あらすじ
ホストあがりの毒舌イケメン陰陽師、安倍祥明がよろず相談ごとをうけたまわる占いの店「陰陽屋」は王子稲荷界隈のみなさまに支えられて順調に営業中・・・だったのだが、アルバイトの妖狐、狐耳少年沢崎瞬太の高校の熱血担任が乗り込んできてひと騒動。また、祥明に結婚をせまる女性客の来店など、次々とピンチが到来。へっぽこコンビの運命はいかに!?
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祥明のおじいちゃんに、瞬太のおばあちゃんが何ともかわいらしい。相変わらず瞬太の周辺を取り巻くお友達も味があって、楽しく読めた。瞬太のママの妖怪騒動。本当に誰のいたずら?だったのだろう。
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【あらすじ】
ホストあがりの毒舌イケメン陰陽師、安倍祥明がよろず相談ごとをうけたまわる占いの店「陰陽屋」は、王子稲荷界隈のみなさまに支えられて順調に営業中…だったのだが、アルバイトの妖狐、狐耳少年沢崎瞬太の高校の熱血担任が乗り込んできてひと騒動。また、祥明に結婚をせまる女性客の来店など、次々とピンチが到来。へっぽこコンビの運命はいかに!?大好評既刊『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』待望の続編。
【感想】
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読み終わりました!
…相変わらず瞬くんと祥明さんのコンビ!面白いです(〃ノωノ)
続きが気になって、またもや読み進んでしまった♪♪
それに瞬太くんが////
好きな子と一緒のシーンは私までドキドキしてしまい。。笑
読みながら瞬くんのこと応援してました☆
緊張するとキツネになりかかったりする所がかわいくて♡
そういうのをひっくるめて瞬くん可愛い(≧∀≦)
ふわふわの尻尾。。触ってみたい!
瞬くんばれないように頑張ってるけど
友達は気づいているけど、気づかないふりをしてくれて
こういうクラスメイトがいてくれて大切にされていて幸せ者だなと思う♡
もう青春ですね!!!
こういうお話大好きです(〃ω〃)
読んでいる私も楽しませてもらっています♡
続きが気になります♪
思い返せばこの本。。初めて開くとき目次を見たら
なんと「ゴースト・バスターズ」と(≧ω≦。)プププ
朝ドラのあまちゃんを思いだしてしまいましたww
しかも二度見してしまった(笑)すみません(^_^;)
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第一弾よりもパワーアップして面白いです。キツネ耳中学生は高校生となり、学友とのエピソード、はたまた先生とのバトル(?)など、前作より学校の話が充実してます。もちろん前作同様、ほろりとさせる部分もあり、その意味でもパワーアップしていると感じます。
さらなる続編の予感を漂わせつつこの巻は終わりを迎え、次なる展開が楽しみでなりません。
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街の商店街に、イケメン陰陽師と妖狐の可愛い少年がいる店があったら…
楽しいだろうなー! ずうっと、楽しみに読んでいたシリーズ2作目です。
イケメンで評判の陰陽師・安倍祥明は商店街の地下に占いの店を構えています。
陰陽師そのものの和装で長い黒髪、クールで占いも的確…というか、本音では毒舌だけど、仕事となると喋りが上手い(笑)
雇われているのは、式神の恰好ということで狐の耳にしっぽ、童水干姿の沢崎瞬太。
実は王子稲荷で拾って育てた、人のいい両親に溺愛されている、本物の化け狐。
耳もシッポもびっくりすると生えてきちゃう、本物なのだ。
当人はバレていないつもりでいたが、実は同級生にはとっくに知られていたという。
高校生になった瞬太の担任が熱心なタイプで、授業中寝てばかりいる瞬太を心配し、バイトをやめさせようと乗り込んで来たり。
元ホストだった祥明を追いかけて女性客が現れ、迫って来たり。
瞬太の母親が看護師として勤めている病院で、幽霊騒ぎが起き、それをきっかけに…?
キャラ設定を楽しく活かしつつ、違う雰囲気の小さな事件が持ち上がっては、実はけっこう腕がある祥明が解決したり、とぼけたお笑いで決着したり。
瞬太を囲むあったかい家族や同級生たちと、色んな困ったちゃんたちが笑わせてくれます。
ジャンル的には、妖狐が出てくるからファンタジーなのか? 日常の謎系の気楽に読める連作短編という感じ。
こういう話はもっと読みたかった!
Posted by ブクログ
陰陽屋シリーズ2作目
瞬太くんはめでたく高校生になれて
友達も同じ高校で同じクラス
問題なのは瞬太君の体質?について理解のない担任の先生
ドラマでは女性になってたけど、原作は男だったのね
ってか、それよりも祥明のお母さんが怖い(笑)
Posted by ブクログ
やっと!!やっとの『陰陽屋へようこそ』の続き!!
こんなエピソードがあったのか…
随分飛ばして読んでたなぁ~
祥明のおじいちゃんと瞬ちゃんが仲良いのがわかったよ~
瞬ちゃんの家のもろもろや只野先生のこともわかったし。
高坂くんとWEB部の関係もわかったし!!
何より!!瞬ちゃんが中学生から高校生になってた!!
こりゃびっくりだわ!!
気づかなかったよ…orz
色々気づけて嬉しい一冊でしたww
Posted by ブクログ
キャラクターの個性は、変わらず面白いです。
思ったよりも事件的な事が起こらず、坦々とした印象でした。
大きな事件はありませんでしたが、お馴染みのキャラクターが織り成す人間模様は、安心して楽しめます。
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さらさら楽に読めた一冊。
とりあえず先生が気の毒(笑)
今回は、女の人のちょっとした毒っていうか悩みっていうか、そういうものが題材。
「母性」(湊かなえ)を読んだあとだったから、毒に耐性があったのかな、可愛いなーくらいで読みきれました。
祥明のお母さんだけは…ちょっと…だけど。
とりあえず、瞬太かわいいです。
高坂くん、いいキャラです。
若干祥明さんの存在感がうすい…気がする…(笑)
Posted by ブクログ
陰陽屋へようこそ
の続編です
妖弧の瞬太君と陰陽師(インチキ?)の安倍祥明
妖怪と闘う正統派?陰陽師ものではないけれど、ほのぼの路線で好きなシリーズ
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前作の「陰陽屋へようこそ」から比べると登場人物の謎が解明されてしまった分、
少し面白さが落ちたかなというのが正直な感想。
ただ、その分主役の二人以外の登場人物に個性が出始めてきましたね。
特に委員長こと新聞記者志望の高坂君が俄然重要キャラになってきてます。
それと瞬太の祖母ちゃんが前作とは違うパンチのあるキャラになっているのも良い。
ラストはシリーズ化を目論み始めた意味深な終わり方になっているので、
今後の展開に期待したいと思います。
Posted by ブクログ
狐の子と分かって育てる親子
本当は凄腕の陰陽師なのに、インチキ
と思わせる店主
興奮すると、狐の子と判るので幼馴染の
学校には全員ばれているけど言わないルール
なんか優しい(*´▽`*)
Posted by ブクログ
読書録「よろず占い処陰陽屋あやうし」3
著者 天野頌子
出版 ポプラ文庫
p67より引用
“「でも、それなら別に、あのうさんくさい
店じゃなくても、もっと高校生のアルバイト
としてふさわしい仕事が他にもありますよ
ね?新聞配達とか、ファストフードとか」”
目次より抜粋引用
“秘密の沢崎家
占いにはご用心
ボディガード
ゴースト・バスターズ”
イケメンニセ陰陽師と妖狐の少年を主人公
とした、短編連作ミステリ小説。文庫書き下
ろし。
昼間に起きていられない体質と、その体質
に理解のない教師陣のせいで寝不足の主人
公・瞬太。遅れた弁解をしつつ、今日も陰陽
屋でのバイトに励むのだが…。
上記の引用は、瞬太の担任教師の台詞。
本気でこんな風に考えている人が先生だった
ら、あまり教えを請いたくないなと思います。
学校生活に恋愛にと、若者の穏やかで楽し
い日々や揉め事が描かれています。小学校高
学年から中高生くらいが、よんでいて面白い
年代でしょうか。おっさんにはちょっと辛い。
ーーーーー
Posted by ブクログ
瞬太の高校の熱血担任が乗り込んで来たり、祥明のホスト時代の元客が結婚を迫って来たり、瞬太が思いを寄せる三井のストーカー騒動や、瞬太の母の病院の心霊騒ぎと小学生時代にお隣さんが化けギツネだった瞬太の祖母と祥明の祖父が知人だった話。悪人や苦しさの全くないほのぼのさで、かといって退屈でもなく、安心する。
Posted by ブクログ
短編集。
「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」の続編。
現代の陰陽師・安倍祥明を中心にアルバイトの高校生・瞬太や周囲の人たちを巻き込んでの物語である。
軽妙な会話にほんのりと織り交ぜられた毒や、現実味はないけれど客として訪れる人たちの相談事に応える祥明は相変わらず面白い。
軽い感じで読めるほわんとした物語として、あまり本になじみのない人も手にとりやすい物語だったと思う。
Posted by ブクログ
よろず占い処の2~高校に入った沢崎瞬太の授業中の居眠りは相変わらずで,陰陽屋でのアルバイトを申請しても担任は頷かない。陰陽屋に出入りするうち地域の人々に怪しげな商売が受け入れられていると理科教員は納得する。祥明のホスト時代を知る客が,結婚できるという外れ占いの責任を取れと迫ってくる。彼女は3Kなのだが,では結婚しようと言われると逆に引く。中学から同級の三井にストーカーがまとわりつき,ボディ-ガードを瞬太が買って出ると,犯人は女子生徒で,三井の親友で剣道の達人のファンだと言うが,祥明は別の男子のことが気になっているのではないかと宣告する。それは,インフルエンザで私立校を受験できず,同じ高校に通う新聞記者志望の委員長だ。母の勤める病院のストックルームから夜な夜な音が聞こえてくる。雨漏りで谷中から王子に避難してきた祖母が根津で篠田という妖孤に出会っていると話が出た。祥明の祖父が同じアパートに住む学生だったと聞き,祖父がこっそり陰陽屋を訪ねるが~表紙絵の瞬太君は小さくて,女の子のような姿だなぁ。都内に妖狐の類いが10は生息しているという設定になってきた
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1作目を読んでいなくてもすんなり読める。
陰陽屋を営む祥明と妖狐の日常を描く。
全体的に文章は軽くて、派手な展開はない。
祥明の毒舌っぷりをもう少し楽しみたいところ。
妖狐の設定がもっとガッと入っていれば面白いんだけど。
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無事(?)に高校に入学した瞬太。
だけど高校の熱血教師がアルバイト先の陰陽屋に乗り込んで来たり、祥明に結婚を迫る女性が現れたりと次々とピンチが・・・
あいかわらずドタバタの陰陽屋(^_^;)
瞬太以外の妖狐の話も出てきたので、また続きが気になります(^^♪
Posted by ブクログ
ようやく高校へ進学できたと思ったら、担任に眠っているのをとがめられ
それが終わったと思ったら、結婚してくれと雇い主に迫る女性。
女性と言うものは怖いな、と思う話が…。
お母さんとはまた違った方向性の怖い女子生徒。
それをきっちりと操る委員長が素敵です(笑)
今回最後(?)に親戚というか身内というか
血族かも知れない人がちらっと会話に出てきますが
入院していた人もそうなのでしょうか?
身内であっても、素性が分かりそうでも、仕事の秘密は漏らさない。
そんなお母さんが素晴らしいですw
Posted by ブクログ
前作より狐である設定が生かされていたりして良くなっている。
他の狐の存在が匂わされたりとかも。
けど相変わらずの主人公の馬鹿さ加減だ。
しかも、接客をきちんと出来ていないのは読んでて違和感。
高校生ならもうすこししっかりできるような気が。
あと、バスケ部に入ってっていう件は必要だったの?
必要性が感じられない。もしかしたら次の前ふりなのか。
途中に出てくる遠藤の話で、あそこの中の良い二人の人間関係は入れ替え可能なんじゃないか?っていう問にきちんと回答してた方がいい気がする。
Posted by ブクログ
“「あ、そうだ。おれ、どうせ授業中も寝てばっかりだし、高校やめちゃうっていうのはどうかな?」
「「絶対だめ!」」
みどりと吾郎は同時に言った。
「えー……いいと思ったんだけど……」
「あたりまえでしょ!せっかく奇跡的に都立に合格したのよ」
「陰陽屋さんに就職するっていうならまだしも、一日二、三時間のアルバイトのために高校をやめてどうするんだ。ちゃんと将来のことも考えなさい」
「うん……」
両親に異口同音で反対され、高校中退案はひっこめざるをえなかった。
「それに、高校をやめたら、もう三井さんにも会えなくなるわよ。いいの?三井さんと一緒の高校に通いたくて、飛鳥高校を受験したんでしょ?」
「か、母さん、なんでそれを!?」
瞬太は真っ赤になってうろたえた。三井春菜は中学からの同級生で、瞬太が常々、いいなぁ、と、ひそかに思っている女の子である。小柄できゃしゃでかわいくて、その上、いつもシャンプーのいい匂いがするのだ。”
今回も面白かったー。
高坂くんがなかなかお気に入り。
toi8さんの表紙も素敵。
“「もういいわ、ショウがそうやって逃げまわるつもりなら、あたしは一生、あなたの責任を追求し続けるから!」
高らかに呪いの言葉を吐くと、季実子はくるりときびすを返し、陰陽屋をかけだしていった。
祥明は、倒れるように椅子にへたりこむと、大きくため息をついた。
「悪かったな……」
珍しく槙原に謝る。
「びっくりした。最短失恋記録だ」
槙原は頭をかきながら苦笑した。
「すごく結婚したがってるから、相手を紹介してやったのに、なんだって彼女があんなに激怒したのか、さっぱりわからん」
「要するに、おまえにぞっこんってことじゃないのか?」
「そういう雰囲気は感じないんだが……」
「じゃあ、ただの面くいか?」
「結婚相手を顔で選ぶ女なんていまどきいるのか?」
「顔じゃなければ何だろう?陰陽師好き?貧乏好き?それとも逃げられれば逃げられるほど追いかけずにはいられない、ハンター体質なのか?」
「おいおい」
祥明は頭をかかえる。
瞬太は、季実子にだしそびれたお茶を槙原の前に置く。
「あの調子だと、祥明が結婚届、じゃなくて、婚姻届だっけ?にサインするまで、季実子さん、毎日来るかもな」
瞬太の不吉な予言に、祥明は肩をビクッと震わせた。
「キツネ君、なんて恐ろしいことを言うんだ!言霊って日本語を知らないのか?」”