古野まほろのレビュー一覧

  • その孤島の名は、虚

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    ネタバレ

     目に映るものすべてがことばに変換され、
     心に感じるものすべてをことばで顕さなければ受け容れられない。




     あえてジャンルは青春小説。
     それはそれは数学パズルでありロジック・ミステリなのだけれど、
     同時に女子高生モノであり異世界モノでありサバイバルモノでもあってバトロワモノでもあるので、
     そんなもん青春以外のなんだって云うのさ。

     相変わらずの語り口だけれど衒学的ではないんだよな、と思っていたらあとがきで、
    「頭が重く、口数が多い本能を抑えて、作家としての生涯のテーマだけを追ってみる。
     偏執的・網羅的な足し算掛け算の癖を抑えて、お客様の想像力を信じた引き算をしてみる。」
     と

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    2020年08月09日
  • 警察手帳

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    元警察のキャリア(自称)視点で、警察組織のリアルな実情を説明したもの
    ある程度網羅的に書いてあるけど、交通とか所属したことがないとろこは知らないと正直に書かれてあるので、より一層の信憑性がある
    交通以外にも、公安とか他にも知りたいところだけど、その辺が知りたかったら他の人のを読めということですかね

    まぁ、今まで知ってた事がほとんどで、特に意外な事実はなかった
    ただ、警察庁と各都道府県警の法的な建前と現状、その関係性はわかりやすかった

    ってか、僕は警察関連の知識をどこで知ったかと考えたら、やはり小説だったんだよね
    乃南アサの「ボクの町」とか大沢在昌の「新宿鮫」とか、他にも何人かの作家さんのを

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    2019年12月20日
  • 警察手帳

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    警察の組織について語る。
    内容自体は面白いのだが。
    この人、元警察官で、それもペーペーでなく、充分なキャリアを積んだ上で今作家らしい。

    そのせいか、うざい。

    文体というか。
    なんで会社とか軍隊、海軍に例えなきゃいけないんだ。それが判りやすいと思ってんのか。

    ま、作家としてのこの人のファンもいるんだろうから好き嫌いだが、気持ち悪くって、本としては評価下げ。

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    2019年11月22日
  • 臨床真実士ユイカの論理 ABX殺人事件

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    わりと犯人やらその他諸々に関する事はわかりやすく問題が配置されていたような気がする。前作のような舞台設定もないのでそこらへんもわかりやすい。でも犯人を指摘するための論理構築が相変わらずエレガントで気持ち良かった。古野まほろ先生の作品の中ではこのシリーズは読みやすい部類に入ると思うので是非読んで(ダイマ)。

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    2019年10月05日
  • 警察用語の基礎知識 事件・組織・隠語がわかる!!

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    面白かったけど、マニアックすぎた。用語の本だけあって膨大な量の専門用語が出てくるから自分で整理して読む必要がある。

    警察マニアみたいな人は楽しめると思う。

    基本的な日本の警察組織の構成とか、各警察署内の部署、そこで働く警察官の階級や役割分担がわかって面白かった。

    警察24時をより楽しめるようになった。

    各県の警察本部や警視庁の警察官はやっぱ選ばれしエリートなんだなって思った。

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    2019年08月27日
  • 陰陽少女

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    シリーズの最初から読まないとダメなんですかね。
    いまいち、理解できないところが。
    ミステリー? 伝奇?
    わからない(><)

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    2019年05月21日
  • 新任巡査(下)(新潮文庫)

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    内田希、22歳、女警。飛び抜けて優秀な彼女には秘密がある―。少女連続行方不明事件の目撃情報と、警察署内の「開かずの間」の噂。わずかな手がかりから事件の真相に迫る二人の新任巡査の背後に襲いかかる凶刃、そして命の危機…。巧緻に張り巡らされた伏線の先に浮かび上がる驚愕の真犯人とは。警察組織の内情を知悉する元警察キャリアの著者にしか書き得ない究極の警察ミステリー。

    伏線かなと思っていた点はことごとくそうであり、とても残念な仕上がりであった。最後までリアルに徹すればよかったのに。

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    2019年05月05日
  • 池袋カジノ特区 UNOで七億取り返せ同盟 II―グラン・コン編―(新潮文庫nex)

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    UNOルーレットというゲームを考案し、復讐の手段に使うというアイデアや、ゲーム展開は良く考えられていて賢い人かなと思うものの、いかんせん文章が面白くない。無駄に多用するフランス語のルビも読みにくさに拍車をかけており、最後まで見て楽しめなかった。

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    2019年02月14日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    白の理由は、ちゃんと館を扱った短編だからか。
    黒は、変化球が多いのでその他?で括られたかな。

    わりと無難な話が多かったが、一肇は意外性があっておもしろかった。

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    2021年08月26日
  • R.E.D. 警察庁特殊防犯対策官室(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    献本プレゼント企画でいただきました。
    政官業巨大疑獄と謎のデータテロリスト<ワスレナグサ>に立ち向かう、総理直轄の特殊捜査犯<サッチョウローズ>が活躍する話。
    時は、東京オリンピックのあと<厄災>が起きた日本。東京は湖になり、中京都という場所に首都が移された。
    「悠久を生きる特殊少女×警察」っていう新しいタイプの話だった。最初は読みにくいな…って思ったけど最期まで読むと話が繋がってきて、
    アニメとかにしたら受けるような感じがした。

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    2018年10月11日
  • セーラー服と黙示録

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    探偵を養成するカトリック系の女子高と、そこで厳しい規律を潜り抜けながら寮生活を送る今日子たちの、少女小説みたいな可愛らしい雰囲気が良かった。でも表層以外は入り込めなかった。大好きなお姉様二人が磔で発見される事件の謎解きも上手く飲み込めなかったものの、今日子たち三人の推理の活躍はちょっとわくわくした。

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    2018年10月09日
  • 警察官白書(新潮新書)

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    交番、生安、刑事、交通、警備 全国26万人警察官を平均化。著者は元東大卒のキャリア官僚後、作家になったらしいですが、小説の評判はあまり高くないようなので、今後もこの路線がいいかも。

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    2018年10月08日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    「館」をテーマにしたアンソロジー。
    「煙突館の実験的殺人」は犯人がなんとなく読めたが、こんな設定だったとは…

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    2018年07月24日
  • 池袋カジノ特区 UNOで七億取り返せ同盟 II―グラン・コン編―(新潮文庫nex)

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    ようやく土台を整え、後はカジノに招待するのみ。

    自分が一番強い、と思っている者こそ
    うっかり足元の罠が見えていない。
    そんな状況でした。
    とはいえ、どんな時も冷静に、と言われても
    どうしようもないでしょうが。

    カードもコインも作って、さぁ…という本番。
    そこまで騙すか! というほどの金の使いよう。
    しかも罠は二転三転。
    よく、仲間内にすべてを知らないのが混じっている方が
    向こうも騙しやすい、というのを聞いたことがあります。
    まさにその状況。
    本物の驚愕ほど、印象強いものはないです。
    とはいえ…これは…うん、まぁよし?w
    向こうも反撃を考えていたのはいいのですが
    あれだけというのが、お粗末な

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    2018年05月30日
  • 警察手帳

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    内容についてはそれなりに面白かった。知らない世界のことであるので、階級の話などはよく分かった。また、警察人の考え方の傾向も分かりやすく面白かった。

    ただ、好みの問題だが、書き方というか文体がなんとも読みにくく感じた。この人の小説を読んだことがないので、新書にしてはずいぶんくだけた感じだと思ったが成功しているとは言い難い。

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    2018年05月27日
  • R.E.D. 警察庁特殊防犯対策官室 ACTII(新潮文庫nex)

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    シリーズ第2弾。
    厄災に見舞われた後の新首都・中京都を舞台にした近未来警察小説。
    設定も登場人物もかなり無理があって、突っ込みどころ満載なのだけれど、意外にもシリーズ第2弾では登場人物に愛着が湧いていたことにびっくり!
    「R.E.D」の本来のメンバーは6人。前作では均等に描かれていたが、今作では時絵と舞春のどちらかと言うと戦闘派の2人がメインで活躍しており、他のメンバーの登場シーンが少ないのが、少し残念。
    今作では官僚が絡んでいる国を挙げての少女買春がテーマになっており、最終的なボスとの対決はお預け…と言うことは、必然的に第3弾があるのだろう。
    現実的ではないけれど、これはこれで意外にハマるシ

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    2018年05月02日
  • おんみょう紅茶屋らぷさん ~陰陽師のいるお店で、あなただけの一杯を~

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    死んだ弟のため、父の決めた道を突き進む主人公。
    けれど疲れて…疲れた先でみたのは、牛。

    アリスではないですが、それは見かけたら追いかけて
    一体何事か、と確認したいものがあります。
    着いた先が紅茶屋で、しかも陰陽師。
    言っている事は確かに五行になりますけど
    いいのかこれ、と突っ込みたくなるものが。
    若干『姉』の方はどういう感じなのか、知りたいものが。

    連続短編になっていて、紅茶以外やる気がない陰陽師と
    食べ物を習得させようとする1話目主人公。
    よくありがちに、その後はバイトになっていますが
    多分陰陽師が食べ物を作れる日はないかと。

    2話目の話は、最終よかったね、で終わりますが
    彼氏は生きる

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    2018年04月12日
  • R.E.D. 警察庁特殊防犯対策官室(新潮文庫nex)

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    前半は、シュミじゃないなとちょっと後悔しかけたが、マァマァよかった。まだ、ほんのプロローグだし、次作次第か

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    2018年04月03日
  • 身元不明 特殊殺人対策官 箱崎ひかり

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    面白かった。     
    エリートによるエリートのためのエリート小説。      
    私のような凡愚はもう初っ端から振り回されっぱなしで、置いてけぼりで、考える余裕が無かった。     
    400P、長いようであっという間の展開だった。   
    いつの間にかの本格ミステリで、怒涛の警察小説だった。

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    2018年02月20日
  • 臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族

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    言葉の真偽を瞬時に判別できる本多唯花。彼女のもとに旧家の跡取り・文渡英佐から一族のなかで誰が嘘をついているのか鑑別してほしいという依頼がくる。実は、一族が住む隔離された村で英佐の弟・慶佐が殺されていて…
    一族の跡取りとか隔離された村とか私の好きな設定なんだけど、集中して読まないと論理でこんがらがってしまいそうになりました(^^;)

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    2017年12月12日