古野まほろのレビュー一覧

  • 警察捜査の真実

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    元エリート警察官であり、数々の警察小説を物している古野まほろが語る「警察捜査の真実」という触れ込みに期待して読んだが、警察の実務や刑訴法にある程度の知識を有する読者ならともかく、そうでない読者には、捜査関係書類の種類や名称など、理解が及ばす退屈なだけではないか。中途半端な印象を持った。

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    2025年09月29日
  • 警察捜査の真実

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    古野まほろさんのファンなので購入しました。

    職務質問から逮捕、取り調べまでの流れについて、微に入り説明されています。他の本よりも色々な意味でリアルです。

    少し文体が独特ですが、新書で3時間ほどで読めますので、警察のお仕事に興味がある方は、目を通してもよいでしょう。

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    2025年08月23日
  • 警察捜査の真実

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    警察というものについて、少し賢くなった気がする。
    事件の捜査がどのように行われるのか、捜査本部の実情はどんなものか、取り調べでカツ丼が出ないのはなぜか、等など。
    日々身を粉にして働いてくれている警察官の皆さんの仕事を増やさないように努めたい。
    あと、個人的には病院以外で死なないように気をつけたい。

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    2025年07月16日
  • 侵略少女~EXIL girls~

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    これを100パーセント理解して読める人は何人くらいいるのか。
    一回読んでから検証しながら読んで、また通して読む。
    それを時間の許す限り丁寧に。
    それはもう才能だ。
    私にはできないけれど、それでも、読み進めてしまう物語がここにある。
    今年のGWはカーテンとこの本で充実した休みだったな笑
    それにしても自跋。じばつ、と読むのも意味も調べて初めて知ったけど、古野さんそんなことになっていたの?知らなかった。。。まだ読みたい物語がたくさんある。ご自身の苦しさを思えば私の衝撃など、だが、ご無理のない範囲で、良き方向に向かいますように。

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    2025年05月11日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    6名の作家のアンソロジー
    読んだ事ある人、名前だけ知ってる人、存じ上げなかった人混じってる

    それぞれに良さはあったと思う。

    私は一肇さん(この度知った)の作品が興味深かった。決して登場人物の名前の独特さから思った訳ではない。
    青春小説と本格ミステリの融合と感じた。

    アンソロジーは新しい作家発掘にとても良いなーと、改めて感じた。

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    2025年04月14日
  • 新任警視(上)(新潮文庫)

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    老警を読んで、面白かったのでこちらも読みました。(上下巻に分かれておらず、一冊だったけどかなり厚い。しかも文章が二段)

    警察組織のことや、時代背景や、もろもろ細かく描写するタイプの作者さんなので、根気がいる。
    でも、細かく描写してくれているおかげで登場人物や舞台がイメージしやすい。
    だから、事件が動くと映画のように頭に入ってくる。これが結構癖になるので、他の作品も読みたくなる。

    カルト教団のやり口や、オウム真理教の事件など、当時幼かったので知らないことばかりだった。
    次はどの作品を読もうかな〜

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    2025年04月01日
  • 命に三つの鐘が鳴る~埼玉中央署 新任警部補・二条実房~

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    メフィスト賞作家なのでもっとぶっ飛んだイメージを持っていたが、本作は割と手堅い警察小説。警視庁キャリアだったという経歴は設定だと思っていたが案外本当なのかもしれない。
    終盤は衝撃の展開であるが、伏線はしっかり散りばめられているため本格ミステリではある。

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    2024年10月24日
  • 新任巡査(上)(新潮文庫)

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    警察の組織や研修等が詳しくて面白い。さすが元警察官が執筆した本だと思いました。
    また、社会人の心構えとしても、通じる部分が多く、その面も勉強になった。
    物語は下巻にも続くので、是非読みたい。
    頼音くんの素直に物事を叱られながら吸収していく部分がよい。非常に人間的な性格で読んでいて清々しい。

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    2024年10月14日
  • 臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族

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    人の嘘を瞬時に見分ける能力を持つ唯花。助手の晴彦とともに、文渡財閥の隠れ里文渡村で起きた殺人事件の嘘つきを探すことに。

    壮大すぎるクローズドサークルでの財閥一族のドロドロ。結末を知った後だとなるほどと。そして最後はかなりダークだけど、面白かった!そしてやっぱり古野さんの描く美少女の独特な言い回しクセになります。

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    2024年10月08日
  • その孤島の名は、虚

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    ネタバレ

    借り物。あまり大きな声では言えないけど、難しすぎて所々飛ばし読みしちゃった。

    武器を捨てよ、楽器をとれ。“惑わしの島”を出るために。

    オーロラが教室を覆ったとき、女子高生たちの姿が忽然と消えた――。10年ごとに発生する神隠し。吉祥寺南高校・吹奏楽部24名は突如としてこの現象に巻き込まれ、謎の孤島に飛ばされた。忍びよる生きた影。螢のように輝く住人。常に変貌する自然や廃墟。襲撃による仲間の死。“存在”と“法則”に支配されたこの島で、彼女達は生き残れるのか!? 謎また謎、逆転に次ぐ逆転、そしてまさかの真実。

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    2024年09月19日
  • 時を壊した彼女 7月7日は7度ある

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    2020年7月7日、七夕の夜に高校の屋上に集まった吹奏楽部の光夏、真太、一郎、英二、詩花の5人。演奏中に突然爆発が起き、気がついたら真太が転落死していた。爆発の原因は未来から来た、ハルカとユリという2人の少女。真太の死の未来を変えるため、吹奏楽部の4人と2人の少女は時を巻き戻すことに…。
    2段組の500ページ越えの超ボリューム、正直書いてあることの半分ぐらいしか理解できてる気がしない。終盤に来て明かされる吹奏楽部の人間関係絡み合いすぎ。感情が重すぎやしないだろうか。ハルカと一郎だけでも幸せになれそうでよかった。

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    2024年09月02日
  • 警察用語の基礎知識 事件・組織・隠語がわかる!!

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     元警察官僚が書いているため、警察社会の中の話が、かなりのリアリティを持って書かれており、思想的に偏ることなく脚色されることなく書かれている。全国警察を管理する立場にある警察官僚の著作であるが、現場の肌感に即した内容も網羅して記述されおり、組織内の機微な人間関係や価値観等も余すことなく描写されていて、閉鎖的な警察社会を垣間見える本であった。

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    2024年08月20日
  • 警察の階級

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     社会でいわれる一般的な警察社会の風聞や公表されている情報以上の現場の空気感的な話を重点に記載されており、内容がリアルであった。元警察官僚が書いており、警察組織内部に興味がある人には参考になると思う。

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    2024年08月08日
  • オニキス―公爵令嬢刑事 西有栖宮綾子―(新潮文庫nex)

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    未来ミステリー?余りにも現実離れな作品。内容自体は中々面白かったです。この流れ最期までシリーズ続くのかな?

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    2024年07月01日
  • 警察の階級

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    ⚫︎まあまあですな
    ⚫︎くどい書き方は相変わらずなんで、もう少しまとめたほうが読みやすい。新書なんでね。
    ⚫︎毎回思うけど、この手の本に期待しているのは、内情の具体的なエピソードなんで、制度解説はサクッとした感じでもいいんだよね…
    ⚫︎とは言え、なるほど!って話も多かったし、くどい語り口もだんだん味が出てきたな!とも思えなくもない。

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    2024年06月30日
  • ロジカ・ドラマチカ

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    古野さん特有の言い回し、久々に読んだので懐かしい笑
    さるご令嬢の美人で頭脳明晰な女子高生、っていう設定好きですよね。こういうの大好物ですが。
    内容が難しすぎたけど、言葉の細かいところを解析し合う、っていう流れは面白かった。

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    2024年06月14日
  • ロジカ・ドラマチカ

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    これをすみずみまで納得して理解して読むのには相当の時間と集中力と共感力が必要。緻密なロジックゲーム。
    それはそれとして今ちょうど通勤中に新任警視を読み返していたのでタイムリーだった。
    25歳だった彼ももう四十路。何があったよ。気になりすぎる。

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    2024年04月14日
  • オニキス―公爵令嬢刑事 西有栖宮綾子―(新潮文庫nex)

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    全て金で解決とあって、中々ダイナミックな事件解明の仕方で面白かった。ただミステリかといわれるとそうでもない。刑事の現場を切り取ったシチュエーションコメディのような作品だった。

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    2024年03月20日
  • ロジカ・ドラマチカ

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    神は細部に宿る
    17歳の特異な女子高生と、中年警視正の言葉の解釈による対決
    設定が異様な上に、細かい解釈と推理は、緊張感がありながらも、どこか没入しにくい
    言葉に拘る著者ならではの作品

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    2024年02月13日
  • 監殺

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    ネタバレ

    警察組織の複雑さが想像越えていたので
    なかなか読み進められなかった。
    陰湿極まりない壮絶ないじめとパワハラが
    読んでいて腹立たしいやら悔しいやら悲しいやら…。


    精神を攻撃する嗜虐的な描写が
    多いため、こちらのメンタル持っていかれる。
    でも面白い。
    SG班の個性的なキャラクターたちが
    「必殺仕事人」っぽい

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    2024年02月13日