あらすじ
逆らう者は容赦なく処刑する冷酷にして最強のカジノ帝王、有我法然。冷静な観察眼と暴力の反射神経を兼ね備えたこの男に勝つには、プチ・コンをはるかに超える周到さが要求される。遊びではなく、命をかけた真剣勝負。凝りに凝った騙しのテクで、追い込みをかける。そして最終ゲーム。銃声。――え、僕たち仲間じゃなかったの!? 『六億九、五八七万円を取り返せ同盟!!』改題。
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Posted by ブクログ
カジノもののストーリーが好きなので、この巻からやっとそれらしい場面が始まって安心した。諸々に貼られた伏線の回収っぷりと、読者に気づかせる表現と気付かせない表現の使い分けで最後にはなるほど、と唸らせてくる構成が見事だった。
Posted by ブクログ
UNOルーレットというゲームを考案し、復讐の手段に使うというアイデアや、ゲーム展開は良く考えられていて賢い人かなと思うものの、いかんせん文章が面白くない。無駄に多用するフランス語のルビも読みにくさに拍車をかけており、最後まで見て楽しめなかった。
Posted by ブクログ
ようやく土台を整え、後はカジノに招待するのみ。
自分が一番強い、と思っている者こそ
うっかり足元の罠が見えていない。
そんな状況でした。
とはいえ、どんな時も冷静に、と言われても
どうしようもないでしょうが。
カードもコインも作って、さぁ…という本番。
そこまで騙すか! というほどの金の使いよう。
しかも罠は二転三転。
よく、仲間内にすべてを知らないのが混じっている方が
向こうも騙しやすい、というのを聞いたことがあります。
まさにその状況。
本物の驚愕ほど、印象強いものはないです。
とはいえ…これは…うん、まぁよし?w
向こうも反撃を考えていたのはいいのですが
あれだけというのが、お粗末な感じです。
とはいえ、まさか全員がそう、とか思わないですから
仕方がないと言えば、それまでです。