あらすじ
南アルプス北岳周辺にある5軒の山小屋(白根御池小屋、広河原山荘、北岳山荘、北岳肩の小屋、両俣小屋)の日々を描くノンフィクション。
小屋開け、山岳遭難救助、山小屋生活の日常、小屋番の素顔など、宿泊・通過するだけではわからない、山小屋の裏側を描く。
単行本刊行後、それぞれの山小屋では、経営の変動、管理人、スタッフの異動、小屋の改装や建て直しがあった。
これらの変化について追加取材、加筆し文庫化。
解説・羽根田治。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
北岳にある5つの山小屋に樋口明雄さんが出向き、管理人さんたちにインタビューをしてまとめたノンフィクション。自分自身が2度北岳に登ったことがあり、小屋にはとてもお世話になったので、その裏側の事情を知りたいと思って手に取った。ルールや仕事の分担など、想像以上に小屋ごとの個性があって面白いが、基本的にはなんでもこなせるマルチな技術がスタッフには求められている。当たり前だが、必要なものがすぐに手に入るわけではない厳しい環境で生きていくためには、どんな状況にも臨機応変に対応できるスキルが欠かせないからだ。
訪れたことのある小屋にもっと愛着がわいたし、唯一足を向けたことのない両俣小屋にもぜひ行ってみたくなった。
Posted by ブクログ
訪れた山小屋で見つけたので読むことに。今いる山小屋のことや周辺の小屋を支える人々の話がリアルに記されていた。北岳は人に会いに行く山だという表現がとても素敵だと思う。