加島祥造のレビュー一覧

  • 雲をつかむ死

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    ポアロシリーズ10作目。今回は最初からポアロがいる……と思いきや、まさかの乗り物酔いでいつもの洞察力が少なめ(笑)
    前作よりは楽しめたけど、ラストが個人的にはうーんって感じ。
    そこ?!みたいな(笑)
    読み返したら確かにそういう風に描かれているし、クリスティーうまいなーって思うけど、いきなり人変わりすぎじゃない?(笑)


    ポアロは相変わらず粋なおじいさん。てか、だんだんチャーミングになってる気がする。

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    2020年01月08日
  • 死が二人を

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    1959年発表の「87分署シリーズ」第9作目で、スティーヴ・キャレラの妹が結婚する一日に巻き起こる騒動を描いた番外編的な一編。他の作品に比べて舞台設定や登場人物は限定されているが、その分ストーリーは淀みなく快調で、マクベインの技倆を存分に堪能できる一作となっている。
    結婚式当日に届いた義弟への脅迫文に端を発する物語は、隣人の不可解な殺人事件を絡めつつ、ドタバタの様相を呈していくのだが、読者のつぼを押さえた起伏をしっかりと盛り込み、無理のない展開でまとめ上げている。招待客でもある刑事らは、華やかで賑やかな現場で混乱しつつも、プロとしての能力を発揮。事件の発生から解決までがリアルタイムで進行する中、個性溢れる登場人物が奔走するさまはスピード感に満ちている。
    肉体派のコットン・ホースが〝最強の女〟に出し抜かれるなどエピソードも豊かで、ファンにとって本作が印象深い作品となるのは、この日にキャレラの愛妻テディが双子を産むことだろう。刑事達が繰り広げる喜怒哀楽のドラマが、いつのまにか我が身のことのように感じられること。この共感の度合いが高いのは、マクベイン熟練の腕あってこそである。

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    2018年12月27日
  • 死が最後にやってくる

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    古代エジプトの墓所守の家族内で起こる連続殺人事件。ポアロやマープルといったシリーズ探偵が登場しない歴史ミステリーで、作者としては異色の作品。
    家長である父親、その子供の長男夫婦、次男夫婦、三男、夫を亡くして出戻りの長女、家長の年老いた母、雇われの管理人の男、古参の召使の女が主な登場人物。登場人物それぞれが個性的で、性格の違いによる書き分けが巧い。特に、家長の母親エサの慧眼ぶりと召使のへネットの嫌味な性格が印象的。
    家業の墓所守や農地経営等で一族の生計を立ててきたが、父親が出張先から妾を連れて戻ってきたことで、微妙なバランスを保っていた家族内の関係に波乱が生じ、連続殺人へとつながっていく。
    お互いの微妙な心理関係を織り込みながら進行していくストーリーは、なかなか読ませる。ヒロイン役の長女レニセンブがホリとカメニのどちらを選ぶのかというラブロマンスとしての興味もある。
    犯人は1つだけトリックを使っているが、たいしたものではないし、読者が推理する要素はほとんどないので、ミステリーとしては平凡。

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    2018年11月20日
  • 雲をつかむ死

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    青列車に似てるという感想を目にしてやや期待せずして読んだものの青列車の内容をあんまり覚えてなかったので普通に楽しんで読んでしまった
    トリックはちょっと無理がありそうで予想できなかったな

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    2018年06月11日
  • 雲をつかむ死

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    飛行機内で起きた、毒針による殺人美件。豪華寝台特急の次は航空機か~と思ったが、飛行機の場面はあっさり終わり。トリックはわからなかったけど、なんとなく魅力的女性とそれに惹かれる二人の男性という、青列車で読んだプロットに、なんとなく犯人の予想はついてしまった。

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    2018年02月27日
  • 葬儀を終えて

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    アバネシー家の系図があり、登場人物が多いので読み進めていく上でとても助かった。
    小説の最初から印象的で、最後までとてもおもしろかった。珍しく犯人は中盤あたりを読んだときに予想した人と同じだったけど、やっぱり動機は最後まで全然わからなかった。読み終わってからも余韻が残る一冊。

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    2017年11月18日
  • 雲をつかむ死

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    飛行機内で起きた殺人。たまたま、ポワロも乗っていた。登場人物が多く、設定された人物の特長が覚えられず楽しめなかった。

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    2017年10月23日
  • 愛国殺人

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    ポワロが歯医者にかかった直後、その歯科医が自殺したと連絡が。背後には反社会組織の存在が怪しまれる。

    ビッグフォーのようなサスペンス要素もあり、謎は解けないままに死体ばかりが次々と発見される。ポワロには珍しく全体的に登場人物の心理描写はあっさりとしている印象。反面、ポワロがたびたび自身の推理に不安を覚え老いを感じるシーンや、犯人に対して強い決断を行うラストなど、ポワロの内面や心情が強く描かれた作品。

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    2017年03月13日
  • 雲をつかむ死

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    一度映像でみたことがあったけど、全然内容を覚えていなかったので楽しめた。ジャップ警部以外にも警察が出てくるので、それもまたおもしろい。また映像でも見てみよう。

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    2020年08月26日
  • 肚―老子と私

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    ※P「我思う、故に我在り」のデカルトや「人は考える葦である」のパスカルに代表されるように、西洋では頭の男性主導社会が競争や戦争や所有欲を煽ってきた。それに対して、東洋では肚の文化があり生命の源がそこにあるとする。

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    2016年02月18日
  • 雲をつかむ死

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    飛行機の客席見取り図を付け、11人の乗客全員について、犯行の可能性と動機をつぶさに検討する、本格志向の作品だが……。
    終盤までは楽しめたが、真相はいただけない。
    このような殺人トリックで騙せるとは思えないし、うまくいかなかった場合のリスクが大きすぎる。
    また、事件の背景にある人間関係だが、警察の捜査で明らかとなることであり、計画に無理を感じる。
    終盤になって、ようやく明らかとなる「あの人物」の存在も、普通は警察がとっくに訊問しているはず。
    また、事件に関係する人物がこんなにもうまくつながっているというのは、ちょっと出来過ぎ。

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    2016年01月19日
  • 葬儀を終えて

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    ネタバレ

    上流階級に憧れる中流階級の人々が、一族の中で唯一お金持ちのおじさんが死んでお金がもらえる、と喜んでいる。
    その中で『だってリチャードは殺されたんでしょう?』の一言で、妙な疑心暗鬼状態に。
    犯人探しよりも、登場人物のじんぶつびょが丁寧で、この時代のイギリス人の生活描写がわかって面白かった。ポアロの登場が遅いのと、そこまで物語に関与せず、ただ解決するためだけに出てきて、ストーリーの中で影がうすいくせに浮いていて少し違和感だった。
    翻訳も、時代が時代だか仕方ないけれど、お寺さん趣味とか、お坊さん、尼さん、お経をあげる、など今なら違和感あるな、というところがちらちらあった。

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    2015年08月01日
  • 雲をつかむ死

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    ポアロシリーズ。今回はジャップ警部やフルニエ警部など様々なタイプの警部が出てきて、そこは面白かった。

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    2015年05月18日
  • 死が最後にやってくる

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    久々クリスティ。
    犯人はそれほど難しくない。
    家長が若い愛人を連れて帰って来てからの、
    家族が崩壊していく様がおもしろく読める。

    でもこれ舞台がイギリスの片田舎とかでも
    あまり違和感がないなと思った。

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    2015年04月12日
  • 雲をつかむ死

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    登場人物・事件発生時の関係者の位置関係が頭に入らず、楽しめなかった。

    この時代(1935年)に飛行機の一般利用があるというのが新鮮だった。

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    2015年02月12日
  • 雲をつかむ死

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    飛行中の機内というのは、ある種究極の密室だと思う。
    矢筒と蜂は予想通りだったが、
    この変装にはちょっと無理がありそうな。
    野暮と言えばそうなのだが。

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    2014年09月18日
  • 雲をつかむ死

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    最後の証拠を出させるところは、ちょっと強引で、よくある感じだったかな。

    名探偵ポアロは、恋のお悩みも解決するみたいです。それって、クィン氏と、一緒じゃないか(笑)
    でも、そのメロドラマな部分が、好きです。

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    2014年02月10日
  • 大いなる手がかり

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    87分署シリーズ☆また事件の始まりはあなたですかっ( ロ_ロ)ゞなんか最後しんみりしてたけどよくわからなかった(笑)

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    2013年02月23日
  • 雲をつかむ死

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    訳が変わったからなのか?!誰が犯人かと推理して読めた。(いつもは話を追ってそれどころじゃない私‥)昔はよく読んでいたけれど、読んでいなかったクリスティー小説を読もうかな。
    デビットスーシェのポワロが好きすぎて、ドラマで大満足していて、読んでいたのはシリーズ物じゃないものばっかりだったんだよなぁ。

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    2012年10月26日
  • 雲をつかむ死

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    ネタバレ

    空の上、いわゆる飛行機の中で起こる
    謎の毒殺事件。

    密室状態の中で起きる事件であるから
    犯人は絞りこめるはず…であるのに
    乗客は曲者ばかり。手かがりは、機内に残された
    猛毒を塗られた吹き矢の針…

    トリック的には、少々無理やり感が否めないが
    個人的には好きな作品。

    吹き矢と言うものが、とても珍妙で
    気に入っている♬
    吹き矢て…w
    そんなものを、機内で吹いて殺そうとしたら
    目立って仕方ないだろうと、頭の中で想像すると
    面白くてしかたなかった。
    いつの時代の、どこの土地の人間なんだろうwとかw

    そういった意味でも、楽しい作品でした。

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    2012年05月05日