藤子・F・不二雄のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
なんと!初読みでした!
大長編ドラえもんシリーズは全て読了済み!と思っていましたが、試し読みでは物足りなかったので購入して読んでみると「あー、このシーン昔読んだわ!懐かしい!」と思える箇所が全くなくて、そこで、この作品は初読みということに気づきました。
映画版も、かなり以前に地上波放送された時に見たきりでしたが、ベティとジャック姉弟のことは何となく覚えていました。
しかし、原作漫画版のベティは体格からボーイッシュなのでジャックと間違えて読んでいて「それにしても、ジャックってこんなに大きかったっけ…?TV放映の時に見たジャックは、もっと小さくてかわいい坊やだったイメージが…」なんて、とんでもない勘違いまで起こす始末(笑)
それがベティだと分かった時にページを戻してよく見てみると、髪が長いし「女の子だったのか!」と驚きました。ベティちゃん、ごめんよーー!笑
でも、やはり私、大長編ドラえもんの冒険譚は基本的に好きですね♪
言葉の重複になりますが、この作品は初読みだったからこその新鮮味もありで楽しかったです!
これからも何度でも繰り返して読みたいです! -
Posted by ブクログ
ドラえもんのストーリーの中でも、おそらく殆どの人が既に知っているストーリーを小説化した作品です。
漫画でいうと、6巻です。
ドラえもんは実家のトイレに置いてあって、いつもトイレで読んでいましたが、ドラえもんが安心して未来へ帰れるように、のび太がジャイアンに喧嘩で勝つストーリーです。
あの1話をより深く描いています。
活字でも十分楽しむことができました。
ちなみに7巻の1話目で、のび太がウソ800を飲んで、すぐドラえもんは戻ってくるのですが、ドラえもんは金の卵なので終わらせたくなかったんだなという大人の事情がプンプン臭います。
ドラゴンボールで言うと、ピッコロ大魔王、フリーザ、セルあたりで同じ臭いを感じました。
北斗の拳でいうと、誰でもわかるラオウですね。 -
Posted by ブクログ
定年退食、ミノタウロスの皿、よかった。
映画「ソイレントグリーン」と被ったのは偶然らしい。他、我が子・スーパーマン、ノスタル爺、コロリ転げた木の根っ子、間引きもよかった。
間引き→人類は今まで他の生物と同じく人口増減率が0.001%(疫病と飢饉と戦争)だったのに、新薬や農薬のせいで2%になった。個体数が限界を超えると、殺人などで人口を抑制して全個体数の上限を調整する・・・。
コロリ転げた木の根っこ→今の時代ならフェミニストが飛んできそうなDV旦那の登場。モデル作家がいたとかいないとか。これが普通の時代だったなんて、あー、こんな時代に生まれなくてよかったなあと思う。離婚しようにも、今よりももっと女性の働き口は少なかっただろうし。「ぼくはあいつにこの家庭をまかしてる。したがって家庭内の不祥事の責任は、すべてあいつにあるのです。」「奥さん、教育がなっていませんな。女房なんて力づくで抑えるべきものだよ。結局女が従うのは、男の強さなんだから」
ミノタウロスの皿→ミノア、まじカワイイ。しずかちゃんみたいだけど、しずかちゃんより可愛いし色気ある。「ただ死ぬだけなんて・・・。何のために生まれてきたのかわからないじゃないの」「ことばは通じるのに話が通じないという・・・、これは奇妙な恐ろしさだった」 -
Posted by ブクログ
マンガなので「子供がこの本を読んで自力で読書感想文を書けるようになる」ことを親としては期待してしまいますが、残念ながらそんなに甘くはないです。
マンガの間にある説明(解説)を読んでその内容を理解して使いこなせるようになることを本書では期待してます。従い、小学校低学年にはハードルが高い気がします。「本書を大人が読んで子供に教える」という感じになるでしょう。
というか、本書は、大人が読んでもとても勉強になるレベルの内容になってます。そもそも読書感想文の書き方なんて、学校で習ってないのですから。「この本を読んで、親は自信を持って子供に教えることができるようになる」かと思います。 -
Posted by ブクログ
『……新魔界大冒険』を読んだ後、原作が気になり、読んだ。
ドラえもんのひみつ道具・もしもボックスで、世界を魔法だらけに作り替えたのび太。
彼は満月博士の娘・満夜子の頼みを受け、仲間たちと大魔王・デマオンを倒す冒険へ!
リメイク版を経て、本作を読むと、いかに原作時点で物語が完成されていたのかが分かった。
謎の石像、魔法の帽子、しずかちゃんのスカートと、シンプルながらも楽しい伏線回収が素晴らしい。
リメイク版は、魔界での戦いを中心にファンタジー要素が濃かったが、原作版では、魔法世界のTVで放送されているCMや、のび太たちが地球の危機を担任の先生に相談するが聞き入れてもらえない下りなど、日常描写の延長線上となる場面が多く、まさしく、S・F(すこし・ふしぎ)な藤子・F・不二雄作品だなと思った。
また、魔界に恐竜がいる設定は『のび太の恐竜』を想起させる大長編らしい要素だと思ったし、一度、物語が終了するフリをする下りなど、のちのリメイク版(映画では使われていたがコミカライズでは無し)にも繋がる演出の面白さなども印象的だった。
満夜子の母親やドラミちゃんのより丁寧な描写、ネズミの下り、なによりも"科学"と"魔法"の対比をより強調し、新たなメッセージを追加した部分など、リメイク版の改変点が秀逸だったことも分かったため、両作は合わせて読むことを強くオススメする。
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実家にあった『……のび太の恐竜2006DS』『のび太と緑の巨人伝』に続いて再読。
2007年に公開された『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』のコミカライズ版。公開に先駆けて、コロコロコミックにて連載されたのち、完全版として本作が発売された。
マンガ版の前作『……のび太の恐竜2006DS』がDS版のストーリーを基にしたオリジナルだったのに対して、本作は映画の内容を忠実に漫画化した内容。
そのため、当時、コロコロの付録冊子を読み終えた後、映画を鑑賞したのだが、話がそのまんま過ぎて、肩透かしを喰らった。
冊子では悪役との決着で物語が唐突に終わり、「続きは映画 or 完全版コミックで!」という煽り文句があった記憶があるが、その割に、映画では、その後にエピローグとしてエンドロールと共に流れるだけだったため、子供ながらに「これだけのために映画館に行ったたのか……」とショックを受けた。
今回、改めて読んでみると、SF要素を活かした展開は、さすがだと思った。
タイムスリップを活用した伏線回収に、パラレルワールドの概念を踏まえたクライマックス。
近年のハリウッドSF映画にも通ずる、複雑になりがちなSF設定を小学生でも分かりやすく描いているのは、ドラえもんならではの魅力だと思う。
また、「魔法」について描く上で、対比的に「科学」を語っている作劇も、興味深いポイントだった。
もしもの世界では、科学者・ニュートンが偉大な魔法使いになっているという描写や、"未来のロボット"ドラえもんを「科学」の代表として再定義し、(現実には存在しない)「魔法」へのロマンを描くアイデアは秀逸。
「魔法は存在しないが、それを想像する力こそが大切」という、物語の落としどころも素晴らしく、それは"魔法"という言葉のみならず、"ドラえもん"や"藤子・F・不二雄さんの作品群"に当てはめることで、メタ的に論じることが出来るメッセージだと思った。
本作は藤子・F・不二雄さんの死後、同じプロダクションの異なる作家が書いており、そういうテーマも含め、強いリスペクトを感じる作りだった。
ただし、魔法というロマンを語るラストシーンが、のび太によるしずかちゃんのパンチラという伏線回収で行われるため、現代的に考えると「(スケベ)男のロマン」と一緒くたになっている部分には少しモヤるところもある。
とはいえ、原作でも、のび太がしずかちゃんの風呂場にたびたび乱入したり、ひみつ道具の効力で「流行りのミニスカートの丈がどんどん短くなっていく……」というエピソード(「流行性ネコシャクシビールス」の回)があったりと、その要素はさほど変わらないため、ここも原作リスペクトということで"あたたかい目"で許すこととしよう。
追記
その後、確認のため、原作を読んでみたところ、パンチラシーンは原作準拠だったことが判明。原作ではギャグ的な伏線回収になっている一方、むしろ、リメイク版では、この場面以前に「魔法というロマン」を強調づける演出があることで、若干意味合いが変わっていた。
平成の時代に単なるパンチラを描くだけなのは厳しいと思った製作陣が苦心した形跡も考えられるが、それが良くも悪くも、パンチラ場面を際立たせてしまったようにも思った。笑 -
Posted by ブクログ
『のび太の恐竜2006 DS』を読んだ流れで、実家から本作も見つけ出したため、続いて、再読。
メイン声優陣の総入れ替えを経た新生ドラえもん第3作『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』のコミカライズ版。前2作同様、コロコロコミックでの短期掲載を経て、結末が追加された完全版。
おぼろげな記憶によれば、映画版のクライマックスでは『猿の惑星』的な物語のツイストがあり、公開当時に難解な印象を持っていた本作。
先日、読んだ『……のび太の恐竜2006DS』の伏線回収が今では容易に理解できたため、当時の疑問も解けるのではと思い、再読してみたが、そんな描写はなく、改めて調べてみると、映画とコミックでは所々の展開が異なっていた。
どうやら、映画の監督を務めた渡辺歩さんは、本作の脚本に対して納得がいかず、映画の描写はいくつか変更を加えているようで、そもそもの作品テーマも若干変わっているそう(Wikipedia情報によると、映画は終盤で「環境問題を火種とした戦争」の物語に、コミックでは「動物と植物の共生」が一貫して描かれているそう)。
監督は完成後の出来に満足がいかず、のちに「駄作」とも語っており、映画版は中々に苦い思い出となった作品とのことだった。
ちなみに、そんな事情もあってか、映画公開の15年後に発表されたノベライズ版では更なる変更が加えられており、映画版をベースに漫画の要素やオリジナル要素が足されているとのこと。
時間があれば、こちらも是非読んでみたいと思った。
改めて、今回の物語を読み返すと、「奇妙な生物の親代わりとなったのび太が冒険に巻き込まれる」という展開自体が、まさしく、『……のび太の恐竜』のレパートリーだなと気づいた。
感動要素が弱い分、正直、個人的な好みではないのだが、ひみつ道具を用いた伏線回収には「ドラえもん」ならではの面白さがあり、その点の満足度は高い作品だった。 -
購入済み
科学解説で超能力・宇宙人・恐竜・予言・終末論・幽霊・空洞説などなど、地球上の様々な「異説」コラム。ページ数も膨大なので読み終えるのに数日掛かりました。とある、科学アニメを配信で観てる影響もあり歳とって楽しくお勉強できました。