【感想・ネタバレ】身元不明 特殊殺人対策官 箱崎ひかりのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本当に読みにくい。読みにくいけど、私にはこの古野まほろ節が刺さります。めちゃくちゃ好みが分かれます。集中力を一瞬でも欠くと本当に理解できなくなります。
決め打ち、みたいな時のセリフが好きです。セリフの言葉選びがなかなかクサいけど、小説らしくていいなと。
まほろさんは安定に終盤での怒涛の展開の詰め込みですね。「え?そうなの?」のオンパレードで、初めて読む人は疲れるかも。私も3回くらい読んで毎回噛み砕くようにしています。
あと、語り手が実は犯人だった系もまほろさんには多いですね。そういうの割と好きです。
陰陽道とかはよく知らないけど、そういうのしっかり調べて(知って)から書いているんだろうなというのが伝わってきますね。文体は小難しいのに現実には有り得なさそうな事件が飛んでくるのがこの人らしいので、ごくわずかな刺さる人には刺さると思います。私は刺さります。面白かったです。
あと主人公警察官なのに普通に人殺しすると思いませんでした。ひかりちゃんは人殺しではないと言っていたけど(言葉の綾で)...。

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2022年06月27日

Posted by ブクログ

『救う組織には、顔があった。(顔があった…私が求めるもの。私がほしいもの。顔)

しかし、その人々の顔を思い浮かべると、凍てついていた自分の心さえ熱くなる。自分の人生は、自己の救済と復讐ー自分の正義に捧げると決めていた心さえ。』


古野まほろ節炸裂で面白い。
古野まほろ好きのための作品なので、ここから参加する人にはきついかも。天帝シリーズから出直してこい!的な感じ。

密室、陰陽五行、ミッシングリンク、警察庁長官令嬢の警視、素晴らしいガジェットと素晴らしい仲間たち。天帝世界とは違うけど、こっちの他の作品群も読みたいなぁ〜。

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2018年06月11日

Posted by ブクログ

キャリア警視と定年間近の無気力巡査部長って設定、似たような話あるなと思ったけど、読みだしから前半は悪くなかった。まあ、読み難い文章ではあったが。訳が分からん感じになったのは後半。謎解き辺りから読むのが辛くなってきて、怒涛のフィナーレへ。ああ、疲れた・・・

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2021年12月26日

Posted by ブクログ

面白かった。     
エリートによるエリートのためのエリート小説。      
私のような凡愚はもう初っ端から振り回されっぱなしで、置いてけぼりで、考える余裕が無かった。     
400P、長いようであっという間の展開だった。   
いつの間にかの本格ミステリで、怒涛の警察小説だった。

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2018年02月20日

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