【感想・ネタバレ】冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた 5のレビュー

あらすじ

ほどける事のない親子の絆!

娘アンジェリンのおかげでかつての冒険者仲間の一人
カシムと再会することが出来たベルグリフ。
春が近づき皆を連れて一度トルネラへ戻ることにするのだが、父と娘はお互いのことを思うあまり気持ちがすれ違っていき……。
さらに家族のように思っているシャルロッテとビャクにある問題が発生してしまって!?

揺れ動く親子の形の行き着く先は?
そして、シャルロッテたちに降りかかる問題は無事解決出来るのか!?
親子を描く大人気異世界ファンタジー、第5巻…!

本編加筆はもちろん、書き下ろしエピソード「猫の尻尾と街歩き」も大ボリュームで収録!!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

冬の間、オルフェリンでベルグリフ、アンジェリン、シャルロッテ、ビャク、カシムの5人が一緒に住むことになった。凄く温かで楽しい雰囲気。勿論、そこへミリアム、アネット、マルグリットが絡んでくるし、不思議なギルねえさんやギルドの人たちも加わる。いいね。マリアから、魔王やとんでもない魔導士のシュバイツの話がもたらされ、不穏な空気も出てくる。春が近づき、一行はトルネラに帰ることになるが、一緒の馬車になった冒険者のヤクモとルシールがなかなかの味を出しながらも怪しい。とにかく暖かくて面白い物語だ。

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2023年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 シャルロッテの贖罪に一つの区切りが付く5巻である。
 彼女の贖罪はこれからの人生、これからの物語でも続いていくのだろうが、この5巻でのトルネラへの旅路で(特にボルドー伯への謝罪で)一つの区切りが付いた形だろう。

 ストーリーラインとしてはやや地味な巻で、剣戟が火花を散らすような展開は今回はお休み
 カシムが加わってのオルフェンでの生活から始まり、ボルドーを経由するいつもの旅路を経て一同でトルネラへと帰郷する物語である。
 その中での焦点は、上でも書いたようにシャルロッテの罪の清算。彼女を付け狙う追手のヤクモとルシールが、その上で重要な役割を果たしている。
 加えて彼女らは、ベルグリフが求めていた覇王剣についての情報を所持していた。大きな物語を突き動かす準備になるだろうポイントである。

 この作品らしい滋味のある文章でしみじみと描かれた合間の巻である。
 魔王相手に大立ち回りするのもいいが、娘のドレス姿に感涙する父を描くのもまたこの作品のらしい姿には違いない。
 評価としては星四つ半相当としているが、作品のらしさは継続的に健在である点は指摘しておきたい。

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2019年07月17日

ネタバレ 購入済み

それぞれの悩み…

今回はキャラクター達が悩みを苦悩する巻でした。

アンジェリンは自分の生みの親の事に…

ベルグリフはアンジェリンへと説いた、冒険者の在り方について縛られていないか…

ビャクは自分の中の魔王についてなど、それぞれがさまざまな葛藤を抱いてます。

ちょっと、ほのぼのは控えめでした…

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2021年12月20日

Posted by ブクログ

冬のオルフェンでアンジェリン、ベルグリフ、シャルロッテ、ビャク、カシムと5人で住む。東方風の冒険者ヤクモと犬獣人のルシール、依頼によりシャルをルクレシアに連れ戻しにくる。ボルドーへの旅の中で仲良くなりベルたちが善人と知り、一計を案じる。
カシムたちを連れてトルネラへ戻り、グラハムと10歳ぐらいになったミトと再会する。春告祭でアンジェリンのドレス姿を見てベルは涙する。

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2019年08月12日

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