toi8のレビュー一覧
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よろず占い処の6~年末を控え,三井は母に誘われたキリマンジャロに行くか,父に誘われた上越スキー旅行か,悩んだ末,大晦日には王子の狐行列に決めた。父が所沢のドッグ・ランに連れて行ったジロが行方不明で,すぐり在処は判明したが,寂しい拾い主は返してくれない。谷中に住む祖母が相談を持ちかけてきたのは,家を売って猫カフェにしろという者の撃退だ。霊が憑いているという噂を流すために,瞬太も出掛けたが,化け猫と間違えられてしまった。ホストクラブのバーテンダーからの依頼は,化けキツネの捜索らしいが,依頼してきたバーテン自体が狐っぽい~最初の方の本まで絡んできて,楽しそうな展開が見える
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よろず占い処の4~伶の双子の兄・倉橋ツインズが恋の悩みで陰陽屋にやってきたが,祥明は相手にしたくないようだ。どうして来るのか聞くと,三井の携帯の待ち受け画面を見ろという。ホストクラブの昔の仲間が,ショウが追い出す形になった前のナンバーワンを呼び戻すように求めてきた。勝負はカラオケ。上海亭を誹謗中傷の書き込みは,忙しさで出前に行かされるバカ息子が送ったものだった。キツネ君の父親が元の同僚に誘われ,会計事務所を手伝うことになったが,そうなると陰陽屋のアルバイトはやめねばならない。国立の祥明の隣の柔道場に呪詛の道具を埋めているのは,祥明の母だった~軽すぎる話も疲れている人には楽で・・・
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よろず占い処の3~高校1年の夏休み,赤点ばかりで補習を受けねばならないが,寝てばかりで身に付かない。秋の文化祭のクラスの催しで劇をやることになったが,倉橋伶が主役に決まり,二人の同級生がヒロイン役を狙って,ライバルに呪いを掛けたい模様だが,肝心の倉橋は降板を決めて,迷路をやることに決まった。梅雨が長引き,ビールが売れない酒屋が晴天に変えることは出来ないかと陰陽師に依頼してきたが,当然できない。祥明の祖父から,蔵書整理のアルバイトが入り,一冊の本が託され,商売繁盛の祈祷は,長寿の願いへと変化した。国立の幼馴染み槙原の妹は結婚して,マンション暮らしをしているが,夫は漫画喫茶に寝泊まりしていて,帰宅
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よろず占い処の2~高校に入った沢崎瞬太の授業中の居眠りは相変わらずで,陰陽屋でのアルバイトを申請しても担任は頷かない。陰陽屋に出入りするうち地域の人々に怪しげな商売が受け入れられていると理科教員は納得する。祥明のホスト時代を知る客が,結婚できるという外れ占いの責任を取れと迫ってくる。彼女は3Kなのだが,では結婚しようと言われると逆に引く。中学から同級の三井にストーカーがまとわりつき,ボディ-ガードを瞬太が買って出ると,犯人は女子生徒で,三井の親友で剣道の達人のファンだと言うが,祥明は別の男子のことが気になっているのではないかと宣告する。それは,インフルエンザで私立校を受験できず,同じ高校に通う
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よろず占い処の1~中学3年のキツネ耳・沢崎瞬太は高校入学を願って王子稲荷に母みどりと詣でたが,新しい占い店ができたと看板を見て,ビルの地階に足を踏み入れた。瞬太の祖母に介護が必要になり,父吾郎がリストラで職を失い,相談した気分だったのだ。介護は息子に任せて,看護師資格を持つみどりが働きに出た方が良いと陰陽師の阿倍祥明は云うのだった。占い代の代わりに,ろくに勉強をしない瞬太をバイトに寄越せと商談がまとまる。キツネ憑きになった父が夜な夜な母を殴るという小学生の悩みを解決し,遺言状の在処を探る女子大生の相談に正解をみつけ,16年前に行方不明になった女性を捜し出す~ けもの耳が好きな男が多い,って解説