あらすじ
王子稲荷のふもとの商店街、ホストあがりのイケメン毒舌陰陽師が営む占いの店「陰陽屋」は今日も細々営業中。ある日かけこんできたのは、アルバイトの妖狐高校生瞬太のクラスメイト。文化祭の演劇でヒロイン役を狙って争う女子二人からの依頼は不穏な雰囲気で・・・。呪詛や晴れ乞い離婚の調停、素人手相占い処に依頼人の訪問は絶えず。瞬太の恋の行方、祥明対いわくつきの母との攻防戦も気になる、大好評シリーズ第3巻!
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再読だが、最初に読んだ時に登録を忘れていたらしく、初読み登録になってしまった。文化祭の内容がお芝居になったのに、怜が出来ないと言った途端に、配役変わるならお芝居する意味が無い!とは…。流石に女子たち、高校生になってワガママすぎでは??と思ったり。まぁフィクション小説なのだが。それにしても、ヒロインの座を自分が獲得するために相手を呪おうとするとは…怖い怖い…。
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瞬太と三井さんの恋も何だかかわいらしい。今回も、陰陽師のおじいちゃんがいい味だして登場。離婚騒動を巻き起こした倫子さん、その後どうなったのかな・・・
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【あらすじ】
王子稲荷のふもとの商店街、ホストあがりのイケメン毒舌陰陽師が営む占いの店「陰陽屋」は今日も細々営業中。ある日かけこんできたのは、アルバイトの妖狐高校生瞬太のクラスメイト。文化祭の演劇でのヒロイン役を狙って争う女子二人からの依頼は、不穏な雰囲気で…。呪詛や晴れ乞い、離婚の調停、素人手相占い指導まで、よろず占い処に依頼人の訪問は絶えず。瞬太の恋の行方、祥明対いわくつきの母との攻防戦も気になる、大好評シリーズ第三巻。
【感想】
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やはり今回も面白かった。キツネくんと三井さんが少し発展したようで、読んでいてほっこりした。もちろんショウメイもかっこよくて、読んでよかったと思った。
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陰陽屋シリーズ第三弾。
今回も、それほど大きな事件は起こらないが、またもや瞬太の正体がばれそうになったり、別の妖狐がいるのではないかという、疑惑が生じたりと、いろいろあるが、それでも瞬太はいつでも寝てしまうのです!
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陰陽屋シリーズ3作目
やはり今回も「女って怖ぇ~」な印象
文化祭のクラスで演劇の主役程度で相手を呪うとかって発想がもうね
あと、離婚の話しとかね
イライラしてるのはどっちなのかってのは水掛け論だけど
相手よりもまず自分を顧みるべきだよね~ とは思う
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今回も面白かったし、瞬太くんが可愛いかったです~
どきどきすると目が金色に、耳が狐耳に変化しそうになったり・・
結局三井さんも気付いてたのかな?
と、もしかして三井家も本当の家族じゃないのかな?
という疑問も感じたけど・・
高坂君と店長さんも駆け引きも笑えます☆
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りり…また巻間違えた…
もうバラバラで読むしかないね!!(開き直り)
今回のお話は前巻を読んでないとピンとこない感じでした(ピンと来なかった人)
三井さんは可愛いけど瞬ちゃんには脈無しだねぇ…
祥明は相変わらずの毒舌でした☆
捨て子だって化け狐だって親子は親子!!
仲良ければ全て良し!!
親子でも祥明みたいなとこもあるしね…
しかし、祥明母恐るべしだな…ドラマにも出てくるのかしら?
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陰陽屋シリーズ第三段。さらっとあっさり気楽に読めるお話でしたね。瞬太君はかわいい。祥明は丸くなってきたかな?
この秋にドラマ化されるみたいですね。楽しみです。
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陰陽屋の毒舌店長とアルバイトの高校生、キツネくんの物語第三弾。文化祭の準備から後日談までが書かれています。その過程で騒ぎが起きたり、キツネくんが片思い中の三井さんに告白を決意したり…。今後の伏線として考えられるのは、化けギツネがほかにもいたかもしれない、という点でしょうか。二巻までで築き上げられた世界へ、安心して浸ることができました。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目
女の子同士のいざこざに巻き込まれる瞬太。
凄くピュアで可愛い(笑)青春ていいね
!
祥明のお母さんは、これからも瞬太にちょっかいだしてきそうで怖い…
個人的には萩本さん出番増えないかなぁ!
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シリーズ第三弾。
登場してくる人、みんなのんびりしていて、今回、ライバルを呪う、なんて物騒なお話もあるんだけれど、それすら、ほのぼのしている。
読後、ほんわか出来る、いいお話でした。
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3
キツネくんの恋が少しだけ進展したような、変わらないような。
彼もそうだがクラスの友人まで純粋すぎる。
手相占いで手に触れる程度でいっぱいっぱいとは。
高校生でこれは可愛い。
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読書録「よろず占い処陰陽屋の恋のろい」3
著者 天野頌子
出版 ポプラ文庫
p141より引用
“ 大丈夫。会える運命だったら、無理に探
さないでも必ず会えますよ」”
目次より抜粋引用
“ガールズ・ウォーズ 夏の陣
晴れ乞いは喉ごしさわやか
呪いマンションの化けギツネ
片思い男子占い店”
イケメンニセ陰陽師と妖狐の少年を主人公
とした、短編連作ミステリ小説。
夏休みまであとわずかの放課後、ぐっすり
と寝ていた主人公・瞬太を担任の教師が揺り
起こし、職員室へと呼び出した…。
上記の引用は、主人公・祥明の祖父の台詞。
瞬太の本当の親についての一言。
本当に重要なことは、なるようにしかならな
いものなのかもしれませんね。
文化祭の話題を軸とした巻。周りは盛り上
がっていたけど、自分は全然盛り上がれな
かったことを思い出して、ちょっと切なくな
りました。
実写映像作品にもなっているようなので、
読むのが苦手な方はそちらから見るのもいい
のではないでしょうか。
ーーーーー
Posted by ブクログ
ドラマでは瞬太と三井さんは直接のかかわりは全然なかったけど本ではクラスメイトで瞬太の片思いがかわいい。
祥明のお母さんはかなり強烈キャラですね。今回も大暴れ。
Posted by ブクログ
よろず占い処の3~高校1年の夏休み,赤点ばかりで補習を受けねばならないが,寝てばかりで身に付かない。秋の文化祭のクラスの催しで劇をやることになったが,倉橋伶が主役に決まり,二人の同級生がヒロイン役を狙って,ライバルに呪いを掛けたい模様だが,肝心の倉橋は降板を決めて,迷路をやることに決まった。梅雨が長引き,ビールが売れない酒屋が晴天に変えることは出来ないかと陰陽師に依頼してきたが,当然できない。祥明の祖父から,蔵書整理のアルバイトが入り,一冊の本が託され,商売繁盛の祈祷は,長寿の願いへと変化した。国立の幼馴染み槙原の妹は結婚して,マンション暮らしをしているが,夫は漫画喫茶に寝泊まりしていて,帰宅しない。離婚の危機に,祥明に泣きついて来たのだ。マンションに行ってみると瞬太の鼻に臭いはきつすぎ,耐えられない。消臭剤を撒いて一時しのぎはしたが,転居させるしかない。9月に入り,実習に来た女子大学生に惚れた新聞同好会のメンバーの一人は,堂々と手を握られる場として,手相占いを同好会の催しに実施する。病院から逃げた患者:萩本が化けキツネという噂を聞いて,やってきた。祖父が化けキツネだと云う~高校で60点未満が赤点って処はないでしょ。大学はそうかもしれないけど。彼女は東京外語大出らしいけど,一体幾つなのだろうかと調べても判明しなかった
Posted by ブクログ
相変わらず、トラブルに巻き込まれている陰陽屋の祥明と化けギツネの瞬太(^^;三井さんとの恋はなかなか進展しないけれど、秘密を打ち明けたり、三井さん作の皿を買ったりして、かなり頑張った!化けギツネの孫が登場して遂に瞬太の出生の秘密が?!と思ったけれど、まだまだ先は長そう(--;)毎回、両親をはじめ商店街の人や友達が暖かく瞬太を見守っているのに癒される(^^)あぁ瞬太の耳もふもふしたい(*^^*)
Posted by ブクログ
陰陽屋シリーズ3作目。
文化祭の演劇でヒロインを狙う女子二人に、雨乞いならぬ晴れ乞いの願い、離婚の調停など今回も様々な依頼が舞い込む陰陽屋。そして、瞬太の恋の行方は・・・?
相変わらずドタバタしていて、今回も面白しろかったです。
今後にも期待です。
ところでドラマ化するみたいなのですが、小説の設定通りのなのかな??
ちょっと心配です。
Posted by ブクログ
☆3.4
陰陽屋シリーズ第3巻。文化祭のヒロインの座を争う2人の女子の話から始まります。「人を呪わば穴二つ」の「穴」って墓穴のことだったんだ...結局は自分に返ってくるってことなんだね。
ってか祥明の母さん、モンスターペアレントじゃん完全に...怖っ!!身内だったらほんと怖いだろうなぁ。
Posted by ブクログ
可愛い瞬太と癖ありの祥明の会話は面白くて
ほのぼのな感じ。
感じ過ぎてちょっと物足りなくなってきた。
もうちょっと、陰陽屋っぽいことをしてほしいけれどなぁ。
Posted by ブクログ
今回一番インパクトのあったセリフ。
「可愛い顔しちゃって、この泥棒狐!」
浮気相手、とかではなく、自分の息子が雇ってるバイトの高校生とか、優貴子さんは相変わらず飛ばしてるなぁと。瞬太の身が危ないかもしれない。
Posted by ブクログ
陰陽屋へようこそ の3冊め
毒舌陰陽師祥明と妖狐瞬太が営む 陰陽屋に現れる依頼人達や 瞬太の高校生活を軸に展開していく短編集
楽しく読めました
まだ続きそうです
Posted by ブクログ
“「じいちゃん、これどのくらい読んだの?」
「ほとんど読んだよ」
「まじか、すごいな」
漫画以外の本をまったく読まない瞬太は、感嘆と驚愕のまじった声をあげた。
「もしかして祥明も?」
「ヨシアキも子供の頃から、よくここにこもって本を読んでいたけど、せいぜい半分か三分の一だね」
「子供の頃から?」
「普通の男の子がやるような、サッカーやキャッチボールはあんまり好きじゃなくてね。雨の日はもちろん、晴れた日にも一人で本を読んでいたよ」
だから陰陽屋なんて妙な商売をはじめる大人になったのか、と、瞬太は納得する。
「そういえば、最近、ヨシアキの様子はどうかな?」
「あいかわらずだよ。面倒くさがりだし、子供には冷たいし、祭文は二つしか覚えてないし」
「ほほう」
愉快そうな笑みがこぼれる。
「あ、ごめん、じいちゃんの孫だった」
瞬太は慌てて謝った。”[P.117]
恋のお話短編集的な。
瞬太君もう一押し頑張って。
“「でもおまえ、ドキドキすると必ず耳がキツネにかわっちゃうんだろ?」
「うっ」
「手を握ろうとしたところで、耳がキツネになっちゃって、三井に、きゃー沢崎君その耳なに!?やっぱりあの記事本当だったのね!?なんて騒がれてみろ。雰囲気ぶちこわしだぜ?」
「ううっ」
「話しとけ。きっちり事情を説明しとけ。でないと一生三井とキスできないぞ」
「その前に、好きだって告白すらできないとか言ってなかったっけ?」
高坂からも追い討ちがかかる。
「そ、そうだった……」
「ずっとこのままただの同級生でいるのなら、なあなあでもいいんじゃないのか?」
岡島が、優しいのかそうでないのかわからない見解をのべた。
「でも三井ってけっこうかわいいから、沢崎がもたもたしているうちに、他の男子にとられちゃったりするかもしれないけどな」
江本がニヤッと笑う。
「ううう……わ、わかった。三井に話すよ。話せばいいんだろ?」
瞬太は自分でももういったい何度目だかわからない決意表明をした。”[P.244]