toi8のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレマスケット隊を拡充した聖王国は、第3回聖鍵遠征軍を組織、魔界へと侵攻を開始する。勇者は女魔法使いの提案で力をセーブして遠征軍に参加する。開門都市での戦闘は、マスケット隊が優勢で、銀虎公が命がけで魔王をまもり撤退し、城壁内で耐え忍ぶ。
同盟は、聖光協会の独占する為替業を、銀行で行うため取付騒ぎを引き起こす。
土の氏族と炎の氏族の争いから、一人のか弱い精霊が命を捧げ、理想郷を守った。理想郷の末裔の魔族では、それを物語として伝えた。土の氏族の末裔の人間は、過去を美化するためにその精霊を神として祀った。
この歴史を知ったメイド姉は火竜大公から「ひかりのたま」を借り受けるため、遠征軍のどれかを退かせるこ -
Posted by ブクログ
ネタバレクリルタイでは想定外の事が起こる。東の砦将が衛門族として参加することで、9氏族となり多数決での現魔王の廃位を逃れた。また執事の活躍で、蒼魔の魔王暗殺未遂を明らかにする。
追いつめられた蒼魔族は人間界へ侵攻し、白夜国を占領する。
聖王国では王弟元帥の下、聖骸奪還名目で、マスケット銃の生産と銃兵の育成を進める。
そして、蔓穂ヶ原の戦いが起きる。攻める蒼魔2万5千に対し、守る鉄の国5千500。そこに銀虎公率いる獣牙族8千が到着するが、マスケット隊を中心とする聖王国軍3万が両軍へ発砲する。最後は地形を利用した計略で引き分けとするが、犠牲は大きかった。
一方戦っていた蒼魔刻印王と勇者は、大主教の百合騎 -
Posted by ブクログ
ネタバレ魔王と勇者の活躍が少なく、1巻に較べパワーダウンを感じるが、クリルタイをどう乗り切るかはワクワクする。
前半、魔王は冥府宮で孤独に歴代魔王の霊に耐える。のっとられかけた所を勇者が玄室を壊して無理やり助けだす。
その頃人間界では、南部諸国と中央の戦争が準備され、一方で白夜の国から鉄の国へ奇襲があり、海からは蒼魔族の侵攻というピンチ。それを女騎士、軍人子弟、女魔法使いなどの力で阻む。
面白かったのは、青年商人が小麦を買い占め、(お金があっても食べるものがない)中央の通貨を弱くして、南部の馬鈴薯本位制で2大経済圏の構造を創り上げたところ。 -
-
Posted by ブクログ
今更Web版を読み、非常に面白かったのでコミカライズ版も手にとってみた。コミック版は掲載誌によって三種類くらいあるらしいのですが、絵的に一番好み&原作Web版を読んだ時の自分のイメージに近いと思ったので石田あきら版をチョイス。
Web版はテキスト・・・というより台詞だけで話が進行していくので(そこが面白いんだけど)、若干状況が掴みにくい時があり、そういった場面をビジュアル的に見ることができるのはいいね。
人に薦めるならば、やはりWeb版を薦めたい所だけど、このコミック版もよくまとまっているので、いきなりこちらから入るのもアリだと思う。
衝動買いに近いノリで買ったのだけど、買ってよ -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
【ややネタバレ、かな】
一、二、三巻と読み進めてきたが、全く飽きが来ない。先の一、二巻と比べると注釈が少なくなった気がする。ちょこちょこ挟み込んでくるあのマニアックな注釈はなかなかに勉強になるのだが、量的には三巻のそれくらいが読みものとして適当かもしれない。
本作としては初めての戦の描写もあり、なかなかにエキサイティングな内容になっていると思う。
巻を重ねるごとにページを進めるごとにキャラクターの深みが増していく(一見脇役のようなキャラクターでも)のも、この作品の魅力なんだろうな。個人的には、軍人子弟の活躍があると、というか軍人子弟の場面なだけでうれしくなる。つい応援したくなってしまうんだよな -
-
-
-