿体ない。
    夏実と深町は相変わらず進展なし。
    静奈は曾我野に思われてるのかと期待してたら、そう来るか。
    しかし夏実も静奈もしばらくは仕事に情熱を向け

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    2018年04月18日
  • 武装酒場の逆襲

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    前作武装酒場で無茶苦茶な強さを発揮した居酒屋善次郎の面々。
    今度もまたやってくれました。
    いやぁ、人民は弱いけど、酔っ払いは強い。
    酔っ払いの本領発揮で国家権力の横暴に立ち向かう。
    胸がスカッとするめちゃくちゃなお話し。

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    2018年04月02日
  • 武装酒場

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    あの爽やかな「天空の犬」シリーズの樋口明雄さんの、もう一つの顔、ハードボイルド系の作品だけど、そこにヨコジュンが入ってきてしまうはちゃはちゃ感。
    色々なものを書ける作家さんなんだなというよりも、変遷してきた昔の作品という感じなのかも。
    「天空の犬」を期待してはいけませんが、出張の列車で軽く読むにはとても面白い作品でした。
    天空の犬が好きだけど、はちゃはちゃ小説に眉をひそめる方は、スルーすることをお勧めします。

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    2018年03月30日
  • ミッドナイト・ラン!

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    必然性はまったくなし、偶然に偶然をつみかさね都合よくはなしが進む、小説なのだけら当然と言えなくもない。ただ、それをやり過ぎると白けてしまう、勢いがあるように見せているだけで、エロもグロ(鉄バットで頭を割る話しはありるが、中途半端)もなにもない、唯一、マシンガンをぶっ放すところに勢いを感じてくださいってとこ?車が空を飛ぶに至るつなぎが乏しすぎる。

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    2018年02月11日
  • 狼は瞑らない

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    内容(「BOOK」データベースより)

    佐伯鷹志は、かつて警視庁警備部警備課に在籍し、SPとして、政治家の警護をしていたエリート警察官だった。いまは一線を退き、北アルプスと立山連峰に挟まれた広大な山岳地帯で遭難者を救助する、山岳警備隊の隊員である。その佐伯を狙う謎の暗殺者集団。彼らは、警察と政界の闇を知りすぎた佐伯を消すために送り込まれた“掃除屋”だった。

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    2018年02月08日
  • 南アルプス山岳救助隊K-9 レスキュードッグ・ストーリーズ

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    発売順から言うと、今作の方が先のようだけど、「白い標的」から読んでしまった。
    今作は12篇からなる短編集。
    短編だと、サスペンスの様相が減るから、従来の山岳救助隊の様子が描かれる。
    どの作品もいいが、作者自身「ターニングポイント」と言う「相棒」は展開が読めていても、なけてしまう…
    こういう人気シリーズになると、時間軸を止めてしまうものもあるが、今作はきちんと時間軸を追っていて、悲しいけど、それが現実だと思うと受け容れない訳にはいかない。

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    2017年11月18日