加島祥造のレビュー一覧

  • ナイルに死す

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    ポワロさん、さすがですね。
    途中まで全く展開が予想できませんでした。
    財産管理人だとばかり…
    愛の強さって並外れた力を持っているんだとつくづく感じさせられました。

    オリエントと同じく緩くも特急でもないストーリー性がしっかり読者を考えて作られている、そんな作品でした。

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    2023年11月13日
  • ナイルに死す

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    ネタバレ

    ⚠️2022年放映の映画版についても言及があるため、未視聴の方は軽いネタバレにご注意ください⚠️

    今回の教訓:愛は人を変える
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    エジプトのエキゾチックな景色の後に後半バタバタと展開していった映画版と違い、小説ではウィンドルシャム卿とリネットの結婚問題にページが割かれていたため、リネットがサイモンを奪うまでの過程が見られ、じわじわと迫り来る嫌な空気を味わうことができました。

    ジャクリーンとの友情が壊れるだろうことは予測できたのですが、まさかジョウアナまでリネットを脅かしていたとは……油断ならないリネットの身の上を思うと、せつなくなります。映画を観てからかなり経っているため記憶が朧気なのですが、映画ではジョウアナについては確かあまり触れられていない(というかアラートン親子も出てこない)ため、船上にいない人物の話が度々出てきて伏線となっているのも、小説ならではだなと思いました。(私が覚えていないだけかもしれない)

    とても巧妙なトリックで舌を巻くばかりなのですが、あまりに複雑すぎて自分の理解が追いつきませんでした。話は5点満点ゲージ突き破ってますが、悔しかったので私情で-0.5です笑

    個人的に自分で考えながらじっくり読み進めたい方には原作、エジプトの景色を目で楽しみたい方(本の事件とは対比的なエジプトの雄大且つ神秘的な情景描写もお見事でしたが)、比較的サクッと話を楽しみたい方には映画がおすすめかなと思いました。

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    2023年08月05日
  • ナイルに死す

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    異国のラブロマンスを読んでいるようだった。
    エジプト旅行をしている、とまではいかなくても空気感は十分伝わってくる。
    ミステリーだということを忘れそうになった頃、事件は起きる。
    資産家のリネット、夫のサイモン、元恋人のジャクリーン。
    この三人を中心に物語は展開するが、いつもどおり意外な真相が待ち受けていた。
    読み終わって思うのは、愛は恐ろしいってこと。

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    2023年07月05日
  • 葬儀を終えて

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    ミステリにはパターンだとかテンプレだとかが山のように存在していて「口の軽い人間が不用意な発言をした、又はしそうになって殺される」なんてそれこそ数多のミステリで用いられてきた要素
    本作はその口の軽い人間の死が全てを掻き回していく様が非常に面白く描かれているね

    また、舞台設定の特殊性も言及したくなるかも
    出版されたのは1953年、まだ戦争の残り香がそこかしこに有る頃であり、同時に大英帝国の終焉期。それもあってか登場人物の二極化が見られるね
    発端となったリチャード・アバネシーの大邸宅は時代を間違えたとしか思えない代物。そんな人物が死んで遺産目当ての遺族が睨み合いを始めるなんてやはり時代錯誤
    けれど、登場人物全てが貴族時代の名残があるわけではなく、借金漬けや配給頼りの生活をしていたり、新時代に向けて準備する女性が居たりと様々
    いわば時代の狭間が本作には横たわっていて、それが作品の深みに一味加えているね

    本作で発生する事件はどれも特別なトリックは何も見当たらない。ちょっと人の目を盗めば誰だって犯行可能なタイプ
    だからこそ、事件現場から証拠を見つける方法なんて無いし、むしろ現場を見る意味すら薄い

    そのような事件なら尚更にポアロの出番となるわけだね
    事件に対するポアロの調査方法は現場に赴いて証拠を探し回る遣り方ではなく、ひたすらに関係者の話に耳を傾けるというもの
    その中で発せられる容疑者達の発言が読者を煙に巻きつつ、事件に対し更に奥深さを持たせるものになっているね

    本作を語る際、事件の発端となる「だって、リチャードは殺されたんでしょう?」という発言はどうしたって取り上げたくなるが、もう一つ取り上げようとするならば、犯人の動機だろうか
    上述したような舞台設定が整った作品であのような理由で殺人に及ぶ人間が居るとは!と衝撃を受けてしまう

    とてもしっかりしたボリュームの本作だけど、推理パートは軽めに。それは真相が簡単なものだったというわけではなく、推理ショーの際にポアロは犯人逮捕に関する部分しか語らなかったと言うだけ
    あの推理ショーでポアロが語らなかった部分を想像しつつ隅々を読み直すとまた違った色が見えてくるかもね

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    2023年06月17日
  • ナイルに死す

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    イギリスの作家「アガサ・クリスティ」のミステリ長篇『ナイルに死す(原題:Death on the Nile)』を読みました。

    『ひらいたトランプ』に続き、「アガサ・クリスティ」作品です。

    -----story-------------
    美貌の資産家「リネット」と若き夫「サイモン」のハネムーンはナイル河をさかのぼる豪華客船の船上で暗転した。
    突然轟く一発の銃声。
    「サイモン」のかつての婚約者が銃を片手に二人をつけまわしていたのだ。
    嫉妬に狂っての凶行か?
    …だが事件は意外な展開を見せる。
    船に乗り合わせた「ポアロ」が暴き出す意外きわまる真相とは。
    (解説 「西上心太」)
    -----------------------

    1937年(昭和12年)に刊行された「エルキュール・ポアロ」シリーズのミステリ長篇… 「ポアロ」が船上での怪事件に挑むという、クローズド・サークルものの傑作のひとつです、、、

    『東西ミステリーベスト100』で海外篇の99位として紹介されていた作品ですね。


    大富豪の娘「リネット・リッジウェイ(リネット・ドイル)」は「ウィンドルシャム卿」と婚約していたが、何事も自分の思い通りにしたがる性格のため、結婚に躊躇していた… ある日、親友の「ジャクリーン(ジャッキー)・ド・ベルフォール」がやってきて、自分の婚約者が失業中のため、「リネット」の屋敷で雇って欲しいと頼んでいった、、、

    そして後日その婚約者である「サイモン・ドイル」を連れてきたところ、「リネット」は彼に一目惚れしてしまい、「ジャクリーン」から奪うようにして結婚してしまった。

    エジプトに新婚旅行に出たリネットらは、しつこくつきまとってくる「ジャクリーン」にいらだたされる… 偶然エジプトに来ていた「ポアロ」は、「リネット」から頼まれて「ジャクリーン」をたしなめようとするが、彼女は全く聞き入れないどころか、小さなピストルを取り出して、これで「リネット」を撃ってしまいたくなる、と言った、、、

    「リネット」らは「ジャクリーン」から逃げるようにしてナイル川を遡る観光船に乗り込んだが、そこにも「ジャクリーン」の姿があった… そしてある晩、展望室で事件が起こった。

    泥酔した「ジャクリーン」が「サイモン」と口論になり、「ジャクリーン」が「サイモン」の脚を撃ってしまったのだった… 医師の「カール・ベスナー」が「サイモン」を介抱し、ヒステリーを起こした「ジャクリーン」を看護婦の「バウァーズ」が部屋に連れて行った、、、

    そして次の朝、「リネット」が部屋で死んでいるのが発見された… 寝ている間に頭を撃たれたのだ。凶器は「ジャクリーン」が持っていたピストルらしいが、そのピストルは展望室での事件の後、どこかへ行方不明になっていた。

    しかも「ジャクリーン」が夜中に部屋を出なかったことは「バウァーズ」が証言している… では、いったい誰が「リネット」を殺害したのか? 船上の殺人事件に、名探偵「エルキュール・ポアロ」と友人の「レイス大佐」が挑む、、、

    登場人物が多いのですが、序盤は、エジプト旅行ののんびりとした雰囲気の中で、それぞれの性格や事情、人間関係等が丁寧に描かれるので、頭の中にしっかり人物像を作ることができて戸惑いは少なかったですね… 何せ最初の殺人事件が発生するのが265ページですからね、リゾート地への旅行のように、ストーリー展開ものんびりした感じでした。

    殺人だけでなく、別な犯人による宝石の窃盗(すりかえ)事件があったり、アルコール中毒という家族の秘密を隠そうとして偽証したり、犯行に気付いた人物が真犯人を脅迫して殺されたり… と、重層的な仕掛けて埋め込まれており、600ページ近いボリュームを長いと感じませんでしたね。

    舞台がエジプトだったので、いつも以上に現実逃避しながら読めたのも良かった… 面白かったです。



    以下、主な登場人物です。

    「エルキュール・ポアロ」
     私立探偵

    「リネット・リッジウェイ(リネット・ドイル)」
     美貌で金持の若い女性

    「サイモン・ドイル」
     リネットの夫

    「ジャクリーン(ジャッキー)・ド・ベルフォール」
     リネットの親友。サイモンの元恋人

    「ルイーズ・ブールジェ」
     リネットのメイド

    「ジョウアナ・サウスウッド」
     社交界の貴婦人。リネットの友人

    「ミセス・アラートン」
     ジョウアナのいとこ

    「ティモシー(ティム)・アラートン」
     アラートン夫人の息子。リネットの友人

    「サロメ・オッタボーン」
     女流作家

    「ロザリー・オッタボーン」
     サロメ・オッタボーンの娘

    「マリー・ヴァン・スカイラー」
     金持ちの老婦人。アメリカ人

    「コーネリア・ルス・ロブスン」
     ヴァン・スカイラー夫人の遠縁の娘

    「バウァーズ」
     スカイラーの看護婦

    「アンドリュー・ペニントン」
     リネットの財産管理人

    「スターンデイル・ロックフォード」
     ペニントンの共同経営者

    「ジェイムズ(ジム)・ファンソープ」
     カーマイクル甥。弁護士

    「ウィリアム・カーマイクル」
     ジムの伯父

    「ギド・リケティ」
     考古学者

    「カール・ベスナー」
     医者

    「コンラッド・ファーガスン」
     社会主義者

    「フリートウッド」
     カルナック号の機関士

    「ジョニー・レイス」
     大佐。陸軍情報部部長。ポアロ友人。途中から船に乗り込む

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    2023年04月28日
  • ナイルに死す

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    長編だったけど、構えていたよりもとても読みやすかった。登場人物のエピローグ的な序盤は特に煩わしさは無く、それが事件への動機候補に混在して面白かった。王道ミステリーのアガサクリスティ、本当にすごいな。
    映画を観てないので、映画も観たい。

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    2023年02月05日
  • ナイルに死す

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    いわくつきな登場人物たちが織りなすドラマ、誰しもが怪しく見える書き方。クリスティの雰囲気が存分に楽しめる長編。加えてエジプトの異国情緒さやクルーズ船という閉ざされた空間での殺人事件とくれば自ずとテンションもあがる。ダイナミックさも本書の特徴で殺人事件が発生するまでは旅行気分で読んでいたのだが後半以降のスピード感は先へ先へとページを進める。クリスティの凄さとしては登場人物の無駄のなさを感じた。これだけの人物にドラマとバックボーンを付け惜しみなく回収していく。事件そのものも楽しめるがそこも魅力かと。

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    2023年01月20日
  • 愛国殺人

    A

    購入済み

    面白かった

    トリック自体は運任せといえなくもないが
    捜査を撹乱するには十分だったりする。
    そんなところがなんともいえない現実感を感じて、
    少し怖くなる。
    犯人の言い分も、さもありなんという感じで
    アガサ・クリスティって天才だね。

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    2022年12月18日
  • 葬儀を終えて

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    富豪の遺産を巡っての難事件。証拠を探すというより、相手に勝手に喋らせて論理的に推理してく流れに、毎度毎度驚かされる。今回も意外な犯人でした。

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    2022年12月01日
  • もの言えぬ証人

    A

    購入済み

    現実にありそう

    綿密な計画とか、巧妙なトリックとかではないけれど
    ポアロが乗り出さなければ、ばれなかっただろうと思うと
    恐ろしいような気がする。
    犯人の人物造形や動機も、怖くなるくらい現実的で
    現実世界でも、こんな殺人が起きて、ばれていないのかもしれない。

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    2022年06月19日
  • 葬儀を終えて

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    まだクリスティにハマってる。「だってリチャードは殺されたんでしょ?」すべてはその一言がきっかけだったのか?って!あらすじチラッと読んだだけでもう面白い!結末もビックリだけど、一族全員が集まって形見分けの様なことをする時の会話の面白さ、テンポの良さ、まだまだクリスティブーム続きそう。

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    2021年07月14日
  • 死が最後にやってくる

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    深堀骨氏による後書きが腹におちた。
    いわくミステリとは人間関係の綾を描くものなのだと。
    そう、そうなのよ、だから私は皆がくさそうとも、キャラの造形と配置が見事な『検視官』シリーズをいまだ愛読してるし(新刊出るんかいな…)、ディーヴァーといえど人が魅力に乏しい『エンドゲーム』はピンと来なかったのよ(いえ、ライムのシリーズなどは心から愛してます)!
    古代エジプトの裕福な一家で起きる連続殺人事件を追う本作は、しょーじき、こう、サンドラ・ブラウンとか、ハーレクイン的なロマンチックミステリー仕立てなんだけど、妙に心を打つのは、さらりとした筆致ながら人々の欲望と愛情の描写がお見事だから。少女漫画にもありそうじゃん!って話だけど、重くも希望を感じされる読後感は、やっぱり天才の技だなあ

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    2021年05月14日
  • 葬儀を終えて

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    誰もが怪しいエピソードを展開し、ポアロが観察と会話で犯人をあぶり出す。定番の展開ではあるが、「それか〜」という伏線にはまったく気づかず、結末がいつも楽しみなのです。

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    2020年07月22日
  • 死が最後にやってくる

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    ネタバレ

    読み始めは、人物名が頭の中でまぜこぜになってしまい、誰が誰だかわからず、読み進めるのが難しかった。
    軌道に乗ってしまえば、さすがアガサ・クリスティ!
    イギリス人が書いたとは思えない内容だった。
    ホリかっこいいですね。面白かったです。

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    2017年07月31日
  • 死が二人を

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    ネタバレ

    87分署第9作。キャレラの妹の結婚式の最中に起きる事件が舞台。これまでの9作品の中では異色な内容だ。結婚式が舞台のため、キャレラの家族や親戚、近所の人達が描かれる。

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    2017年07月09日
  • 雲をつかむ死

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    パリからクロイドン(ロンドン)に向かう旅客機プロメテウス号の中で、モリソー夫人、通称マダム・ジゼルが殺されます。居合わせたポアロが毒針を見つけ、その後吹矢筒も発見されたことから、それらを使って殺されたのだと考えられました。しかし、周りの乗客に見つからずに吹矢を使うことは、不可能のように思われます。

    ポアロは、“動機”と“可能性”という点から、この事件を眺めます。両方が存在する人は、いないように見えました。けれど、当初から気にしていた“所持品リスト”から、ポアロは殺人犯人を確信していました。意外な人物でした。

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    2017年06月04日
  • 葬儀を終えて

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    『五匹の子豚』や『ホロー荘の殺人』より人間ドラマが控えめですしトリックも無理がある気がしますが、「だって、リチャードは殺されたんでしょう?」という冒頭の名ゼリフ、頻繁に登場する不審な尼僧、終盤のヘレン・アバネシー殺しが未遂に終わるなど、ミスディレクションの仕掛け方が非常に巧妙で翻弄されました。円熟の域に達した中期の傑作だと思います。

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    2015年07月08日
  • 拳銃売ります

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    タイトルと内容が一致しないが、面白い小説である。暗殺者が騙されたことに気づいて復讐するという話だが、映画にはなっているのかもしれない。

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    2015年06月20日
  • 葬儀を終えて

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    「だって、リチャードは殺されたんでしょう?」
    してやられたなーという印象。意外な犯人。
    性格の悪すぎる登場人物も、使用人は立ち聞きをするものだし手紙を盗み見るもの、っていう決めつけも、定番ですごく楽しい。
    本筋にはあまり関係ないけど、ポアロの「受け取ることができない人間に与えることは不可能ですよ。」って台詞が好き。

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    2015年05月25日
  • 雲をつかむ死

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    個人的にはDVDで映像を見た後に小説を読んだ初のケース。どちらも面白い。ただし、西洋人の顔の見分けがあまりつかず、映像を見ても忘れてしまう自分の性質から、とても素直になぞ解きに熱中できたという特殊事情もあるだろう。

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    2012年09月30日