【感想・ネタバレ】セーラー服と黙示録のレビュー

あらすじ

ヴァチカン直轄の探偵養成学校・聖アリスガワ女学校の卒業試験。そのお題は“奇蹟を起こすこと”。鐘楼に設置された密室に幽閉されるふたりの女生徒。しかし、翌朝ふたりは鐘楼尖端の十字架に磔となって発見された! 巻末には九条キヨ氏によるキャラクターカラーラフ掲載!

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Posted by ブクログ

いやーおもしろかった‼️以前に短編集でチラ読みした作家さん。気になって読んでみたらすごい好みでした☆舞台は架空の日本帝国にある孤島のミッションスクールの女子校。これだけでも好き!なのに、ミステリもあってまたその謎解きがなんと探偵役が三人いてそれぞれが推理を分けて組み立てるという変則タイプ。そして犯人はわかっても処罰されないどころかもっと深い意味があって…最初は読みにくいなと感じても絶対おもしろいからオススメしたいです。ちなみに女子校でセーラー服…わたしも通ってましたf^_^;

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2019年06月14日

Posted by ブクログ

再読。セーラー服と黙示録シリーズ第一弾。孤島に建設された探偵養成学校・聖アリスガワ女学校を舞台とした長編ミステリ。これだけでもうお腹いっぱいともいえる設定だが、事件自体もかなり突飛で摩訶不思議としか言えない。はたしてこの事件は神の奇蹟なのか、それとも人が起こした犯罪なのか。再読なので大体は覚えていたのだけれど、設定からしてもう有栖川有栖リスペクトが凄まじい作品であることに疑いの余地はない(水村という名前も出てくるぐらい)。探偵役は三人いるが、それぞれがフーダニット、ハウダニット、ホワイダニットに特化しており、その犯人の指摘の仕方にそれぞれの個性が表れているところも面白い。天帝シリーズとも繋がっている世界観なので、探偵役の一人である古野みづきの名前を見ただけで察する事がある読者もいると思う。

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2022年01月09日

Posted by ブクログ

探偵を養成するカトリック系の女子高と、そこで厳しい規律を潜り抜けながら寮生活を送る今日子たちの、少女小説みたいな可愛らしい雰囲気が良かった。でも表層以外は入り込めなかった。大好きなお姉様二人が磔で発見される事件の謎解きも上手く飲み込めなかったものの、今日子たち三人の推理の活躍はちょっとわくわくした。

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2018年10月09日

Posted by ブクログ

綾辻行人や有栖川有栖的な本格ミステリを期待して読んだら、作者の方、がっつりお二方に師事していたらしい。あらすじを読んだ時点でこれは期待できそうな本格ミステリ!と思ったし、実際読んでいても期待通りだったんだけど、私自身の本格ミステリへの興味が薄れていたのか、それとも期待値が高過ぎたのか、10代のころ初めて綾辻行人や有栖川有栖を読んだ時のカタルシスには及ばなかった。
世界の設定がパラレルワールドの日本で、事件が起こるまでに、総ページ数の半分くらい?は世界観の説明に費やされていたかも。シリーズ化されているようなので、今後の前説的な位置づけなのかな?

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2017年01月07日

Posted by ブクログ

学園の説明が丁寧に書かれていてシリーズの序章といったところ。
探偵を養成する学校の設定としては特殊。

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2016年08月09日

Posted by ブクログ

セーラー服と黙示録読んだ。うーん…正直なところ、前半部分(150ページくらい)とホワイの推理が頭に入ってこなかった。けど、後半の探偵パートは良かった。

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2016年04月04日

Posted by ブクログ

古野まほろ作品初体験。アリスガワという学校名だったり細かなネタにニヤリとさせられつつも、大筋の謎の開示が作中でなされた割に完全に腑に落ちない感じ。それを解消するために早く続編に取り掛かりたい。それはそうと女性下着のたたみ方の描写が結構詳細なので勉強になりました。

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2015年10月04日

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