toi8のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
全体的に何がしたいかわからなかった本。
一冊の雑誌でこうまでバラバラの雰囲気になるものなのかと思いましたが、そこはあとがきに「少しずつ親交を深めさせていただいた作家の皆様と〜」とあったので、そういうスタンスで作られたんだと、まあ納得。
ただ、たまにこれはBLなのかと「?」が浮かぶ作品もあったりして、素朴な作品を集めたのかと思いきや、よく見かけるような普通のBLも載っていて、結局どういう雑誌なのだろうとスタンダードを探り探りで読んでいると、結果的にどれも食いあぐねてしまうような構成。
どの作品も単体では読めるのですが、こうまとめられてしまうと読みづらい。
ところで紙の質感と活字、奥付あた -
Posted by ブクログ
こっちが眠る竪琴よりも先だったらしい。サブタイトルじゃなくて、番号を振ってくれないものか……。
短編? 三つ?
話によって物語の中心人物が異なる。
中心人物は必ず事件を発端にした謎の中にあり、その謎を解く為に行動を始める。そこに助言者(多分シリーズ主人公)が現れ、助言を与える。
最終的に謎解きは、シリーズ主人公が勤めることになる。が、このシリーズ主人公は明らかにNOT人間である。要するに人外。
これまで読んだ感じによると、どうにも被害者的立場にある中心人物もまた、罪を抱えて事件の発端を担う、という感じになっているらしい。完璧な被害者はだから存在はしない?
だから……あれかな? 物語的に -
Posted by ブクログ
面白くはあったが……。
ミステリ的な観点で言うなら、これもまた「良くあるタイプ」であり、反面ファンタジー要素が織り交ぜられているので「例を見ない」ものになるのかもしれない。
探偵役がいて(しかし本物の探偵ではない)それに助言する人物達と、彼らが構えている店(本拠)があり。
謎が存在し、それを説き――というのがミステリ要素で、しかしながら最終的な謎解きが人外によって行われる――ところがファンタジー?
良く判らないな……。
が、読みやすい。それ程文章も難しいものではないし、横文字名がそれ程多くはないので、名前が覚えられなくて困る、ということもなかった。
短編? 三話――だったかな? 収録。
眠る