中山市朗のレビュー一覧
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こわい。
ずっと怖すぎるからね!と色んな人が言ってるのを聞いてて、手を出さなかった新耳袋。でもえいって読んでみた。しかもいきなり4巻笑
やっぱり怖い。面白い。
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建物で起こった怪異を収集した『禍々しい家』。
「角部屋からの訪問者」「メリーさんの館」「置屋」と恐怖に震えた話。ただ、正直な話、収録されている全ての怪談に震えが止まらない。ここまで、怖さが押し寄せてくる一冊というのもなかなかない。
やはり、家という舞台がそうさせるのでしょうね。一軒家、アパート、マン...続きを読むPosted by ブクログ -
宮澤伊織『裏世界ピクニック⑥』の元ネタがこの本の中にあるとあとがきにあったのでたまたま見つけて読んだ。地下室の話。
ワタシが実話怪談が好きなのはほんまのことかもしれないからだと思う。ホラー小説とは全然違う。世の中には不思議なことがたくさんあって、そこにズレて接触することはたぶんけっこう普通なんじゃな...続きを読むPosted by ブクログ -
あー、面白かった!特に好きだったのは『赤絨緞』『黄色い水槽』です。こういう物語には中毒性がある。そしてどこかで聞いたような同じような物語がたくさん世の中には蔓延しているんだなぁと思う。怪談を愛している著者たちの気持ちがとてもよく伝わるよい怪異でした。Posted by ブクログ
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ギンティ小林さんが殴り込みに行き。ヘイ、彼女! すっごい可愛いじゃない! 僕、すっごい君みたいな娘好きなんだよかったらさ、乗ってかない? と言っていた元ネタが入っていますよ。Posted by ブクログ
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自分が、実話怪談を読み始まるきっかけとなった、新耳袋第六夜。
他のは文庫版ですが、第六夜だけ新書でした。せっかくなので、統一のために新たに文庫版購入。
お気に入りは、狐や狸に化かされた類のお話。こういう話って、人の心に人外が存在しているというゆとりがないと、失われていく話だと思います。
世界に奥行...続きを読むPosted by ブクログ -
舞首、まれ人、天使、山の牧場が印象に残った。なんとなく、きっちり読まない方がいいかなーという感じで、多少斜め読みしてしまう。Posted by ブクログ
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友だち、黒いスカイライン、来客、八百万の神、来てまっしゃろ?、たちけてが印象に残った。
特に来てまっしゃろ?は、この本を読む前に偶然の一致の出来事が自分にあり、余計にゾッとした。Posted by ブクログ -
このシリーズもあらかた読んだことあるはずなんだけど、古本屋の特価コーナーとかにあるのみると、つい買っちゃうのよね。
しっかりきっかりした怪談より、合理的な説明もできないことはなさそうなささいな不思議な話がいいのよね。
本家の耳袋みたいでPosted by ブクログ -
「新耳袋第一夜」4
著者 木原浩勝、中山市朗
出版 角川文庫
p4より引用
“読書とは、
異界を呼び起こすための呪術に外ならないのです。”
怪異蒐集家である二人による、
現代に起こった不思議で奇妙な話を集めた怪談集。
仏間での話からトンネル等外での話まで、
読みながら後ろが気になる話が99...続きを読むPosted by ブクログ -
暑い日にぜひオススメしたい一冊です。
一冊に99話が入っております。最後の百話目は自分自身です。
部屋で一人で読んでいるとなんとなく涼しくなってきます。
怪談がお好きな方はぜひどうぞ。
シリーズ物になっていますので気に入ったらそちらもおすすめです。Posted by ブクログ -
元々は100話のっていたが、一晩で一冊読み切ると怪奇現象が起きるということで、99話に。しかし100話どころか、最初3冊まとめ買いして夜に読んだが、何も起こらなかった。ついでに冷静に読めば、不思議でもなんでもない話も多数あり。でも怖いから夜は読まない。Posted by ブクログ
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この本の何がイヤかって「読んでいて怖いと思わない話」なのに、背筋がぞっとする話がいくつもあるってことなんだよね。
ほんとうにぞわぞわする話がいくつもある。
そして有名な山の牧場の話……は読み終えてしばらくすると、ぞーっとする感じである。怖いので読み返したくない。Posted by ブクログ -
この巻は「山の牧場」がいい
従来の怪談というものから少し離れている気がするが、
こういった実録らしい情景がイメージできる話は
読んでいる側が興味をそそられるPosted by ブクログ -
1話1話読むと不思議な話だなあくらいにしか思わないけれど、99話まで読み進めるうちにじわじわ恐怖が襲ってくる。
ホラーものは映画でもなんでも大抵はコメディーか興ざめするものが多いけれど、新耳袋の本は無理に怖がらそうとする演出もなく、一番私好み。
厳密に言えば、ホラーというよりは怪奇録。Posted by ブクログ