古野まほろのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ人気の街、吉祥寺。でもあなたが道に迷ったとき、人知れぬ場所にひっそりと隠れている不思議な紅茶屋に、出会うかもしれません。あたたかな空気に満ちたその紅茶屋の店主は、優しい微笑みでお客さんを迎える、その実ちょっぴり辛辣なところもある陰陽師の青年。就活に疲れた女子大生、迷える若い恋人たち、結婚を前に危機に陥ったOL――それぞれの道で戸惑う人たちに、そしてあなたに。不思議であたたかな「紅茶屋 らぷさん」で、陰陽師が淹れる運命の一杯、いかがですか?
個人的な感想を。
何人かのエピソードから構成されている物語です。
最初のエピソードのお嬢さんが、物語の語り手であり、大きな役割を果たしています。
最初の -
Posted by ブクログ
ネタバレ献本でいただきました。ありがとうございました。
心が遊離した人と許された人間だけが訪れることのできる吉祥寺の紅茶屋。陰陽師でもある店主に「物語を紡ぐ」ことにより、問題解決のための一歩を踏み出す人々。一章でお店を訪れた佐々木英子はお店でバイト(?)をすることになり、訪れた人々の問題解決のお手伝いをすることに。
陰陽師小説は他も読んだことがありますが、こんなに詳しく五行等が語られているのは他にないのでは。式神もかわいい姿で登場し、挿絵で見たかったな。
正朝の求めるものは今回詳しく語られていなかったので、シリーズ化でこれから語られるのでしょうか。 -
Posted by ブクログ
今まで読んだ、まほろ作品の中では1番読みやすかったです。天帝シリーズのような、溢れんばかりの衒学趣味や、二条シリーズのような長ったらしい講釈がなかったせいでしょうか…
何やら示唆的でセンチメンタルなプロローグはいつも通り。
帯にもあるように、本格ミステリのあらゆるガジェットを放り込みながらも、散漫せず、ここまで綺麗に集約した手腕は流石です。
絶対に意識したであろう、某有名古典トリックの一部流用には笑ってしまいましたが、それすらロジカルに解明してみせるのですから、この著者の理論への傾倒ぶりには凄まじいものを感じます。
次作も手元にあるので、近いうちに読んでみようと思います。