【感想・ネタバレ】ドラえもん探究ワールド 水族館のなぞのレビュー

あらすじ

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ドラえもんといっしょに水族館を探検しよう。

水族館は、たくさんの海洋生物がいるだけでなく、その施設のしくみや飼育員の仕事、環境など、さまざまな点で興味・関心を広げられる施設です。海外では近年、水族館の花形であったイルカのショーや捕獲の廃止が進んでおり、水族館に関連する動物福祉が見直されています。そうした背景から、水族館に出かけることが単に楽しくなるというだけでなく、水族館という教材を通して動物福祉や海の環境問題についても考える1冊です。
【章立て】
第1章 水族館の成り立ちを知ろう
第2章 水族館で生き物を飼う方法を知ろう
第3章 水族館の「水」のなぞを解き明かそう
第4章 水族館の生き物にもっとくわしくなろう
第5章 夜の水族館をのぞいてみよう
第6章 水族館の仕事を知ろう
第7章 水族館から考える生き物の命
第8章 水族館をもっと楽しもう

※この作品はカラーが含まれます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

子どもが好きで読んでるドラえもんの探求ワールドシリーズ。
水族館が好きなので読んでみた。

水族館の成り立ち、水族館の水や水槽技術、夜の水族館、水族館の仕事は勉強になった。
「動物福祉」という用語を初めて聞き、2023年からは国内で統一された飼育環境評価がされてるという最新の動向まで知ることができた
動物愛護、動物福祉の観点から、イルカのショーはイルカの権利に反するのか、習性を活かしたイルカにとって良い刺激なのか、とても興味深い。

そして、日本は水族館が多いのは知っていたが、世界の水族館の5分の1とは知らなかった。巻末の水族館リストを見てもっと様々な水族館を訪れてみたくなった。

元海遊館館長のあとがきも学びがある。
時代とともに水族館を支える技術が発展し、役割や責任も変化、水族館を訪れる人たちの想いや目的も多種多様になったと言う。
「水族館が生物多様性館になったら」という発想は素敵。
海に囲まれ、山や川の自然にあふれ、自然災害の脅威と共存している日本だからこそできる、「宇宙船地球号」の舵取りがあるとのこと。
いい学習になるので、子どもにはマンガ部分だけじゃなくて、全部読んでもらいたい。

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2024年09月21日

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