感情タグBEST3
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20年ぶり位に読んだ。藤子・F・不二雄作品の中でもBEST3に入る作品なんじゃなかろうか(除く短編)。作者永眠のため未完というのが非常に悔やまれる。希望コミックスで全部読んだはずなんだが記憶にないエピソードがあってビックリ。次巻では本当にこれまで未収録だったエピソードが複数収録されるらしいので楽しみ!
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通り魔殺人事件(1980年5月号)
チャク・モールのいけにえ(1980年6月号)
平家の落人(1980年9月号)
ドラキュラの館(1981年5月号)
最初のアメリカ人(1981年10月号)
シュメールの少年(1982年2月号)
武蔵野の先人たち(1982年6月号)
T・P隊員の犯罪(1982年9月号)
魔獣デルブ(1983年5月号)
奴隷狩り(1983年6月号)
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あらら、女の子が変わるのね。
ぼんもついに一人前になったのかあ。
2巻の方が、いけにえやドラキュラ、最初のアメリカ人や奴隷など、興味深い話がたくさんあった。
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「ドラえもん」や「T・Pぼん」には、へたな学習マンガよりも、たくさんのことを教えてもらった気がします。
特に、「T・Pぼん」は、大人と子どもの間のマンガで、いいよね、これ。
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藤子・F・不二雄大全集「T・Pぼん」2巻。
1巻ラストで準隊員から正隊員に昇格したぼん。正隊員としての活躍はここから。
教育係としてペアを組んできたリームが、なんやかんやあって再びペアを組みます、という感じなのかと思っていたら、新しいペア結成してしまいました。おやおや。
「TP隊員の犯罪」が異色な回であるのですが、実はメッセージ性の強いものではないのか、と感じます。自分が正しいと感じたことを突き詰めた結果の暴走、というのは誰でも何かのきっかけで陥ってしまうのではないか、と。冷静に客観に、と思ってはいるものの、自分一人では戻れない状態になってしまうことはあるもの。
ペアで活動しているのはそのためだったり?
しかし、歴史に大きな影響を与えない人間しか運命を変えられない、というのは残酷な仕事ではある。誰かを見捨てることが前提であるのだから。与えられた仕事と割り切って活動できればいいのでしょうが、それができないから「TP隊員の犯罪」のような出来事が起きるわけで。
そこを突き詰めてゆくと、TP上層部の中に不満を抱え込んでしまった隊員が出てきて、大胆な過去の改変を行おうとする、みたいな大活劇になりそうだ。超力兵団かな。
それはそれで、大層好みな物語ではあります。「T・Pぼん」とは毛色が違うけど。
あ、小物だったけどギガゾンビがそれに近いか。
あっさりとヒロインが交代、何とも言えない寂しさがあります。個人的にはリームのほうが好みです。
話しとしては、前巻よりバラエティ性は高まったような気がしています。