あらすじ
館内にこっそり置かれ続けるドッグフードの缶詰に、クリスマスツリーから消えた雪、空飛ぶ絵本に、半世紀前に読んだきり題名の分からない本を見つけてほしいという依頼……図書館が大好きな少女・しおりが、司書をしているいとこの美弥子さんたちと一緒に、本にまつわる謎を追う――。大好評のほのぼの図書館ミステリー第二弾! 書き下ろし短編も収録。
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Posted by ブクログ
今回も面白かった〜!
出てくる子供達の純粋な謎を見つける観察力と思考力。
純粋で裏を考えての行動とかがなく読みやすい。
出てくる大人のアドバイスやヒントも適切というか、自分で考えさせるためのちょっとしたヒントしか言わないから子供たちの思考自体が大人に影響されないから読みやすい
Posted by ブクログ
今回もほわっと温かくなるお話達。季節が秋から冬の寒い時季なのにこの温かさ。対照的でさらに際立ったな。
子供達とこういう関係を作れる大人になりたい。
「たった1つの台詞に色々な可能性」。
これって、夢や妄想も広がるけど、反対に誤解も広がる。最近ネットなどでよく見かける。文章の一部だけを拾い上げて明らかに間違った解釈をすること。活字スキーにとってはとても悲しい。最後まで読もう?
Posted by ブクログ
1作目に続き、優しい気持ちになれる本。
そして、最後の番外編を見て改めて思ったけど
たくさんの本に出会うってことは
たくさんの人に出会うってことなんだなぁ
わたしも、たくさんの本と出会いたいし
それでたくさんの人と出会えたらいいな♪
Posted by ブクログ
シリーズ2作目にして、ストーリーを支える小さな謎たちが、とても素敵になりました。ひとつひとつが…とにかく素敵です。
短編の連作としての深みも、登場する人たちがそれぞれの短編の垣根を越えて繋がり始めたことで増してゆく感じがします。ひとりひとりのキャラクターや服装、話し方までくっきりと映えてきて、まるで長編ファンタジーのようにのめり込んでしまいます。
今回のお勧めは「幻の本」。ぶわっとこみ上げてきました。
そうそう、この本の副題にもひとつの物語が。これもじんわりと沁みました。
本が好きであることって、幸せですね。半世紀を超えて生きてきましたが、こんな素敵な本を素敵だと思える自分が、自分の中で唯一大好きな自分です。
作者のペンの力、一作目から格段にあがったようにも感じました。これからも楽しみです。
Posted by ブクログ
日常の謎。でも、謎自体はたいしたことがなかったり、強引だったり。ミステリーとして読むのではなく、主人公の成長や周りの人々の暖かい言動でほっこりするのがこのお話の楽しみ方かな。
Posted by ブクログ
安定しておもしろいです。本好きな方には是非。
前作に引き続き、主人公を中心として人の輪が広がっていく感じがいいです。2冊で春夏秋冬、1年を描ききりましたが、これはこのまま続けていって欲しい。主人公の成長を見守っていきたい、と思えるシリーズです。
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ふつーに可愛いくて読みやすいミステリー
主人公が5年生にしては読む本が幼すぎる気がしたけど、僕が5年生の時はナルニア国物語とかモモとか読んでいたと思うと変わらないかな?
日本人の作品より海外の作品ばかりだった気がする
僕は図書室に通ってたなぁ
図書委員もやってた
懐かしいな
Posted by ブクログ
初めて読む作家さんです。
ポプラ文庫って児童書が多いけど、これも児童書だよね
でもこの読みやすさと、子供向けだから
なんかほんわかする感じ?
なのでポプラ文庫はたまに買います
これは軽いミステリーだったけど
面白く読めました
Posted by ブクログ
前巻に引き続きミステリー部分は添え物感あるが、そこを元にキャラが引き立っていると思えばやはり軸なのかも。登場人物が良い人たち過ぎるが、一服の清涼剤的読書として心地良い。作中本のプロット(@著者)が一々面白い。
Posted by ブクログ
シリーズ第二弾
前作に続いて、日常の謎をテーマに物語が進みます。前作は春と夏、本作では秋と冬の四季も感じられる作品になっています。
あっさりとした内容なので本格的なミステリーを読む方にとっては物足りなさを感じるかもしれませんが、ほのぼのと安心して読む事の出来る作品です。
作中の喫茶店のようなお店に行ってみたいな〜。
Posted by ブクログ
女の子向けのお話だと思うが、同年代の子供を持つ大人も読んで楽しめると思う。一作目のときにも思ったのだが、登場人物がいい人ばかりだった。
Posted by ブクログ
前回同様、ほのぼのとしたストーリー。
ただ、あとがきに書かれていた一言でこの本の印象がちょっと変わりました。
「日常の謎」
期待しすぎるから内容を読んでがっかりするのであって、このシリーズは本当この言葉の通りだと思いました。
一番最後に収録された番外編の「九冊は多すぎる」はとても面白かった。
あと、『しおり』という名前の意味がとても素敵でした。