あらすじ
父と娘の絆の物語
堂々完結!!
帝都での事件を解決し、仲間とともにトルネラへと帰郷するアンジェリンとベルグリフ。
陰謀と戦う冒険、父の過去を巡る長い旅は終わりを告げ、冒険者たちは穏やかな時間を過ごすのだった。
春告祭を終えると、アンジェリン達はオルフェンで冒険者活動を再開し一方トルネラでは日々の仕事に加え、ダンジョンへの備えや冒険者ギルドの設立など、にわかに忙しくなっていく。
新鮮な希望に満ちた日常が始まったかのように思われたが、ある日アンジェリンが見た悪夢をきっかけに、なにかが起こるような、不穏な空気が近付いていた。
冒険者になりたいと都に出ていった少女が、父に「ただいま」を言うまでのある親子の物語。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
衝撃の事実!そして、感動の結末!!すべては明かされ、すべては美しいトルネラの村に…。11巻まで読んできたが上の衝撃、感動、納得感なのだよ。読め、1巻から。
こんなところまで来た
最後は予想がしてなかった。予想出来なかったのは私だけだろうか?全巻を通して、読後感の良いもので、読んでいて楽しい作品でした。きっと何度も読み返す作品だと思います。出会えて良かったです。
不完全燃焼
不完全燃焼…
物語としては基本的にほぼほぼ予想通りの展開に…
問題はほとんどシュヴァイツの思い通りに事がなってしまった事が一つ…
もう一つはアンジェリンやパーシヴァルは割り切れない物を抱えたままの完結になってしまった事…
シュヴァイツについては本懐を遂げて、一矢報いるでもなく終わってしまった…
アレだけの事をやらかしてるのだから一矢報いて欲しかった…
アンジェリンはこの巻で、自身が魔王で有るという事に本当の意味で向き合う事になったけど、とりあえずベルグリフのお陰でなんとか飲み込めただけで、消化できてない。
もっと前に向き合わせて徐々に消化して打ち勝つ展開の方が良かったと思う。
パーシヴァルについても仇討ちという目標が消えた事で浮いたままになってしまった…
エピローグをもっと先の未来にしてくれればもう少しマシだったかもだけど…
作品としては作者があとがきで語ってる通り一巻目で完結を前提としていて、その後は趣旨が変わってしまったのが問題だったのだろう…
一巻目で完結の方が完成度は高かったと思う。
本当に不完全燃焼だな…