中山市朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現代的な百物語。フツー百物語ってどんな形式なのか知らないし、怖い事あったらイヤじゃん?
(100話怖い話をする…位?100話目を話し終えたら怖い事が起きる?)
そんなライト怖い話好きな僕でもどっぷりのめり込みました!!
短くても、不思議な、説明できない出来事が99話収録されてる本書、
(「100話」じゃないのは怖い事が起きない作者の配慮です!素敵!)
貴方のちょっとしたスリル体験願望をくすぐる事請け合いです!
特に、色々な章に分かれていて、「○○にまつわる話」なんて具合に
テーマを分けてくれているから、貴方はすぐに自分の読みたい話を
探せるし、それをきっかけに他の怖い話も味わえます。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「なままりさん」という単語が醸し出す不気味さは最高。ただ、誰が誰を恨んで何をしてるのかが結構はっきりしてるので、なままりさんの言葉の響きから期待していた謎の呪い感とか謎みたいなものは全くない。また、双子のキャラクターが富江みたいですごく良かったけど、急に弱くなるので残念だった。ざまあ感は減るかもだけど、どうせ早死にするって二人はわかってたし、変に「ごめんなさい」ってなるより開き直って死んだらキャラが立ってた分キャラの魅力を維持できて、作品としてのもっと評価が高くなったんじゃないかと思った。実話風なので全体的に話の展開は疑問が残るところが多くてややモダモダ。
正直、双子が犬殺してる時点で「死ねど