古野まほろのレビュー一覧

  • 外田警部、TGVに乗る

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    まほろのコロンボ式シリーズ二作目。今回は長編。
    コロンボなのか古畑なのか、あるいはそのどちらもなのか、オマージュなのは自明なヨーロッパの自国領事館という舞台設定。
    登場人物や会話内容は相変わらずだが、まほろにしては奇抜でない、由緒正しめの時刻表アリバイトリック。
    個人的には、やたら偏った作風で本格をやってくれるこのシリーズは好きで、話が大きすぎず小さすぎなかった本作もかなり楽しめた。2014年作品トップ10くらいには入る。
    4+

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    2015年04月25日
  • 名探偵だって恋をする

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    宮内さん目当てで購入し、やっぱり「空蜘蛛」が一番好みだったし、この短さの中で、物語と人物描写のみならず細かな部分(音楽や服装等々)も「抜かりなし」で満足。
    影響されて、しばらくパッサカリアばかり聴いてしまった。

    アンソロジーゆえ、他4人の、今まで読んだことがないラノベ系作家さんの作品に触れられたことも良かった。失礼ながら、どなたも存じ上げなかったし、好みはあるものの、購入して損はなかった。(アンソロジー集は、半分以上の作品を気に入らないと、失敗したと思う)

    他作品では、椹野さんの軽めの探偵ものが特に気に入った。舞台がイギリスなのも好み。貴族探偵エドワードシリーズを読みたくなった。

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    2014年06月28日
  • 復活―ポロネーズ 第五十六番―

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    古野まほろ作品はSF推理小説が多いけれど、これは純粋にSF。ちょっと毒が強過ぎるきらいはあるものの面白かった。

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    2014年02月09日
  • 群衆リドル~Yの悲劇’93~

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    一気に読んだ。
    いや、読まされた。
    キャラもお膳立ても、どちらかと言えば好ましく、ストーリーとしても面白い。
    にも関わらず、なにか釈然としないものがある。
    その理由が自分でも判らないが、☆一つ減。

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    2014年02月07日
  • 群衆リドル~Yの悲劇’93~

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    ”群衆リドル Yの悲劇’93”古野まほろ著 光文社文庫(2013/08発売)
    (2010/12 光文社単行本の文庫版。解説:有栖川有栖)

    ・・・謎の招待状によって集められた九人の男女。雪に閉ざされた山荘を舞台にした惨劇。彼らを繋ぐ糸と連続殺人の犯人の謎に挑むの天才ピアニスト。

    ・・・古典作品をモチーフにした作品。(”Yの悲劇”ではなく”そして誰もいなくなった”の方が近い。)
    雪の山荘、暴かれる過去、マザーグース、ミッシングリング、密室と盛りだくさんなのですが、ちょっと好みに合わないトリックもあったのが残念でした。

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    2013年12月31日
  • 群衆リドル~Yの悲劇’93~

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    さすがに天帝シリーズの新訳とは違い、文庫化にあたって大きな変化はない。
    改めて読むと、終盤のとある伏線に笑った。

    巻末に作品世界・人物相関図つき。
    二条さんが水里兄の先輩とか、イエ先輩と例の彼女がピアノ師弟だとか、本編で書かれてたっけ?

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    2013年09月06日
  • 復活―ポロネーズ 第五十六番―

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    ■近未来。あの中国(の陰謀に遭って)統治されたしまった日本。すごくリアルであまりにもタイムリーだしね。

    ■「こんなことは起きるはずがない」とは口が裂けても言えないぐらい、描写も設定も現実感ありまくり。

    ■家畜同然の扱いをされている日本人。日本を復権させるべく...。何度も何度もどんでん返しが繰り返されて、最後の最後まで息を抜けずに読み切れた。

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    2012年11月17日
  • 復活―ポロネーズ 第五十六番―

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    読ませる!この特異な設定の世界に読者を引き込むための部分が、登場人物の心理描写に比して多すぎるようにも感じるが、それもやむを得ないのかも。
    倍位の量でじっくり書き込んで欲しかった気がするのは、それこそこの作者の技量故か。
    ただ、この終わり方は陳腐すぎないか?

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    2012年10月31日
  • 復活―ポロネーズ 第五十六番―

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    面白かった。ちょっと、言い回しで鼻につくところはあったが。
    それにしても、万人ハッピーなSF小説ってもう書けないのかなあ。読後の良いのが全然ないねんけど。

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    2012年10月08日
  • 公安警察

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    警察庁警備局、警視庁公安部を中心に、組織令をたどりながら、公安とは何かを解説している本。著者の経歴からも内容に現実味があり、会話形式の説明もわかりやすい。中央省庁と都道府県の組織体系に通じている人は、読みやすいかと思う。

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    2026年06月14日
  • 警察捜査の真実

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    警察捜査の真実について書いた一冊。

    警察官とのインタビュー形式で書いており、あまり読みやすくはなかったが内容は面白かった。

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    2026年05月16日
  • おんみょう紅茶屋らぷさん ~陰陽師のいるお店で、あなただけの一杯を~

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    陰陽道の五行を紅茶で表現しているのが面白い。話はほのぼのしていて安心して読める。ただ、主人公と相手役のやりとりが若干ウザく感じた。

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    2026年03月17日
  • 公安警察

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    公安警察といえば某アニメのキャラクターを思い浮かべるが、本書にも日本一有名な公安警察官R・Fさんのリアリティにせまる章があり、そこが1番おもしろかった。

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    2025年11月27日
  • 警察捜査の真実

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    元エリート警察官であり、数々の警察小説を物している古野まほろが語る「警察捜査の真実」という触れ込みに期待して読んだが、警察の実務や刑訴法にある程度の知識を有する読者ならともかく、そうでない読者には、捜査関係書類の種類や名称など、理解が及ばす退屈なだけではないか。中途半端な印象を持った。

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    2025年09月29日
  • 警察捜査の真実

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    古野まほろさんのファンなので購入しました。

    職務質問から逮捕、取り調べまでの流れについて、微に入り説明されています。他の本よりも色々な意味でリアルです。

    少し文体が独特ですが、新書で3時間ほどで読めますので、警察のお仕事に興味がある方は、目を通してもよいでしょう。

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    2025年08月23日
  • 警察捜査の真実

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    警察というものについて、少し賢くなった気がする。
    事件の捜査がどのように行われるのか、捜査本部の実情はどんなものか、取り調べでカツ丼が出ないのはなぜか、等など。
    日々身を粉にして働いてくれている警察官の皆さんの仕事を増やさないように努めたい。
    あと、個人的には病院以外で死なないように気をつけたい。

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    2025年07月16日
  • 侵略少女~EXIL girls~

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    これを100パーセント理解して読める人は何人くらいいるのか。
    一回読んでから検証しながら読んで、また通して読む。
    それを時間の許す限り丁寧に。
    それはもう才能だ。
    私にはできないけれど、それでも、読み進めてしまう物語がここにある。
    今年のGWはカーテンとこの本で充実した休みだったな笑
    それにしても自跋。じばつ、と読むのも意味も調べて初めて知ったけど、古野さんそんなことになっていたの?知らなかった。。。まだ読みたい物語がたくさんある。ご自身の苦しさを思えば私の衝撃など、だが、ご無理のない範囲で、良き方向に向かいますように。

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    2025年05月11日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    6名の作家のアンソロジー
    読んだ事ある人、名前だけ知ってる人、存じ上げなかった人混じってる

    それぞれに良さはあったと思う。

    私は一肇さん(この度知った)の作品が興味深かった。決して登場人物の名前の独特さから思った訳ではない。
    青春小説と本格ミステリの融合と感じた。

    アンソロジーは新しい作家発掘にとても良いなーと、改めて感じた。

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    2025年04月14日
  • 新任警視(上)(新潮文庫)

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    老警を読んで、面白かったのでこちらも読みました。(上下巻に分かれておらず、一冊だったけどかなり厚い。しかも文章が二段)

    警察組織のことや、時代背景や、もろもろ細かく描写するタイプの作者さんなので、根気がいる。
    でも、細かく描写してくれているおかげで登場人物や舞台がイメージしやすい。
    だから、事件が動くと映画のように頭に入ってくる。これが結構癖になるので、他の作品も読みたくなる。

    カルト教団のやり口や、オウム真理教の事件など、当時幼かったので知らないことばかりだった。
    次はどの作品を読もうかな〜

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    2025年04月01日
  • 命に三つの鐘が鳴る~埼玉中央署 新任警部補・二条実房~

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    メフィスト賞作家なのでもっとぶっ飛んだイメージを持っていたが、本作は割と手堅い警察小説。警視庁キャリアだったという経歴は設定だと思っていたが案外本当なのかもしれない。
    終盤は衝撃の展開であるが、伏線はしっかり散りばめられているため本格ミステリではある。

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    2024年10月24日