古野まほろのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★3.5
文庫版あとがきで著者自身が書いていますが、厳密には前作『新任巡査』のシリーズではありません。ですが、同じ著者が書いていて、“新任”と言うタイトルの共通点もあるという事から、結末に大どんでん返しがあることは容易に予想できます。
って言うか、『新任巡査』の結末があまりにも衝撃的だったので、こちらの結末の衝撃度は、それよりはちょっと低いですかねぇ。だって『新任巡査』では、全体の3/4くらいまでは完全にお仕事小説だったのに、いつの間にかミステリーになっていたのに対し、こちらは最初から事件があって、それに向けて解決していくという筋立てでしたしね。それと、あまりにも“伏線”を強調し過ぎだったかも。犯人まではわかりませんでしたが。
面白かったです。 -
Posted by ブクログ
音楽×数学をテーマにした小説を探し中でして。
(レビュー読んでくださった方で、これ!っていう本があれば是非お教えください)
ネットから行き着いた一冊。
吹奏楽部員による、サバイバルミステリー。
ここにどう数学が関わってくるかを説明すると、おそらく、誤解とネタバレを招くと思うのでスルー。
最強の体育会系文化部である吹奏楽部だからこそ、なのかなんなのか、とりあえずパートリーダーって大変だということが分かったよ、私。
しかしだなぁ。
序盤で、突然10年に一度の怪奇現象により校舎が飛んでいくわ、着いた世界で牛に追いかけられるわ、大蛇に襲われるわで、ちょっとこの小説の着地点が見えなかったのだけど。
そんな序盤なんて、まだ甘かったよ……。
読む内に、どんどんこの小説のヤバさ、そこに解を持っていく猟奇的シナリオに戦慄する。
というか、そもそも、そんなエゲツないことが過去何回も起きているのに、相変わらず校舎を建ててる学校が普通にヤバかったな。そうだな。
まぁ、そういう色んなヤバさを、ミステリー小説だから!この物語はフィクションです!って、まるっと収めてしまえば、最後まで読めなくはないと思う。さらにはカラクリだけを読むと、面白いと思う人もいるかもしれない。
ほんと、ある意味の、虚でした。