中山市朗のレビュー一覧

  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    現代的な百物語。フツー百物語ってどんな形式なのか知らないし、怖い事あったらイヤじゃん?
    (100話怖い話をする…位?100話目を話し終えたら怖い事が起きる?)

    そんなライト怖い話好きな僕でもどっぷりのめり込みました!!
    短くても、不思議な、説明できない出来事が99話収録されてる本書、
    (「100話...続きを読む
  • 新耳袋 第二夜 現代百物語
    新耳袋、第2冊目!
    第一夜がとても面白かったから、続けて買ってみたら、
    これも当たり!ホントに不思議な出来事って溢れてるんだなぁ!
    僕のバイト先にも最近…、嗚呼、余談。
    この第二夜では、第一夜ともまた別な趣の不思議な体験があり、
    後から背筋が冷える話や、何度か読み返してようやく不思議だと
    分かる話も...続きを読む
  • 新耳袋 第三夜 現代百物語
    新耳袋、第3巻!
    装丁は引き続き、カリスマブックデザイナ祖父江慎!
    不思議な話が目白押し!ここまで読んだらもう続きを読まずに
    終える事は出来ないと思います。
    止めてしまったら、問題作として名高い第四夜を知らないままで
    終えるのです!それは勿体無い勿体無い。
  • 新耳袋 第十夜 現代百物語
    こわいよー。
    99話と見せかけてこっそり百話にしやがって。
    ほんわかする話もあるけど、怖いのはほんと引きずるなあ。体中にバンソウコ貼った女がマンションの入り口に立ってたらマジ怖いだろ。
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    オカルト好きなのでシリーズ全部読みましたが、
    様々な世の中の不思議に触れられます。
    真偽はともかく、
    短いお話がたくさん載っているのでどこから読んでも楽しいし飽きませんね。
    怖いものから和むものまで盛りだくさんです。
  • 新耳袋 第四夜 現代百物語
    日常のさりげない生活の中に、存在する”怪異”。
    それは、あるきっかけがあれば誰でも体験できるもの。
    この本はその怪異に遭遇する「きっかけ」を作ってくれるかもしれない。
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    単行本で発売された時は100話収められていたが、読んだ人から怪奇現象がおこったと反響があったので、文庫本の際は99話にしたという話しも。でも騙されてはいけない。実際は100話収録されているのだ。
  • 新耳袋 第二夜 現代百物語
    『新耳袋』の第二弾。やはり怪奇な出来事が書かれております。しかし、何故か、芦屋などの兵庫県が多い。集まりやすいのだろうか・・・
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    解説される怪異ほど興醒めなものはないので、ただ淡々と「なんじゃこりゃ?」が続いていくこの本は良かった。いっちばんイメージして怖かったのは「夜10時に道の両端にずらりと並んで、うつむきながら草むしりをしている、黄色い帽子青い制服姿の幼稚園児たち」
  • 怪談狩り 四季異聞録
    もし自分が幽霊で、恨みなり八つ当たりなりを生きている人間に仕掛けて、
    驚くやろな怖がるやろなと思っていたら、
    思いっきり物理攻撃(蹴り)で応戦されたら。
    あるいは、電話口で恨み言なりを言おうとしたら、姐ちゃんに思っクソの関西弁で一喝されたら。
    パニックに陥るのも、二度とこんなところかけてやるか!と凹...続きを読む
  • なまなりさん
    復刊したという情報を聞いて読みたくなってしまいました。

    まさに人を呪わば穴二つ、自業自得ここに極まれり⋯といった感じ。どことなくもやーっとした終わり方が実話怪談らしくて好き。
    白石晃士監督の「ノロイ」とか、ホラーモキュメンタリーが好きな方にもおすすめです。
  • 怪談狩り 葬儀猫
    特定の「怪談」が、連続して怪異を成す、という話は何度か耳にする。
    古く有名なのは、徳川夢声氏を襲った「田中河内介」の怪異だろう。
    凄まじい怪談会での変死事件にはじまり、不気味に徳川氏周辺を得体の知れないナニカがうごめく。

    中山氏にとってはそれが八甲田山・青森第五連隊にまつわる話になるのだろう。
    ...続きを読む
  • なまなりさん

    呪い元がリーダーを作る話

    ざっと読むと結構とっ散らかった感じの話だった。
    実話であるということを考えると、沙代子は鬱になるような真面目で気弱な性格の被害者から一転した部分が説明されておらず、
    「良いパートナーに恵まれた幸福な人生を諦めざるを得ない目に遭わされ、命懸けで怨敵を呪い殺す者に転換させられた」
    「その時指揮をとったか...続きを読む
  • なまなりさん
    導入部を山中先生が直接話されてる動画がYOUTUBEにありますが、そちらの方が余程怖い気がします。
    やはりあの人のお話ありきかなと。
    文字にすると内容自体は恐ろしくてもやはり怖くはない。
  • 怪談狩り 市朗百物語 赤い顔
    なかなか怪談というか、それ以外の味わいのある話も多く楽しめる?一冊だった。
    心霊系推理?の『嘘をつけ!』、被害が甚大ながらなぜか可笑しさ?のある『バルサンはダメ』、日本昔話感が強い『赤い顔』『張り手』『守り神』『楽屋童子』。
    もちろん、禍々しさのある怪談もある。
    一見本物の人間のように見えるが、それ...続きを読む
  • 怪談狩り 山の足音
    今回は末尾を中心に「山の怪談」が多い一冊。
    吉野・高野山という霊山もあるが、里山(田舎)もあるので、どちらかというと人間の生活圏に近い。

    このうち、吉野を著者が探索したエピソードがあるが、そのなかで『山怪』の田中康弘氏との出会いから「山の神」の存在を考えるようになったと書いている。
    この本と同年の...続きを読む
  • なまなりさん
    怖いか怖くないかと聞かれたら
    ズバリ私は怖さは感じなかった。
    しかし呪術は興味深い。
    かけるのも、かけられるのも
    どちらも嫌だけど。
  • 怪談狩り 市朗百物語
    「新耳袋」シリーズの著者・中山市朗が、現実社会の歪みから滲みだす恐怖と拭いきれない違和感を狩り集める。
    Audibleで聴く読書。日常生活に潜む恐怖の数々。気になりはじめたら、街を歩いていても電車に乗ってても家で過ごす休日も、今そこにいるかもしれないと思ってしまう。
  • 怪談狩り あの子はだあれ?
    8月も終わるというのに異常なほど暑い。
    いったいいつまで続くのか…。
    うんざり気味の毎日にぞぉ〜っと寒気がするような本を読もうと手にした怪談実話集。

    言い伝えなどもあるが、土地や家にまつわる話は動きがとれないと感じるせいか怖さが増す。

    「二十二階の男」高層マンションの窓に張り付き、ニタッと笑って...続きを読む
  • 怪談狩り あの子はだあれ?
    妖怪は怖い。
    でも、それと同じくらい、否それ以上に神さまは怖い。
    妖怪、神さま、神さまとも妖怪ともつかないモノ。
    人間の死者なら行動原理はまだ人間にも理解できるが(恨みや怒り、寂しさなど)、彼らのそれは人間の理解を超えてくる。「わけがわからない」が一番怖い。
    そして「わけがわからない怖さ」が一番後味...続きを読む