古野まほろのレビュー一覧
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台は、2020年東京オリンピック後の厄災により東京が崩壊、首都機能が中京都に移転したパラレルワールドの日本。治安の悪化した状況の中、セーラー服集団、赤い瞳の獣達からなる総理直属の治安部隊が謎のテロリストワスレナグサを追う。文体、描写、展開…独特だが好きだなあ。癖になる作者さん。ACT2,3へ続く…Posted by ブクログ
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舞台は、2020年東京オリンピック後の厄災により東京が崩壊、首都機能が中京都に移転したパラレルワールドの日本。治安の悪化した状況の中、セーラー服集団、赤い瞳の獣達からなる総理直属の治安部隊が謎のテロリストワスレナグサを追う。文体、描写、展開…独特だが好きだなあ。癖になる作者さん。ACT2,3へ続く…...続きを読むPosted by ブクログ
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サッチョウ・ローズ、赤い瞳の獣たち、異能集団が人身売買解決のためにフランスに乗り込みやりたい放題!全編アクションの連続、スピード感がたまらない。なぜ政権幹部は人身売買に手を染めたのか?少女売買ルートは壊滅させたものの物語は新しい展開へ…Posted by ブクログ
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女子高吹奏楽部員が異次元の島に飛ばされ先住民(先に飛ばされた先輩たち)+仲間と殺しあうという奇想天外・荒唐無稽な設定と難解な謎解きストーリー。にも拘らず読まされてしまうという作者さんに脱帽!『新任〇〇』から入った読者としてはちとつらかったが。Posted by ブクログ
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世界の終わりは突然始まった!迫りくる無数の口そして虚無、なぜか孤島に流れ着いた少女たち、仲間に潜む敵との戦いが始まる…。伏線や思いがけない設定、謎解き…この作者さんとの知恵比べはいつも敗北に終わるが今回も同様。気持ちよく騙されたといかないのは…Posted by ブクログ
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シリーズ第3作目。いよいよフランス編。
海外に舞台を移して、とにかく暴れまくる防ニメンバー。日本のタガが外れたおかげか、暴れ放題、やりたい放題、殺し(!)放題。
前回の続きの巨悪は一旦叩き潰したように見えて、新たな展開が始まる。いったい、どこに終着させようとしているのか?
本当の戦いは、これから始ま...続きを読むPosted by ブクログ -
厄災により首都機能が中京都なる暫定首都に移転した設定のパラレルワールドの世界(どうも静岡と愛知の間辺りのようだが)。
主人公たちの超人的な能力と、著者の(どうでもいい?)警察のウンチクで成り立っている小説。
この文体のせいなのか、せっかくの格闘シーンがあまり生き生きした感じがしないのは残念。設定も、...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻星4.0, 下巻星4.3
「捜査書類に語らしめる」というコンセプトで編集された小説スタイルが掛け値なしに素晴らしかった。これは前作の『新任巡査』でも使っていない大技であり、『刑事』に歩を進めてよかったと思えたところ。しかもそれを示すことが実質的に「読者への挑戦状」となっていることも、物語の示す...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻星4.8, 下巻星4.2
二冊全体としては上巻の点数に準じるが、クライマックスの展開が、往年の「戦闘美少女」的などぎつさがあり、万人に薦められる展開でなかったため、他人の顔を気にしてやや点数を下げたくなった。個人的にはなんとか納得してついていけたが、アキラに色々背負わせすぎな世界を作り出すこの...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻星4.0, 下巻星4.3
先行してこのあたりの警察文化を面白く紹介する漫画『ハコヅメ』を一気読みしたこと、また『ハコヅメ』でも説明しきらない交番勤務や地方警察の職務実態を紹介し、内容的にも衝撃の大きかった『新任巡査』を読み終えた直後に進んだことなどから、「おや、だいぶ既習事項が多いな」と感じら...続きを読むPosted by ブクログ -
それを本当に愛するものだけが、
それを本当に殺すことができる。
物凄く苦しい序盤、大きく転換する中盤からの、希望とも絶望ともつかない終盤を読み切って、エピローグでこんなに救われるなんてこれは賛否両論だろうけれど、別に夢オチとかも嫌いじゃないので私は素直にすっきり読み終わりました。その夢を...続きを読むPosted by ブクログ -
警察組織の話。各現業部門の平均的な考え方や思考パターンがわかって面白い。なんとなく感じてはいたものが、言語化されている、といった印象。
肩肘張らずに読める。「ハコヅメ」「警察24時」などが好きな方にはお勧め。Posted by ブクログ -
ファンタジー系本格警察小説
やんごとなき血筋
父に課せられる浪費義務(3000憶円は少ない!)
謎の一会桑・・・一捜会(悪の検事復権組織)
面白いし部下にへいきで寝技をさせる
ロシア関係も歴史調べないといかんな(´・ω・`)Posted by ブクログ -
こわいけどおもしろかった。
どういうことなのかなぁとずっと曖昧に気になってた設定がいきなり最後に提示された瞬間、ストーリーがくっきりして気持ちよかった。
おもしろかったな。Posted by ブクログ -
新本格30周年を記念して刊行されたアンソロジー。東川篤哉、古野まほろ、青崎有吾、周木律の作品は読んだ事があったけど一肇と澤村伊智は初めて。どの話も長くはないもののその短さでしっかりとまとまっていて尚且つどれも面白かった。別のアンソロジーを読んだ時はちょっと落胆したものだけど今作は全然がっかりせずに最...続きを読むPosted by ブクログ