中山市朗のレビュー一覧

  • 怪談狩り 黄泉からのメッセージ
     生首の予言
     ひき逃げの犯人
     最後の姿
     おい、飲もうや
     二つの墓石
     館内アナウンス
     死ぬ時期
     七代祟る
  • 怪談狩り 市朗百物語 赤い顔
    買ってから夏が来るまでずっと積ん読状態にしておいた。やっぱり夏と言えば怪談ですよね。
    表題の赤い顔はどこかで読んだことがあった気がしたけど、さてどこだっただろうか。
    心霊現象の確認されたログハウスでの怪談会、さすが中山さん。私はこうして作品として楽しむだけで満足できるタイプなので度肝を抜かれた。
  • 怪談狩り 禍々しい家
    新耳袋の愛読者としては、山の牧場の後日譚があることだけでも最高ですね。
    他にも後日譚がありそうなものも多いし、今後も期待
  • 怪談狩り 市朗百物語
    夏になるとついつい手を出してしまう定番もののボラ―作品。
    なんで? どうして? なんて考えずそういうこともあるのかと雰囲気を楽しむに適していた。当然短編だけど、なんとなく連作のようなものもいくつか。後日譚なのか、終わらない怪異ってのは恐ろしくもあり滑稽でもあるのは気のせいだろうか。
  • 新耳袋 第四夜 現代百物語
    現代百物語の第4巻。基本的に取材や体験談などを99話集めている本なわけで、おもしろいかと聞かれたら、「取り立てておもしろいわけではない」と応えてしまう、そんなシリーズのひとつ。

    一番怖いと言われている「山の牧場」が読みたくて購入したけど……。「不気味っちゃ不気味だけど、怪談か、と言われるとどうなの...続きを読む
  • 新耳袋 第四夜 現代百物語
    ひとつひとつの話は、あまり怖くないのですが、最終章でありこの本の目玉でもある「山の牧場」編に向けて徐々に盛り上がっていきます。
    深夜に薄暗い部屋で一人で一気読みしましょう。
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    怖い体験談99話。赤い車と開かずの間の怪談が、印象に残る。開かずの間の話は、子供の頃に似たような経験がある。だけど、私のは夢でねぼけてたから。
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    様々な人々の奇妙な体験談を蒐集し、読み物らしく整えた怪談シリーズ。
    一冊に100のエピソードを収録して百物語仕立てにすべきところを、
    怪談を百話語り終えると怪異に出会すという古来の通説に従って、
    危険(?)を回避するため、巧妙に「99話しか収録していない」体裁を取っている。
    ハッキリしたオチのない、...続きを読む
  • 新耳袋 第八夜 現代百物語
    「新耳袋第八夜」3

    著者 木原浩勝、中山市朗
    出版 角川文庫

    p268より引用
    “「ついつい」とか「どうも億劫で……」といったケースは、
    我々自身にとってもちっとも珍しくない。だがそれが昂じると、
    いつしか正常の領域を踏み越えてしまう。”

     怪異蒐集家である二人による、
    現代に起こった不思議で...続きを読む
  • 新耳袋 第三夜 現代百物語
    「新耳袋第三夜」3

    著者 木原浩勝、中山市朗
    出版 角川文庫

    p150より引用
    “「幽霊の上に、プロレスラー並みの力。
    アメリカの幽霊はちょっと怖いで」とはH社長の弁である。”

     怪異蒐集家である二人による、
    現代に起こった不思議で奇妙な話を集めた怪談集。
     子供の頃の話から天狗さんの話まで、...続きを読む
  • 新耳袋 第二夜 現代百物語
    「新耳袋第二夜」3

    著者 木原浩勝、中山市朗
    出版 角川文庫

    p77より引用
    “大学生のB君は墓地に入り込んで、そこの墓石を動かすという
    罰当たりな癖を持った男であった。”

     怪異蒐集家である二人による、
    現代に起こった不思議で奇妙な話を集めた怪談集。
     観音様の話から小人さんの話まで、
    読み...続きを読む
  • 新耳袋 第七夜 現代百物語
    いつもと少し路線が違う感じがした
    身近な怪異というよりも、異質な怪異
    恐怖を植え付けるものが多い気した
  • 新耳袋 第六夜 現代百物語
    最後の章はちょっとやっちゃった感がある気がしました。
    20話使ってしまうというのは中々・・・

    筆者は7夜がお気に入りみたいですけど、
    私的に少し消化不良でした。
  • 新耳袋 第二夜 現代百物語
    一夜ほどインパクトが強い話が少ない気がするが、それが新耳袋のいいとこ
    ひっそりとした不思議な話が多い気がしました
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    平成14.6.25 初版 590
    見てはならないものが、起こってはならないことが、この世にあってはならないものが。本書に収められた“怖い話”はすべて、本当のことなのだろうか……。百話を語り終えるとき、怪しきことが起こると古より言い伝えられる「百物語」。これを当代きっての怪異蒐集家の二人が鮮やかに現代...続きを読む
  • 新耳袋 第二夜 現代百物語
    平成14.6.25 初版 571
    あらゆる怪しきものたちが、おそろしきものたちが、あなたの周囲をさまよっている。そしてときに狙いを定め、あなたを、何の前触れもなく訪れる……。長年にわたって地道なフィールドワークを重ね、全国各地の話を蒐集した怪談の数々。古式ゆかしい「百物語」の形式にのっとって展開され...続きを読む
  • 新耳袋 第二夜 現代百物語
    2008/06/22読破。
    この世ならざる。またこの世だからこその本当にあった話。
    たんたんとした表現がまた良い。
  • 新耳袋 第五夜 現代百物語
    この巻は筆者でいうところの「原点回帰」だそうです。
    中には第一夜に収録された話のその後の話や、狐狸妖怪の話、そして戦争にまつわる話など、とにかく不思議な話ばかり集まっている。
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    昨年の夏は通勤にずっと読んでました。前の席に座る乗客をビビらせつつ、冷や汗をかきながら読んでました。こ、怖〜。
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    都市伝説がたくさん集まった本。あまり怖がりでない私も夜中に一人、部屋でこの本を読んだときはぞくっときました。