【感想・ネタバレ】1月と7月 第3号のレビュー

あらすじ

1月と7月は、出版社「1月と7月」が毎年「1月」と「7月」に出す漫画雑誌です。
少しずつ親交を深めさせて頂いていた作家の皆様と大切に作りました。小さな本です。

今号から大きな変更点が2つございます。
1. お求めやすくなりました (1200円 → 800円)
2. またよしさんの油絵ポスターが毎号付きます

2について。これからの 1月と7月
では毎号、またよしさんの油絵を掲載します。またよしさんの絵の描き方にとてもよく合っていると思いお願いし、二人であたためていた企画がついに実現しました!はじめて油絵が掲載されるのが「1月と7月」であるということ、本当に嬉しく思います。

表紙絵: toi8
油絵: またよし
漫画: すえみつぢっか / トミイマサコ / のばら / 蜂不二子 / panpanya / 水谷フーカ
装丁: pajamadesign (多治見武昭・高田麻理)
※基本的に読み切りとして読める作品です

・水谷フーカ「Cl3」
・蜂不二子「おしりかぜ」
・すえみつぢっか「おうちに帰ろう」
・トミイマサコ「キュキュ」
・のばら「亡霊の恋」
・panpanya「1月か7月 第3回 7月」

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Posted by ブクログ

全体的に何がしたいかわからなかった本。

一冊の雑誌でこうまでバラバラの雰囲気になるものなのかと思いましたが、そこはあとがきに「少しずつ親交を深めさせていただいた作家の皆様と〜」とあったので、そういうスタンスで作られたんだと、まあ納得。

ただ、たまにこれはBLなのかと「?」が浮かぶ作品もあったりして、素朴な作品を集めたのかと思いきや、よく見かけるような普通のBLも載っていて、結局どういう雑誌なのだろうとスタンダードを探り探りで読んでいると、結果的にどれも食いあぐねてしまうような構成。

どの作品も単体では読めるのですが、こうまとめられてしまうと読みづらい。

ところで紙の質感と活字、奥付あたりの雰囲気は良かったです。とくに表題作は活字好きにはオススメできます。などと、本の作りとしては良いポイントも多いんですが...

結局BLとしてはよく分からない後味が印象として残ってしまう雑誌。

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2015年08月10日

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