toi8のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
殺戮因果連鎖憑依体――古来から「鬼」や「悪魔」と呼ばれる存在だ。地球外生命体からもたらされた「能力」を用いて,殺戮因果連鎖憑依体を祓う機関、「門部(かどべ)」。巫女の力にて鬼を祓う日本の討伐機関。類まれなる才能を持つ若き封伐員・百刈圭は、両親の仇である鬼と戦うため、今宵も闇を駆ける。
いろいろ詰め込みすぎだしかなり厨二病だし展開がすごく速い。なんたって、鬼と祓伐員との戦いの物語なのだが、一巻からしていきなり第三勢力が現れて三つ巴になる。ああもう、SFだなあ。ラノベだなあ、おもしろいなあ!!
その勢いやよし、意気やよし。この厨二病は、正直クセになる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレふええ,おもちろいよう……ゲオルギウス会がとってもかっこいい!でもこのラストだと、次巻は初っ端でミケーラ以外全滅してるんじゃないのって様子ですごく悲しい。ミケーラがコスチュームチェンジしたりなんたりとすげーゲオルギウス会サービス満載巻でしたね!それに対して門部ときたら……。うう、辛気臭いよう,人死に過ぎである。
一応主人公であるところの,百刈圭と乾叶ですが,百刈パイセンは今巻はほとんど寝てるだけ(前巻喰らった大けがのため)だったし,叶チャンは親友のボディガードしてばかりであまり闘わないしで,影が薄かったなあ。今巻と次の巻とで前後篇と言う話ですから,次の巻ではさすがに大活躍してくれると信じて期待……し,していいんだよね?割と少年漫画の王道をところどころ外してくるので恐ろしい。百刈も乾も,一応主人公ではあるけれど,死ぬときゃあっけなく死にそうだもんなあ……。
それにしても,例の人の最強固有フィールドの名前が「ドミニオン」(領地という意味)って,アツすぎるなあ……。
総じてアツくて面白い一冊でした。それにしても続きが気になる! -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価は続編への期待をこめて。
作者が「タクティカル・ジャッジメント」を執筆していた時代に富士見の小説雑誌を購入していたので、「おおっ、懐かしいな!また法廷ものか~」と懐かしさにひかれて購入。正直、そのとき連載されていた小説の内容は覚えていなかったのだけど。そして私の好きなキャラ設定(笑)
非常に読みやすく、主人公である新米弁護士・本多の純粋な正義感が眩しいです。また、もうひとりの主人公である、主人公を助ける(?)ベテラン弁護士・阿武隈には、おおいに問題があって面白い。途中から話の結末は読めてしまうのが少し残念でしたが、その分道筋がしっかりしていて理解しやすかったです。
※ここから以下はネタバレになります。
阿武隈の策略(トリック)はなんといってもこの作品の核であり持ち味であるわけですが、はたして、読んでいる読者(わたし)は、それをどこまで正義として捉えられるのか、許すことが出来るのか、その判断が難しいところだな、と思いました。
阿武隈がラスト、裁判終了後に種明かしをし、本多から証拠捏造に対して責められて反論した際に言った台詞。
「だがな、たとえ無実だったとして、法律的に救える手立てがなかったらどうする?諦めて有罪判決を受け入れるか?依頼人にもそう言えるのか?あなたが無実だと知ってますが手立てがないので二〇年牢屋に入って下さいって 」
これを言われたら本多には論破できないですね。まさに悪魔的。
個人的に証拠の捏造に関しては………(理屈はわかるけど、う~ん)。今後、阿武隈の正義に、わたし(読者)がついていけるかが不安であり楽しみでもあります。また、阿武隈の過去に何があったのか?を含めた、主人公二人の信頼関係が今後どう築かれていくかによっても感じかたは変わってくるかと。
と、いうわけで続編に期待です!!
ちなみに、阿武隈が弁論の際度々口にする、検察には「被告人が合理的な疑いを差し挟む余地なく罪を犯したと立証する義務」があるが、被告側には、被告人が無罪であることを証明する義務はない、というもの。これ、知りませんでした。
被告人が無罪であることが証明出来ればそれが一番なのでしょうが、被告人以外の第三者でも犯行が可能であるという可能性を示すことが出来れば、検察側の起訴取り下げに繋がる=被告人側の勝利になる…(で、良いのかな;)。
それを知ってから考えると、検察側の勝利99%って怖いですね。いや、警察すべてを疑っているわけではないけれど。 -
Posted by ブクログ
軽やかで爽やかな気持ちになりました。本が好きな子って、いいね。愛らしく思いながら、ふんわりした気持ちで読めました。休日に読むのにぴったりだね。作中の言葉、
『言葉はわたしたちの、剣であり、盾であり、食事であり、恋人である。
言葉は時に、剣を防ぎ、盾を壊し、食事を隠し、恋人を奪う。
あなたが言葉の海に漕ぎ出す時には、言葉は船にもなるだろう。
あなたが言葉の空に飛び出す時には、言葉は羽にもなるだろう。
そして、いつかあなたが新しい世界に旅立つなら、
言葉の川を言葉の端で渡り、
言葉でつくられた扉を、言葉の鍵で開けるだろう。』
本は新たな世界への扉で、考えることがその扉を開ける鍵なんだろうな。いい言葉だ。