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Posted by ブクログ
南アルプス山岳救助隊K-9シリーズの短編集。
全て日本第二位の標高を誇る山、北岳が舞台になっている。
火山じゃない山としては、日本最高峰なんだって!
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前に読んだ『火竜の山』から主人公は夏実なのかと思っていたら、この短編集は主人公がK-9の他のメンバーだったり、山小屋のアルバイトの子だったりと変わっていく。
面白くて続きが気になって、あっという間に読み終わってしまった!
救助犬たちも可愛いし。
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夏実の相棒はボーダーコリーって何回も書いてあるのに、実はずっと頭の中でコーギーを思い浮かべてた…(^v^;)
メイ、ごめんね!
表紙にちゃんと絵まであるのに!
ってか、『火竜の山』からずっと頭の中でコーギーだったわ…。
今作の中盤で、突如として毛色がそんなコーギーっていたっけな…ハッ‼︎ってなった。
思い込みって怖いわぁ。
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それにしても山に登る人のマナー違反て、う〜んて思う。
馳星周さんも解説の中で「山に登る人間が増えれば、山の上では下界と変わらない光景が繰り広げられることになってしまうのだ。」と書いてらっしゃったけど、本当にそうだなぁ…と。
わざわざ山に登ってまで、そんなマナー違反をするなんて!って思うけど、人間は色んな人がいるからなぁ…。
良い人も悪い人も。
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遭難の話が続くので、山が兎に角怖くなってしまって、私は登らないな!とか思ってたのに、最後の方には山に登ってみたくなってしまった。
不思議。
このシリーズ面白いので、他の作品も読んでみたい。
Posted by ブクログ
山梨の南アルプスを舞台にした山岳連作短編集の第二弾。
前作に続き、本作も警察の山岳救助隊で山岳救助犬のハンドラーを務める星野夏実を中心に描かれる人間ドラマと、まるで眼の前に迫って来るような山の描写が秀逸であった。
本作には6つの短編が収録されているが、いずれも素晴らしい短編である。中でも、『サードマン』と『ハルカの空』、『NO WAY OUT』が良かった。また、『北岳に来ただけ』の改題作の『ビバーク』は単行本未収録というのも嬉しい。
『沈黙の山』、『ランナーズハイ』、『サードマン』、『ハルカの空』、『NO WAY OUT』、『ビバーク』を収録。
是非、山の厳しさと包容力、人間が心の底に秘める様々な感情や想いを味わって欲しい。
Posted by ブクログ
<南アルプス山岳救助隊K-9>シリーズの2冊目。
ようやく巻頭の北岳周辺の地図も頭に入りだした。
山岳救助隊員のそれぞれが主人公になる話が6つ。
色んな要救助者があって、その救出に隊員と犬たちが活躍するというお話だが、季節・天候・登攀ルートその他諸々手を変え品を変え、山に登る人の背景や心情を映して、読み心地が良い話が続く。
中でも、表題作は、これだけが隊員ではなく夏の山小屋のアルバイトを主人公にした話だが、救助隊員だけではない、山での仕事の苛烈さがさりげなく描かれている佳品。
物語の中では、山を駆けて救助に向かったり自分よりも重い人を背負って歩く隊員の様子が何度も出てくるが、「NO WAY OUT」では、冬山の過酷さが詰め込まれていた中、それに負けないその日常の鍛錬の成果が凝縮されていた。
「サードマン」も、ああいう現象があっても不思議ではないと思わすものがあった。
Posted by ブクログ
巻末を見て初めて知ったのですが、警察が山に救助犬を配置しているという事は無いんですね。すっかり本当にある組織だと思ったのでびっくりしました。
北岳という日本2番目の高峰を舞台に、救助犬とそのハンドラーである婦警を主人公にした作品です。
当たり前ですが、この本の登山者はすぐ遭難するし滑落するので読んでいると登山怖いと思ってしまいそうですが、しっかり準備して過信せず、天気予報をがっちり確認して行動すれば大丈夫なんですよね、きっと。わからんけど。
今作は山岳救助隊それぞれが主人公の連作となっているので、前作で登場した仲間たちの素性が知れてとてもよかった。救助犬が活躍しない作品もあったけれど逆にそれがアクセントになっていると感じた。
全体的に山を愛している感がにじみ出ているので、読んでいると登山行きたくなってきます。そんなハードなやつではなくて、一泊二日で行ける位の・・・・。
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