加島祥造のレビュー一覧
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謎が謎を呼ぶ殺人事件。
そして揃いも揃ってクセ者揃いの一族の愛憎劇。
名探偵エルキュール・ポアロは、手ごわい容疑者達相手に
無事難事件を解決に導けるのか?
ポアロシリーズの中でも上級編かな?
この作品の犯人が、読み進めていく途中で分かった人は、
「友よ(モナミ)、探偵におなりなさい。
貴方は、優秀な探偵になれる素質があります。」
とポアロ氏よりお褒めの言葉を賜る事だろう。
ちなみに私は最後まで、犯人が分からなかった。(苦笑)
前半はストーリーの展開がスローで「もたついてるなぁ。」と
思いながら読んでいた私は、
あまり頭脳が優秀でない軽率な読者だった。
この後、名探偵によって行われる大捕物 -
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ネタバレ悪評で有名なシャイタナのパーティに招待されたポアロ。そこにはシャイタナのほかにポアロ含め8人の人間が招待されており、彼らは2組に分かれてブリッジをすることに。その最中、シャイタナが何者かに刺殺された。部屋には誰も出入りしておらず、そこにいたのはポアロとは別の組の4人のみ。シャイタナには人の弱みを握り悦に入るという悪趣味があり、どうやら4人には後ろ暗い過去があったらしい。ポアロたちは4人の過去を調べるとともに、ブリッジの手法や得点表から彼らの心理分析を行なっていく。
そうしていくうちに、ロリマー夫人が罪を自白する。だが犯罪の性質的に彼女が犯人ではないことを見抜いたポアロは、彼女がアン・メレディス -
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ネタバレ海外ものは名前や人物関係を把握するのに
いつも手こずるので、
今回からノートに相関図、時系列をまとめながら読んだ。
いつ誰に何ができたのか、こいつは周りからどんなやつだと思われているのか。
結果、みごとに犯人が…
全くはずれていた。
またやられた。
クリスティは人物への思い込みを利用するのがほんとに上手い。
だから、今回も見えてる通りの人物像とはみんなちがうんだろう、と実はロウスンがすっごい策士で演技してるんじゃないか!?とか思ってたのに。
全然ちゃうかった。
驚きとかトリックだとかはクリスティの
他作品より薄いが、終始コメディぽい軽快なやりとりが楽しい作品。ボブがいいスパイスになって -
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2作目のポアロ作品。3.3。
場面的状況を主に、誰が怪しいかを一つずつ憶測のもとに追い詰めていくポアロの推理力と自尊心がすごい。
物的証拠からは勿論のこと、誰がこの状況で罷り通らない嘘の証言をしているのかとの洞察力というか、合理的というか、事実を縫合させて事件を解決に導く手腕がすごい。
時として、犯人になりますよ、と暗に揺することで重複した事件の一つを自供させる持っていき方の強引さもポアロの魅力の一つなのかもしれない。
本人は真実のみが必要であり趣向、明かされた真実の後の犯人の動向を気にしないので、まだ著者2作目だが、ポアロの紳士さの裏にある冷徹さが癖になる。 -
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ネタバレ歯医者行きたくないよ…のポアロが可愛いです。
いきなり口調が変わるのは、翻訳する上で仕方ないのかもしれませんが、今作は余計に混乱しました。丁寧な話し方から、『あんた、安心していいよ、…』に変わったり、「今ポアロが喋ってるんだよね⁈」と、文章を二度見したり、遡ったりしていたら時間がかかってしまいました。
権力を持つと保身に走るのは、いつの時代でもどの物語でも同じですね。
『私のたずさわっているのは自分の命を他人から奪われない、という権利を持っている個々の人間に関することです』というポアロの台詞、他の作品でもきちんと彼の中でぶれない軸として生きているのだろうな…と感動でした。オリエント急行の結末等