中山市朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ間を持たずに市朗百物語と赤い顔を制覇すれば100怪談+100怪談で合わせて200怪談を読破!怪奇現象発生確率大幅UPかと思いましたが特に何もありませんでした
好きなエピソード
8話 説明書を備えよう
16〜24話連作
怪奇現象が多発する恐怖のログハウス!謎の冷気の塊!解決の糸口は生徒が持っていた護身刀!ドラマ化待ったなしですね
43話
下のフロアの住人とばっちりにも程がある
53話
神社に合う合わないって本当にあるんだろうか
65話
私が当事者だったら幽霊より損害の方に恐怖する。一体どれだけの被害が出たんだ…
78〜83話
個人的に今作で1番印象に残った話。人形物はやっぱり怖いね -
Posted by ブクログ
得体の知れない存在と出会ってしまった怪談を収録した「あの子はだあれ?」。
怪談を読んでいて、いつも感じる怖さの要素として「気付き」にあります。あちら側が気づいた時の、恐怖はちょっとレベルが違う。同じ舞台にいないという安心感。それが、怪異に接触した時の最後の拠り所なのに、その一線を乗り越えられてしまった恐怖。
全てがそうではないけども、「気づき」のある怪談は相変わらずこわいです。
得体の知れない存在という点では「弟」「蔵の中」「不動産」「邪気の正体」「くだん」「牛の首」が触れてはいけない恐ろしさがあります。
得体の知れない存在。その中でいえば、タイトルをあげた怪談に出てくる存在の方がレベルは -
Posted by ブクログ
実話怪談シリーズ『新耳袋』の第一作。
初単行本は1990年に扶桑社から。その後1998年にメディアファクトリーから改訂され再刊、2002年に角川文庫で文庫化。
体験談をほぼそのまま書く、というスタイルで、著者の考察や、怖がらせようという演出はほとんど無し。
リアル過ぎるあまり、心霊スポットに行ったが、怖くてすぐに帰った、という話もあり、内容説明にあるような“怖い話”は、自分には見当たらなかったですね。怪談イコール怖い話ではない、という証明のような体験談集となっています。
全てごく短い話で、文庫本1ページで終わってしまう話もあり、全ての話が関心を持つ前に終わる、という感じで、自分的には印象に残 -
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Posted by ブクログ
現代百物語の第4巻。基本的に取材や体験談などを99話集めている本なわけで、おもしろいかと聞かれたら、「取り立てておもしろいわけではない」と応えてしまう、そんなシリーズのひとつ。
一番怖いと言われている「山の牧場」が読みたくて購入したけど……。「不気味っちゃ不気味だけど、怪談か、と言われるとどうなのかな……」という感想。UFOにまつわる話が前段にあるからこそ“ぞッ”とするエピソードかと……。
中には「おぉ、これは」と思う話も収録されているので、興味ある人はどうぞ。でもこういう怖い話ってのは、夜中に友達と雰囲気を盛り上げて語るのが楽しいわけで……。