中山市朗のレビュー一覧

  • 怪談狩り 黒いバス

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    黒いバスについて、ほんの少し知れました。

    最近、怪談を話す人が少なくなったことに気づきました。時代なのかなと思いつつ、違う作品も読もうと思います。

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    2024年08月16日
  • 怪談狩り 四季異聞録

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    ゾットするものもあれば、ほんわかするものもありました。

    世の中には、言葉では説明できないことがあるということも不思議で、私は嫌いではないです。

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    2024年08月04日
  • 怪談狩り あの子はだあれ?

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    怪談の時期になりましたね。

    ゾットするような話というより、不思議だなと思う話が多かったです。

    他の本も読んでみようと思います。

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    2024年07月31日
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語

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    解説される怪異ほど興醒めなものはないので、ただ淡々と「なんじゃこりゃ?」が続いていくこの本は良かった。いっちばんイメージして怖かったのは「夜10時に道の両端にずらりと並んで、うつむきながら草むしりをしている、黄色い帽子青い制服姿の幼稚園児たち」

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    2024年05月13日
  • 怪談狩り 四季異聞録

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    ネタバレ

    もし自分が幽霊で、恨みなり八つ当たりなりを生きている人間に仕掛けて、
    驚くやろな怖がるやろなと思っていたら、
    思いっきり物理攻撃(蹴り)で応戦されたら。
    あるいは、電話口で恨み言なりを言おうとしたら、姐ちゃんに思っクソの関西弁で一喝されたら。
    パニックに陥るのも、二度とこんなところかけてやるか!と凹むのもわかる気がする…。

    いや、そういう怪談ばかりではないですが。
    めちゃくちゃ印象に残ったのは、「生きてる人間のほうが怖い(物理的&勢い的に)」話だったので…。
    意外と凡人でも「寺生まれのTさん」的なフィジカルを見せつけられるのかもしれない。

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    2024年04月30日
  • 怪談狩り 葬儀猫

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    特定の「怪談」が、連続して怪異を成す、という話は何度か耳にする。
    古く有名なのは、徳川夢声氏を襲った「田中河内介」の怪異だろう。
    凄まじい怪談会での変死事件にはじまり、不気味に徳川氏周辺を得体の知れないナニカがうごめく。

    中山氏にとってはそれが八甲田山・青森第五連隊にまつわる話になるのだろう。
    特定の話を語る際に起こる怪異は、単純に怖いながらも、「怪談を語る」を生業としている人間に確実にダメージを与えるような代物で、それを引き起こしているのがもし軍人ならば、なかなか敵?を心得ている、死後もなお凄まじさを感じる。
    しかし、こういう怪異に見舞われながらも、話を封じず、リクエストがあれば語るあたり

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    2024年03月11日
  • なまなりさん

    購入済み

    呪い元がリーダーを作る話

    ざっと読むと結構とっ散らかった感じの話だった。
    実話であるということを考えると、沙代子は鬱になるような真面目で気弱な性格の被害者から一転した部分が説明されておらず、
    「良いパートナーに恵まれた幸福な人生を諦めざるを得ない目に遭わされ、命懸けで怨敵を呪い殺す者に転換させられた」
    「その時指揮をとったか近くで嘲笑ったのがカナエ」「姉妹(一家)のそれらの行動の全てが呪いによるもの」
    みたいな想像をして、足りない部分を補完せざるを得ない。
    鬱だと無力化してしまうが、転じて沙代子が攻撃的になるような引き金を引いたのだろう、納得のいく部分がぽっかりとない。

    加害者姉妹は、それぞれに代々呪われた両親がおり

    #じれったい #シュール

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    2024年02月24日
  • なまなりさん

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    導入部を山中先生が直接話されてる動画がYOUTUBEにありますが、そちらの方が余程怖い気がします。
    やはりあの人のお話ありきかなと。
    文字にすると内容自体は恐ろしくてもやはり怖くはない。

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    2024年02月21日
  • 怪談狩り 市朗百物語 赤い顔

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    なかなか怪談というか、それ以外の味わいのある話も多く楽しめる?一冊だった。
    心霊系推理?の『嘘をつけ!』、被害が甚大ながらなぜか可笑しさ?のある『バルサンはダメ』、日本昔話感が強い『赤い顔』『張り手』『守り神』『楽屋童子』。
    もちろん、禍々しさのある怪談もある。
    一見本物の人間のように見えるが、それにしては状況がおかしいというのは怖い。典型的な佇む女よりも、どこかに隠れていた時にみえる通りすぎていく無数の人の足、しばらくおかしいと気づかない、本当の人間にしかみえない自然な怪異。
    バラエティ富んだ実話怪談としては結構良い一冊だった。

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    2024年02月12日
  • 怪談狩り 山の足音

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    今回は末尾を中心に「山の怪談」が多い一冊。
    吉野・高野山という霊山もあるが、里山(田舎)もあるので、どちらかというと人間の生活圏に近い。

    このうち、吉野を著者が探索したエピソードがあるが、そのなかで『山怪』の田中康弘氏との出会いから「山の神」の存在を考えるようになったと書いている。
    この本と同年の心霊ドキュメンタリー『北野誠のおまえら行くな。』では、「女の声が聞こえる某トンネル」を訪れた北野誠氏がこの田中氏とこの著者の名前をあげたうえで「これは山の神ではないか、幽霊ではないような気がする」とコメントしている。
    このように本書で語られている中村氏&田中氏の「山中にあらわれる女性=山の神

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    2024年02月05日
  • なまなりさん

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    怖いか怖くないかと聞かれたら
    ズバリ私は怖さは感じなかった。
    しかし呪術は興味深い。
    かけるのも、かけられるのも
    どちらも嫌だけど。

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    2024年02月03日
  • 怪談狩り 市朗百物語

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    「新耳袋」シリーズの著者・中山市朗が、現実社会の歪みから滲みだす恐怖と拭いきれない違和感を狩り集める。
    Audibleで聴く読書。日常生活に潜む恐怖の数々。気になりはじめたら、街を歩いていても電車に乗ってても家で過ごす休日も、今そこにいるかもしれないと思ってしまう。

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    2023年09月13日
  • 怪談狩り あの子はだあれ?

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    8月も終わるというのに異常なほど暑い。
    いったいいつまで続くのか…。
    うんざり気味の毎日にぞぉ〜っと寒気がするような本を読もうと手にした怪談実話集。

    言い伝えなどもあるが、土地や家にまつわる話は動きがとれないと感じるせいか怖さが増す。

    「二十二階の男」高層マンションの窓に張り付き、ニタッと笑って落ちてゆくなんてゾッとする。

    「遭難」娘のお稽古帰り、遅くなり高速道路に入ったはずが、逆へ向かっているのに気づきインターを降りた後迷ってしまう。廃寺近辺をうろうろしたあとやっとの思いで帰ってから太ももにくっきりと指五本の手の平の跡が…。

    「弟」彼女の家で見たものが、想像を超えたものすぎて気絶して

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    2023年08月30日
  • 怪談狩り あの子はだあれ?

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    妖怪は怖い。
    でも、それと同じくらい、否それ以上に神さまは怖い。
    妖怪、神さま、神さまとも妖怪ともつかないモノ。
    人間の死者なら行動原理はまだ人間にも理解できるが(恨みや怒り、寂しさなど)、彼らのそれは人間の理解を超えてくる。「わけがわからない」が一番怖い。
    そして「わけがわからない怖さ」が一番後味を気にせず、不思議と畏怖と好奇心ないまぜになった楽しさを味わえる。

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    2023年07月06日
  • なまなりさん

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    筆者が聞き取った話、ということなんだけど……実話ベースでこんなことがあったら生きていられん。序盤の発端もなかなか嫌なところを突いてくるが、後半で明かされていく裏の面も含めて考えると、日本土着の闇深い恐怖は、長くはない話ながら読み応えがある。しかしやはり本当にこんな話が実在するとなると恐ろし過ぎるので、脚色たっぷりということにしといて欲しい。

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    2023年07月04日
  • 怪談狩り 市朗百物語

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    中山氏がよく話す小話の小説版。
    なので覚えのある話のはずなのにちゃんと怖い。
    読む怪談話は聞く話とはまた違っていい。

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    2023年06月20日
  • 怪談狩り 四季異聞録

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    ネタバレ

    体内に怪談を300話くらい吸収したのでこれだけ読めばいつ怪奇現象が起きてもおかしくないですねな怪談狩り第四段。四季の情景を頭に思い浮かべて読めば怖さ倍増

    ○五号室
    怖くもあり切なくもなる戦後の話。情景が目に浮かんでくる
    ○卒業旅行
    怪異に対抗するにはやはりフィジカル
    ○タカシの引越し
    Mさんは踏んだり蹴ったりだけど最終的には良かったのかもしれない。2人で勝手にやってろ
    ○やめとかんね
    「息を呑んだ。まぶしいほどの、満開の桜」
    登場人物がみんな優しくて良い話。A子さんはきっといい人生を送っていけるはず。
    ○綺麗な梅林
    拝み屋がさっさと帰ろうとするほどの"凄いもの"ってなんな

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    2023年05月31日
  • 怪談狩り 市朗百物語

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    大阪の芸能界で起きた怪談は、リアリティや時代の空気も合間って味わいがある!
    (「黙祷」はさすがに嫌な感じだけれど…)
    ホラードキュメンタリー『北野誠のお前らいくな!』でも取り上げられた怪談やスポットも出ているので、番組を見てるとそちらともあわせた視点で楽しめた。

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    2023年05月26日
  • 怪談狩り 黄泉からのメッセージ

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    身近な人が幽霊・怪異化するというのはなかなか凄みがあるなぁ。
    遺された人を心配して・・なのかもしれないけれど、出現の仕方やアピールの様子が、すでに生きた人のそれではないという…。

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    2023年05月11日
  • 怪談狩り 黒いバス

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    ⁡なんとも恐く不思議な話ばかり、実話なのに本当にこんなことってあるんだなと思いながら、読み応えたっぷりでした!⁡

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    2023年03月29日