古野まほろのレビュー一覧
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シリーズ2作目
今回も3編収録
正朝さんの追っている者の正体も判明
そして、姉と呼ぶ人との関係も……
登場したお茶
・ローズヒップティー
・ラプサン・スーチョン
・アールグレイ
一般的なローズヒップティーの味が何に起因するのかは、他の作家さんのハーブティー系の小説を読んで知っていた
なので、二つの違いは何かは読んでいて用意に推測ができた
しかしまぁ、警察の所属部署によるネガティブなイメージはやはり古野まほろっぽいと感じる
普通の会社で言えば、営業部の第一線で長年活躍してた人が、新人がとりあえず配属されるような部署に異動という認識で合ってる?
それに、親父さんも前時代的な価値観という -
Posted by ブクログ
魂が離れかかっている程に気持ちが不安定な人だけがたどり着ける、陰陽師がいる紅茶屋のお話
住みやすいと人気の街である吉祥寺
普通は行くことができない、しかし店が欲する人だけたどり着ける紅茶屋らぷさん
陰陽師がいるそのお店は、気枯れた人を紅茶で癒やし、占星術などで問題解決の糸道を示してくれる不思議な存在
父の期待に応えられない女子大学生
周囲に不幸を招くという女子高生
何かと理由をつけて結婚式を延期した彼に悩む書店員
彼女らは何に悩み、原因は何なのか?
自らを語ることで解かれる因果の物語
5年前くらいに一度読んでいて、続編を買ったので一気に読んでしまおうと改めて再読
内容はほとんど覚えて -
Posted by ブクログ
ネタバレ読む人によってめちゃくちゃ感想が左右されそうな内容でした。まほろさんに慣れていないとこんな長編最後まで読めないかもしれないですね。
事件内容がかなり凄惨なのでまず読む人を選びます。何回も描写されるし。最初読んだ時はうわ...って思いました。あと、後半怒涛のタイトル回収がなるほど、と思わされました。
どうやったらこんな人間関係思いつくねん、というくらい複雑なので、ちょっとずつ頭の中で整理して読みました。名前がとにかく多い。薙ちゃんがもう少し大事なキャラなのかなと思っていたら別にそうでもなかった感。
まさかあんなに色んな人が死ぬとは思わなかったです。最後に亡くなった(自殺だけど)方は一瞬話が飛んで -
Posted by ブクログ
ネタバレ古野まほろさんの文体は合う合わないがめちゃくちゃに分かれるので本当に難しいところですが、私は好きです。
毎回初見では全部理解しきれないので、今回も3回、4回読みました。
「セーラー服」シリーズのようにキャラがかなり立っているから、立ち絵が是非欲しいなと思ったところ...。文字のみでの区別が、毎回巻頭のキャラ紹介を見ないと消化しきれませんでした。
最後の辺りのバラの描写がものすごく綺麗で好きです。
戦闘シーンの描写もスピード感を感じさせるのに俗っぽくなく、全て「古野まほろ」の言葉で書かれているからなかなか面白いです。常人にはできない言葉遣いが多分この人の売りなんだろうな。
古野さんを読み始めて1 -
Posted by ブクログ
交番勤務の年野警部補が後頭部を撃たれて死亡しているのが発見され、同僚の青崎巡査が行方不明 という通報を受けた監察官室長姫川理代警視が、女性のキャリアとして男社会の警察の中で、様々な障害を蹴散らして奮闘する物語だが、彼女のバイタリティと支援してくれる女性群がうまく噛み合って進むストーリーが秀逸だった.県警トップの深沼本部長のサポート、晴海地域管理官からの助言等で次第に真相に近づく理代だが、男社会を墨守する連中の横車の中で、全体を俯瞰できる伯方署長、上原刑事部長との討論で大筋を掴めたと自信を深めた、ただ、深沼の全体構想とはやや方向がずれていることも判明し、全体としてはややすっきりしない点が気になっ
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警察という特殊な役所の話ではあるが、オールドタイプの組織と官僚主義が継承されている大きめの会社で、風土としてはスマートよりも泥臭さを尊ぶ傾向があるところであれば、こんなものではないかな。
時代の証言者として、内部の(ややマニアックな性質もある)関係者が詳細な記録を残すというのは、未来の人に文献を残すという意味では、なかなかよいのではないでしょうか。よく〇〇会社50年史とかあるが、あれはヒューマンウェアのところには綺麗事しか書かないし、後世の社会学者にはイベント記録の確認にしか使えない物足りないものに違いないので。それに対して、その組織の中枢も経験したジャーナリストや作家さんが、リアルな組織設計 -
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再読。セーラー服と黙示録シリーズ第一弾。孤島に建設された探偵養成学校・聖アリスガワ女学校を舞台とした長編ミステリ。これだけでもうお腹いっぱいともいえる設定だが、事件自体もかなり突飛で摩訶不思議としか言えない。はたしてこの事件は神の奇蹟なのか、それとも人が起こした犯罪なのか。再読なので大体は覚えていたのだけれど、設定からしてもう有栖川有栖リスペクトが凄まじい作品であることに疑いの余地はない(水村という名前も出てくるぐらい)。探偵役は三人いるが、それぞれがフーダニット、ハウダニット、ホワイダニットに特化しており、その犯人の指摘の仕方にそれぞれの個性が表れているところも面白い。天帝シリーズとも繋がっ
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真夜中に起こった火災現場から発見された男女の遺体。それは女子高生集団監禁・暴行事件の末に起こったものだった。唯一の生存者にして被疑者の一人である少年が語る、あまりに惨い虐待の実態。疑いの余地のない、完璧な被害者と加害者の構図。一見単純に見えた事件に潜む真実を暴く、あまりにやりきれない思いの残る警察ミステリ。
あまりに悲惨で残酷な事件の様相は、読むのもつらいほどだし、それを嬉々として語る被疑者少年の態度には怒りしか覚えないのですが。すべての真相が判明したあとになると180度印象が変わります。だからといってこの事件が許されるものではなく、到底肯定できるものでもありませんが。ならばいったい誰を憎むべ -