あらすじ
不遇の王女が愛を求める
哀しく、切ない物語が幕を開ける
私は、
居場所が欲しい──
ヴェルムンド王国第一王女イルミナ。
国中の愛情は全て妖精のように美しい妹のリリアナに注がれてきたため、孤独の中で成長した。
イルミナは、自分が必要とされる居場所を掴み取るため、国を繁栄に導く女王を目指す。
理解者も増えてきて、全ては順調に進むと思われたが──。
ウェブで話題のファンタジーノベル、ついに書籍化!
※電子版は書き下ろしショートストーリー『不幸な男』の特別付録つきです。
感情タグBEST3
話途中終了でした。
1巻のあとがきが2017年5月なのに、話が途中で終わっており、2巻がありません。七年でてないと、2巻の予定はなさそうに感じます。がっちり途中で終わっているので、それが嫌な人にはおすすめしません。
かわいそすぎる!
第一王女がほんと、報われてない。頑張ってるのに〜、かわいそすげて泣けてきた。ここで終わり?
次には報われる話を読めるよね!第一王女負けるな!続きを期待してます
Posted by ブクログ
ヴェルムンド国には、二人の王女がいる。
第一王女のイルミナ・ヴェルムンドと、彼女の二つ下の第二王女のリリアナ・ヴェルムンドだ。
第二王女のリリアナは、妖精姫と名高い美少女で、姉のイルミナは黒髪の冷たい印象の少女だった。
いつしか王と王妃はリリアナしか見なくなり、イルミナの周囲には誰もいなくなる。
鬱々とした展開にキューっとなる。
何故彼女がこんな仕打ちをされるのか。イルミナにはどんな秘密が?
どんなに軽んじられても、ひたすら前を向き成長し続けるイルミナ。
辛い事も多いけど、イルミナが選び、イルミナを選ぶ人々が温かい。
そして、ラストにイルミナが手を取った彼!お目が高いよー