古野まほろのレビュー一覧

  • おんみょう紅茶屋らぷさん ~式神のいるお店で、おかわりをどうぞ~

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    陰陽師が紅茶で人の悩みを解決していくのですがどちらも好きだから2冊目も読んじゃいました。

    相変わらず正朝さんがツンデレでよかったです。
    英子とも進展してよかったです。
    クネクネ麿はいよいよ本格的に話に食い込み始めて気持ち悪さが増大してました。

    癖のあるものは飲むのに勇気はいるもののラプサンスーチョン飲んでみたいです。
    プロが淹れた紅茶とお茶請けが食べられるお店行ってみたいなー。

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    2017年08月30日
  • 警察手帳

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    ■予断:先入観を持たずに,そのモノの声を聴くこと。疑問があれば徹底的に解消し,誰にでも説明できるようにすること。刑事,警察官とはいっても,社会人の仕事の基本はやはり変わりません。
    ■内務省三訓:人を愛し,土地を愛し,仕事を愛する。
    ・気持ちよく仕事をしてもらう。士気を上げる。話し合う。自分でもプランを出す。お互い納得する。そうすることで組織は回ってゆく。

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    2017年07月30日
  • 臨床真実士ユイカの論理 ABX殺人事件

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    嘘嘘アンド嘘の論理。     
    嘘を積み上げ掛け合わせた論理。     
    まさに人を家畜にする嘘。   
    人を誘導し操る嘘。   
    いや~見事にしてやられた。    
    解決編ですべてが収束していくの様は、開いた口が塞がらない状態だった。    
    いや~剣呑剣呑。    面白かった。

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    2017年02月26日
  • おんみょう紅茶屋らぷさん ~陰陽師のいるお店で、あなただけの一杯を~

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    悩みすぎて身体から魂が離れかけている重症な人にしか見えない不思議な紅茶屋の話です。

    陰陽師も紅茶も好きなので楽しく読めました。
    ストーリーも小難しくなくハッピーエンドだし。

    しかもぬいぐるみ型式神も一途で可愛い!
    いんだちゃんは私が巳年のせいか1番好きです。
    候う口調なのも面白い(笑)
    他の式神も同じ口調なのかな?それとも違う個性があるのかな?

    紅茶の詳しい描写からまほろさんの紅茶愛がよくわかりました。
    ミルクも砂糖も入れないと飲めないし道具も作法も入れ方もわからない。
    そんなんちゃって紅茶好きの私にはどれもピンとわかるものではなかったけれどとても美味しそうだな、と思いました。
    茶請けと

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    2016年12月22日
  • ねらわれた女学校 セーラー服と黙示録

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    自分でしっかり謎解きしないので、楽しみきれてないのかもしれませんが、この雰囲気とキャラクター達大好き。今年はこのシリーズを手にとれて本当良かった。

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    2016年12月03日
  • 池袋カジノ特区 UNOで七億取り返せ同盟 II―グラン・コン編―(新潮文庫nex)

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    カジノもののストーリーが好きなので、この巻からやっとそれらしい場面が始まって安心した。諸々に貼られた伏線の回収っぷりと、読者に気づかせる表現と気付かせない表現の使い分けで最後にはなるほど、と唸らせてくる構成が見事だった。

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    2016年08月23日
  • 池袋カジノ特区 UNOで七億取り返せ同盟 I―プチ・コン編―(新潮文庫nex)

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    なかなか面白かった。詐欺にはめる側と嵌められる側の思考がリアルに描かれているし、主人公達同級生4人がそれぞれのコネや能力を活用する様が読者に高揚感をもたらしてくれる。

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    2016年08月23日
  • ぐるりよざ殺人事件 セーラー服と黙示録

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    前作より更に設定が細かく、ページ数も多く、読みごたえがありました。横溝正史的な閉鎖した村で起こる見立て殺人とかわいい女子高生。謎解き部分が長くとられているのが良いです。フーダニット担当今日子は痺れました。古野まほろさん面白いです~。

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    2016年05月28日
  • 命に三つの鐘が鳴る~埼玉中央署 新任警部補・二条実房~

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    舞台は1975年(昭和50年)左翼系過激派セクト「革命的人民戦線」と「革命的学労同盟」が血で血を洗う激しい闘争を繰り返している日本帝国。
    かつての学生運動の闘士でありながら、キャリア警官としての生活をスタートしたばかりの二条実房は、埼玉中央署 刑事第一課強行係の新任係長として、かつての恋人 佐々木和歌子を奪った元同志であり、親友でもある我妻雄人を取り調べることになります。佐々木和歌子殺害の容疑者として。
    罪は認めているものの、一切の動機を語らない我妻と二条の、取調室での息詰まる駆け引きの行方は…

    昭和50年の過激派闘争?日本帝国?
    そう、これは古野まほろさんのデビュー作から続く、一連の「天帝

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    2016年03月21日
  • 命に三つの鐘が鳴る~埼玉中央署 新任警部補・二条実房~

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    果実を読んだのが半年前。その文体が余りにも独り善がりで、好きになれなかったのですが、ここ最近の多作ぶり、先輩からの熱烈な勧めを鑑みて、合わないからと無視するのはミステリ読みとしてどうなのかと、自問自答した末に“まほろ慣らし”として選んだのが本書です。
    結果、慣らすどころかすっかりハマってしまいました。動機を極めて理論的に解明する。というのが本書の目指すところですが、その企みはまずまず成功したと言っていいと思います。一部、後出しジャンケンのような情報の出し方もありましたが、大きな瑕疵ではないでしょう。
    このロジカルさに惹かれたのも勿論なのですが、何より魅せられたのが、目眩く因果の果てに訪れる悲運

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    2017年08月29日
  • 群衆リドル~Yの悲劇’93~

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    「天帝ワールド」って呼んでええものかはともかく、これも「天帝」シリーズにリンクする作品だった。
    骨子は真っ当な本格で、でもやはり古野スタイルに溢れる、期待を裏切らないものだった。

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    2013年09月01日
  • 新任警視(上)(新潮文庫)

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    1999年8月。東大法学部卒の25歳新任警視・司馬達(しばとおる)は、とある県警の公安課長を命ぜられた。67人もの部下は年齢も経験も遥かに上。新米指揮官は日々戸惑うばかり。しかも、着任地は日本最大の武装カルト教団〈まもなくかなたの〉通称MNの本拠地だ。はたして来る大晦日までに、教団本部〈教皇庁〉を攻略し、2000年問題に乗じた未曾有の重大テロを封圧(ふうあつ)できるか――。国家の安寧を守る公安警察の死闘の日々が始まった。

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    2025年10月26日
  • 新任警視(下)(新潮文庫)

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    新任公安課長・司馬の前任者は、警察本部内で、カルト教団によって殺害されていた。使用された毒物、消えた極秘文書からして、犯人は警察内部の裏切り者――。謎を残したまま、ついに司馬はある特別な情報提供者から端緒を得て、教団に大規模捜索を敢行する。二重三重の騙し合い。唯一無二のリアリズムと大どんでん返し。公安スパイアクションと本格ミステリの魅力が融合した、究極の警察小説。

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    2025年10月26日
  • ロジカ・ドラマチカ

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    自分好みの本で、好きでした。
    口頭で論理バトルをする二人が凄すぎて、なんとなく「傍観者で良かった。」と思いました。

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    2025年09月14日
  • 新任巡査(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    警察お仕事モノ小説だと思って読み進めると、主役の新任巡査が想像していたより大きな事件に巻き込まれていた。
    また語り手である二人の巡査が受傷して生死を彷徨う展開になるとも思っていなかったので、予想を裏切られる展開が多くてハラハラして読めた。
    黒幕は警察署長で、自身が気に入った?女子高生を監禁して強姦の上死亡させるというクソオブクソ野郎。
    コイツがもっと痛い目に合う描写が欲しかった。
    踊る大捜査線がキッザニアに思えるくらい描写が緻密。

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    2025年08月12日
  • 老警

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    なかなか面白い。
    この人らしい警察もので、なおかつミステリとしてのどんでん返しもありめっちゃ満足できる作品です。

    2979冊
    今年207冊目

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    2025年08月07日
  • 新任巡査(上)(新潮文庫)

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    警察官のお仕事小説。
    タイトル通り新しく巡査になった青年が主人公。
    お巡りさんが受け持ちエリアを回る必要性や、訪問巡回カードなるものの存在を初めて知った。
    全て地続き、という言葉は仕事において深く納得させられる。
    仕事における知識やスキルを体系的に習得するには、地道なことを繰り返して学んでいく他にない。
    警察官としてのみならず、社会人として押さえるべきポイントが書かれているため、新社会人向けにも良い本と思う。

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    2025年08月01日
  • おんみょう紅茶屋らぷさん ~この一杯に、すべてを~

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    古野まほろ思考女子が主人公の超王道ライト文芸という衝撃のシリーズ。陰陽師×紅茶屋というど真ん中路線で、バトルもありという盛り盛り具合。古野まほろ、こんなの書けるんだ……すごい。
    外部から院生になった主人公にはちょっと共感したりも。

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    2025年05月05日
  • 公安警察

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    創作で公安警察を扱うなら読んで損はない。“相手方さん”と“戦争している”というのが印象的だった。古野まほろが元警察官なのは知ってたけれど、公安のキャリアもあったなんて知らなかったな。それにしても古野まほろは新書でもインタビューでも“古野まほろ”文体なんだ……

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    2025年05月05日
  • 叶うならば殺してほしい ハイイロノツバサ

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    ちょっと前から古野まほろ読み始めたので、ちょうど良い新刊だったのだけれど、面白かった! 信頼のメフィスト賞出身だし。箱崎ひかりさんに惚れた。

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    2025年05月05日