古野まほろのレビュー一覧
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真夜中に起こった火災現場から発見された男女の遺体。それは女子高生集団監禁・暴行事件の末に起こったものだった。唯一の生存者にして被疑者の一人である少年が語る、あまりに惨い虐待の実態。疑いの余地のない、完璧な被害者と加害者の構図。一見単純に見えた事件に潜む真実を暴く、あまりにやりきれない思いの残る警察ミステリ。
あまりに悲惨で残酷な事件の様相は、読むのもつらいほどだし、それを嬉々として語る被疑者少年の態度には怒りしか覚えないのですが。すべての真相が判明したあとになると180度印象が変わります。だからといってこの事件が許されるものではなく、到底肯定できるものでもありませんが。ならばいったい誰を憎むべ -
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Posted by ブクログ
物語の雰囲気は、同じ著者の『新任巡査』とは結構異なります。
『新任巡査』の方は、お仕事小説よろしく、警察官の仕事をそれこそ丁寧に、解説書のごとく書いてありましたが、こちらは最初から小説然として物語が始まります。既に、警察官になったという前提なのでしょうかね?
なので、最初から事件があって、事件解決のための捜査が進むんですが、「あれ?意外にあっさりと解決?下巻どうするの?」と思ったら、上巻の最後で飛ばれてしまいましたね。下巻で、どう巻き返してくのか?
ところで、この愛予県って、どうしても愛媛県がモデルっぽい気がするんですけどね?どうなんでしょう?愛媛で、伊予国だから、愛予とか。 -
Posted by ブクログ
警察キャリア出身の作家が、交番、生安、刑事、交通、警備などの専門分野別に徹底プロファイル。全国26万警察官の生身の姿をリアルに描き出す。(2018年刊)
・まえがき
・Ⅰ 警察太郎ー26万警察官の「むりやり平均値」
・Ⅱ 刑事太郎たちー誇りを懸け、鎬を削る専門家集団
・第1章 生安太郎
・第2章 刑事太郎
・第3章 交通太郎
・第4章 警備太郎
・あとがき
本書では、交番のおまわりさん(地域警察官)である警察太郎と4つの専務をわかりやすく解説している。中の人だったので、記述に重みがある。(交通の経験は無く、わからないことはわからないと言っているのも好印象)公安については、意外であった