加島祥造のレビュー一覧

  • ナイルに死す

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    後半の疾走感が心地よい!
    登場人物多すぎて何がなんだかって感じだけど、
    面白いんだよなぁ。登場人物の個性が随所に
    光りつつ、絶妙なテンポで楽しく読めました。

    0
    2022年05月24日
  • ひらいたトランプ

    A

    購入済み

    面白かった

    最後の最後までわからなかった。
    謎解きされればなるほどなぁと思うけど
    すっかり騙されました。
    いやもう、びっくり。

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    2022年04月02日
  • 愛国殺人

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    ネタバレ

    バカだから歯医者の建物の構造がいまいちつかみきれなくて残念。なんとなくの想像で終わった。
    顔を潰されている死体は替え玉。もはや、鉄板の流れ。金田一しかり…
    とわかっていても、犯人は最後までわからなかった。タイトル、原題のストレート和訳にしてたら、全然意味わかんなかっただろうな。語呂も悪いし。

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    2022年02月23日
  • ナイルに死す

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    ネタバレ

    ポアロシリーズで最長編、疲れた~。今回は序盤200頁まで何も起こらず。300頁で犯人予想。350頁で予想を変更したのが失敗。最初の予想が当たってた!悔し~い。超絶美人で金持ちのリネット。友人ジャクリーンと付き合うサイモン。リネットはジャクリーンからサイモンを略奪し結婚する。ナイル河のエジプトの船旅で拳銃殺人など3人が死亡する激しい展開。たまたま居合わせたポアロ、レイス大佐(再会が嬉しい)が犯人を追い詰める。今回は財産横取り、窃盗犯罪などのミスリードもありページ数に比例して犯人捜査を楽しめた。惜しかった!⑤

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    2022年02月19日
  • 死が最後にやってくる

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    ネタバレ

    死ななかった時点で犯人はわかったので、あとは、ほんとにカメニと結婚するの?ホリがいいよホリが!とレニセンブの結婚が気になってしょうがなかった。
    ホリでよかったけど、カメニかわいそう。でもすぐ誰か見つかるかな。

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    2022年02月05日
  • ひらいたトランプ

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    ネタバレ

    最後の最後までひっくり返される楽しさ!
    今までなんとなく読み流してたブリッジのルールを今こそ知るときと思って、ルール調べてとりあえず少しやってみた。やってみてから読んでよかった~。パートナーが向かい合って座ってるなんてちゃんとルール知らないとわからなかったし。
    途中バトル警視のロバーツに関するメモの「妻 なし(気の毒)」ってとこで大爆笑してしまった。
    ( )の中いる?(((^^;)

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    2022年01月30日
  • ひらいたトランプ

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    ブリッジのルールを知っていた方が楽しめると思うけれど、知らなくても十分楽しめると感じた(自分は知らない)。
    探偵側と容疑者側が人数の面で当分されていて、探偵側がグループで謎を解いていくという筋が面白い。

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    2022年01月03日
  • もの言えぬ証人

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    ネタバレ

    遺産相続をめぐる一族のいざこざはポアロシリーズの十八番で、慣れてきたと思ってましたが、飽きを感じることなく読めました。
    ヘイスティングスによるボブの可愛い翻訳と、コメディ感がありすぎるトリップ姉妹のおかげだと思います。

    今回は、怪しすぎる犯人がやっぱり犯人だったというわけではなかった所も意外でした。
    タイトルがだんだん捻られてきていて、ストーリーと噛み合っていると感じられるようになり、アガサクリスティのセンスに磨きがかかっていると感じられて嬉しかったです。
    "もの言えぬ証人"は、表紙を見た印象だと、ボブのことを言っているのかな、と予想しました。
    しかし、読み終わってみると

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    2021年11月03日
  • もの言えぬ証人

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    愛犬家としてはたまらない作品。
    依頼人の愛犬ボブが可愛らしいこと。ボブの行く末を案じていましたが、とても良い引き取り手が見つかり良かったです。

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    2021年08月16日
  • 死が最後にやってくる

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    神や悪霊や祈祷が日常にある古代エジプトの神秘的な世界で、徐々に顕になる本格ミステリの顔、ぞくぞくする。面白かった。

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    2021年04月03日
  • もの言えぬ証人

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    亡くなったのは人からの依頼状に興味を引かれて捜査に乗り出したポアロ。
    容疑者はお金に困っている身内数人と、彼らを差し置いて故人の遺言によって全財産を相続した家政婦。

    ポアロがあっちこっちに聞き込みをするんだけど、なかなか大胆な嘘をついたりしてて面白かった。
    犯人はやっぱり最後まで分からない。
    容疑者たちの話を聞いていると皆悪人に見えてくるし…でも犯人は本当に予想外だった。
    あと、タイトルの「もの言えぬ証人」=ペットのボブはさして重要じゃなかったのはちょっと残念。
    でも最後にボブが幸せそうで良かった!

    故人を島国根性って表現している部分がちらほらあったけど、日本と通じるものがあってちょっとク

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    2020年10月31日
  • もの言えぬ証人

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    ネタバレ

    ポアロシリーズ14作目。今回は久しぶりにヘイスティングズの語り。

    なんか……面白かった!!(笑)ポアロがいろんな役に化けて情報収集するんだけど、それがもう面白くて!!ニヤニヤしながら読んだ。

    以下ネタバレ



    ただ、ラスト犯人がわかった状態でポアロが犯人が自殺するのを止めないのがなんか違和感なんだよな〜と思ってたんだけど(過去のポアロはたとえ殺人犯人でも、自死を許さないタイプだったような記憶がある)ラストを読み直して納得。
    今回ポアロは、依頼人であるエミリイが望むことをやったんだな、と。
    エミリイが望むこと→一族の恥を晒さないこと。事件を公にしないこと。
    だから、犯人には消えてもらわなき

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    2020年07月08日
  • 葬儀を終えて

    nao

    購入済み

    傑作だと思います
    面白かったー

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    2019年09月27日
  • もの言えぬ証人

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    14作目。やられたー。また犯人わからず、クリスティに騙された~。
    タイトルのように、もうちょっとボブ君が証人になってくれればよかったけどな。そういえば、リンはバスカヴィルの犬でも使われてたね。
    姪も甥もどうしようもない奴らばっかり出てきたけど、付き添い婦の心の清らかさは救いだね

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    2018年03月25日
  • 葬儀を終えて

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    ネタバレ

    読み終わってすぐ冒頭から読みなおし。
    初読では普通に読み流していた部分ががらりと姿を変え、背中がぞわぞわしました。

    たった一言で全ての本質を変えてしまった犯人の頭の良さに戦慄。
    私がアガサ・クリスティを読みあさるきっかけにもなった本です。

    ところでささいなことですが、あちらのあの時代のお葬式って遺影使わないんでしょうか。

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    2017年08月23日
  • 葬儀を終えて

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    ポワロシリーズ25作品目(32作品中・・・ただし、サイト参照につき定かではないし、短編集除く)。引退しているポワロがどのようにして登場するのか、ワクワクしながら読み進んだ。友人が多いポワロは、またもや友人からの依頼である。財閥主人が亡くなった原因が不明なまま、次の事件が起こる展開で、最後まで犯人がわからない。ポワロは、飽きのこないミステリーだ。

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    2014年12月15日
  • 葬儀を終えて

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    ネタバレ

     アバネシー家の主人リチャードが心臓発作で急死する。葬儀を終えたのち、遺言執行人エントウィッスルは集まった親戚たちに故人の遺言を発表する。するとその時、リチャードの末妹コーラが「リチャードは殺されたんでしょ」と言い放ち、そこにいる全員を凍りつかせる。実は親戚の者たちはすべて、ひどく金に困っていたのだ。そして葬儀の次の日、コーラが殺される。
     クリスティが生んだ名探偵エルキュール・ポワロものの、知る人ぞ知る傑作。ミステリーの真相とは、作者が仕掛けたミスリードを作者自身がひっくり返すことだ。そこでひっくり返る事実が大きければ大きいほど、意外であれば意外なほど、そのミステリーは成功したと言えるだろう

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    2013年08月26日
  • 葬儀を終えて

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    ポワロ作品

    【ストーリー】
    一家の長の葬儀の後、長の妹は家族の前で唐突に「兄は殺されたのでは」と言葉を発する。翌日、その妹が惨殺された。長の遺言書を預かる弁護士は二つの死の真実を明らかにするため、ポワロに協力を要請する。

    【感想】
    登場人物がみんな怪しくて、犯人探しに頭を悩ませられる。その内、違和感を感じる場面がちらほら出てきて、この人犯人じゃね?と思う人がいるのだが、話の展開に上手く注意を逸らされてしまう。最後まで読んだらやっぱりお前だったかと悔しい気分になる。
    つまり、推理小説の醍醐味が味わえる面白い作品だと思う。

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    2013年05月03日
  • クレアが死んでいる

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    バート・クリングの恋人であり、これまでも物語の中で仲むつまじい様子を見せてくれた、クレアの死。
    クリングとのデートの前に立ち寄った本屋にて、一人の男による銃乱射事件に遭遇してしまったクレアは、命を落としてしまいます。

    犯人は誰なのか。そして犯人の目的は…。仲間であるクリングの恋人を襲った悲劇ということで、スティーブ・キャレラはじめ87分署の刑事たちは、躍起になって事件の捜査に向かいます。

    なかなか掴めない事件の全貌を暴くべく、復讐の念に駆られながらも根気強く立ち向かう刑事たちの姿に、87分署という彼らの繋がりが見えたように思います。
    恋人を失い、失意の底に沈むクリングの姿を見ていると、クレ

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    2011年12月19日
  • 被害者の顔

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    マクベイン『87分署シリーズ』。
    ある酒屋で殺害された1人の女性アニイ・ブーンは貞淑な妻であり、優しい母親であり、ある人にはインテリに映り、ある人には酒飲みの情婦に映った。様々な顔を持つ彼女を殺したのは、一体…。

    原題『Killer's choice』とあるように、アニイの持つどの顔が犯人の殺意を引き起こしたのかが本作の重大な争点となります。

    87分署のお馴染みの刑事が聞き込みを経て被害者アニイの様々な顔を掴んでいく様子は、心地よいテンポと飽きさせない展開によって描写されています。
    ページを繰る手もスムーズに進み、具体的な描写も映画を観ているかのような気分にさせてくれるのです。

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    2011年10月23日