中山市朗のレビュー一覧
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木原 浩勝氏と中山 市朗氏の黄金コンビが集めた、
日常に潜む恐怖と不思議な出来事を淡々と書いた現代の耳袋。
百話目に何か自分の体験した出来事を思い出したなら、
貴方のところにも何かが訪れるかも・・・。
単行本・文庫共に全十巻で発売中。Posted by ブクログ -
新耳袋文庫版第一夜
一話一話が短いながら、切れば血が出る様な生々しい怖さがあります
京極氏の書かれた、冒頭の文章も秀逸
第十夜で完結済みなので、揃えると更に恐怖倍増か?Posted by ブクログ -
小さな時分から、とにかくうさんくさいものが大好きだった。
幽霊、いいね、宇宙人、いいね、UMAどんと来い。なもので、10代の前半には大概の超常現象に食傷しているわけだ。だってオチが一緒じゃねえかよ…そんなふうに飽きがきていたとき、この本に出会った。まだ旧版の、扶桑社から出てたやつだった。
一読してと...続きを読むPosted by ブクログ -
なまなりって昔から知ってた言葉で、能狂言の世界ではかなり深い内容の一つ。漫画になったらどうなるんだろう?って思ったけど、なかなか深淵の部分に迫るのは難しかったみたい。
ただ、実際の話として見るならなかなか面白いと思う。ラストが締まらないのも実話ならではかな。 -
百物語式から代わり短編物に、話は減った分一話一話が怖い、一番怖かった
「口元」
義母に暴力を振るう息子、家から逃げたい義母、仏壇に現れるおばあさん。過去に何かがあって義母が呪われて息子も影響を受けて暴力を振るうようになったのか…と勘ぐりたくなる
「深夜の訪問者」
「全体がグリーンがかった外の様子...続きを読むPosted by ブクログ -
自分の死をもって凄まじい呪いをかけるその執念。姉妹は自業自得かと思いきやそんな単純な話ではなく、一族の歴史にまで遡る。祓う方も下手すれば命が危ないし、かなり危険な案件だった。これ、映画で観てみたい。Posted by ブクログ
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どっちが悪いのか一目瞭然だけど、祓うひとには差別はないのかなとはちょっと思った。
呪いは自分に返ってくるのは本当なんだろう。
京都の貴船神社には実は行ったことがないのでそのうち行ってみたいと思います。Posted by ブクログ -
文体は非常に読みやすくてスラスラと次に進んでいくが……実話という話がまたなんとも手を止めさせに来る。
人の執着心、怨嗟そんなじとりとした嫌ななにかを背筋に味わいたい人にはオススメの一冊。Posted by ブクログ -
こういうのは癖になる。
おかわり欲しくなるほど。
でも、色々な媒体で読めるので、タイトルがシリーズ化してると、既読か未読かもう自己判断が難解すぎる!
内容もタイトルも覚えられない!
いつも、「これ読んだことあるかも…」「…やっぱり読んで無いかな?」と言う雑念がちょいちょい読書を邪魔する。(掲載誌...続きを読むPosted by ブクログ -
安定の味わいですね。
「…は?」
「へ…?」
「なにそれ???」
「こらアカンなー…」
「ヤバー」
不可解と禍々しい雰囲気を、時間のすき間に数話ずつ楽しむと、ちょっとしたトリップ感が味わえて癖になります。Posted by ブクログ -
聖徳太子の未来記とイルミナティ 中山一朗 学研
面白いのはフリーメイソンやイルミナティが絡む
最後の6章である
5章までに記された聖徳太子の人となりは
6章を説明するために過ぎない
聖徳太子が著したという「未来記」は
現存していないようだが
その写しがスペインに保管されていた上に
翻訳され
それ...続きを読むPosted by ブクログ