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Posted by ブクログ
話された文章の客観的な真偽と話した人が嘘をついているか否かを判別する障害を持つ臨床真実士本多唯花シリーズ2作目。前作で設定が理解出来ていたからか結花独特の語りも気にならずさくさく読める。今回は唯花の元に届いた連続殺人を止めてみろ、という挑戦状に障害を元にした論理を武器に挑む話。サブタイトルの元ネタと同じく一見関係なく見える被害者達、調べていくと意外な繫がりが見えてきて…なんだけど関係者それぞれが認識している事実から真実を構築して微妙に隠された嘘を暴く展開は相変わらず精緻。結構置いてけぼりにされる作品が多い中で今回は最後までついていけた。まほろ入門編にはいいかも。でもこれシリーズ一作目読むのしんどかった覚えが。
Posted by ブクログ
レビューが遅くなってしまいましたが、100タイトルプレゼントでいただきました!ありがとうございます。
このシリーズは第1作目は未読なため、初めて読みました。臨床真実士という、真偽、ウソホントが見抜けるという特殊能力を持つ、唯花が真相を解いていくもの。
ところどころそれっぽい用語が出てきて、最初は少し抵抗があるものの、慣れてくると面白い設定。こんな能力があれば便利だよなぁと思う反面、ちょっと怖いかもしれない。
読んでいる時はそれほど意識しなかったけれど、最後まで読んで序章を確認し直して、あぁ〜確かに「ABC殺人事件」だ!と思った。
最初は事件を追っていくことで精一杯だったけれど、最後に証言が繋がっていく瞬間はさすがに気持ちが良い。しかも更に転ぶのが、あっと言わせる。
ミステリ、としても十分面白いのだが、主人公の唯花という存在にとても魅力を感じた。唯花のイラストはそれこそ表紙にしかないけれど、助手の晴彦目線で表現される唯花は、客観的に見てもそうなのか、はたまた唯花への想いのフィルターがかかっているからなのか。
唯花という存在を存分に描いているようで、どこかミステリアスで、それでもって晴彦の気づかなさがまた(^^;。
たった一言の、大事な言葉はきっと。
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。残念ながら1作目は未読ですが、主人公本多唯花の持つ特殊能力について多くの説明がなされていたこともあり単体でも問題ありませんでした。
副題からも判るようにクリスティの「ABC殺人事件」を意識した作品であり、シリーズとしては古典的作品へのオマージュとなっているようです。
主人公が“障害”と表現する特殊能力は、言葉の真偽と虚実を判別する能力。それゆえに、ミステリとしては論理パズラーです。出題編のあとには「読者への挑戦状」が挿入されており、ミステリファンには嬉しい構成となっています。
とはいえ、この作品の最大の魅力は主人公の“ツンデレ”特性の方かもしれません。感度不良の男子大学生や、変な口調の警察官が脇を固め、キャラクター文芸として愉しませてもらいました。
―― 【会員数100万人突破記念・合計100タイトルプレゼント!】で頂きました。ありがとうございました
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