古野まほろのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ献本でいただきました。ありがとうございました。
心が遊離した人と許された人間だけが訪れることのできる吉祥寺の紅茶屋。陰陽師でもある店主に「物語を紡ぐ」ことにより、問題解決のための一歩を踏み出す人々。一章でお店を訪れた佐々木英子はお店でバイト(?)をすることになり、訪れた人々の問題解決のお手伝いをすることに。
陰陽師小説は他も読んだことがありますが、こんなに詳しく五行等が語られているのは他にないのでは。式神もかわいい姿で登場し、挿絵で見たかったな。
正朝の求めるものは今回詳しく語られていなかったので、シリーズ化でこれから語られるのでしょうか。 -
Posted by ブクログ
今まで読んだ、まほろ作品の中では1番読みやすかったです。天帝シリーズのような、溢れんばかりの衒学趣味や、二条シリーズのような長ったらしい講釈がなかったせいでしょうか…
何やら示唆的でセンチメンタルなプロローグはいつも通り。
帯にもあるように、本格ミステリのあらゆるガジェットを放り込みながらも、散漫せず、ここまで綺麗に集約した手腕は流石です。
絶対に意識したであろう、某有名古典トリックの一部流用には笑ってしまいましたが、それすらロジカルに解明してみせるのですから、この著者の理論への傾倒ぶりには凄まじいものを感じます。
次作も手元にあるので、近いうちに読んでみようと思います。