加島祥造のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ上流階級に憧れる中流階級の人々が、一族の中で唯一お金持ちのおじさんが死んでお金がもらえる、と喜んでいる。
その中で『だってリチャードは殺されたんでしょう?』の一言で、妙な疑心暗鬼状態に。
犯人探しよりも、登場人物のじんぶつびょが丁寧で、この時代のイギリス人の生活描写がわかって面白かった。ポアロの登場が遅いのと、そこまで物語に関与せず、ただ解決するためだけに出てきて、ストーリーの中で影がうすいくせに浮いていて少し違和感だった。
翻訳も、時代が時代だか仕方ないけれど、お寺さん趣味とか、お坊さん、尼さん、お経をあげる、など今なら違和感あるな、というところがちらちらあった。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ空の上、いわゆる飛行機の中で起こる
謎の毒殺事件。
密室状態の中で起きる事件であるから
犯人は絞りこめるはず…であるのに
乗客は曲者ばかり。手かがりは、機内に残された
猛毒を塗られた吹き矢の針…
トリック的には、少々無理やり感が否めないが
個人的には好きな作品。
吹き矢と言うものが、とても珍妙で
気に入っている♬
吹き矢て…w
そんなものを、機内で吹いて殺そうとしたら
目立って仕方ないだろうと、頭の中で想像すると
面白くてしかたなかった。
いつの時代の、どこの土地の人間なんだろうwとかw
そういった意味でも、楽しい作品でした。 -
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Posted by ブクログ
非常にまっとうな、王道を行くミステリーだった。もはや、ミステリーというジャンルには収まらない、ドラマに重点が置かれた小説という気がする。
謎ときのトリックの奇抜さで勝負するのではなく、純粋に物語としての構成と、人物設定の念入りさを高度に組み合わせて、見事なまでのクオリティーを達成している作品だった。
犯人を途中で予測するのは、それほど難しくないかもしれない。しかし、この本の醍醐味は、謎解きではなく、一体どういう動機で人が殺されたのか、というところだ。
もともとの原題は「One,Two,Buckle My Shoe」だったけれども、日本語版では「愛国殺人」になっている。これは、非常によく出来た -