ユダヤ人はなぜアメリカでビジネスに成功したのか? 彼らはアメリカ経済にどれほどの影響力を持っているのか? 遅れてきた移民として憎悪されたユダヤ人。彼ら自身が自らの経済的成功の存在を否定したため、その実態は今まで知られてこなかった。本書は、彼らの底知れぬ経済力を金融、流通、マスコミ、不動産、建設などの多岐にわたる客観的な調査から明らかにする。 【目次より】●金融支配の神話――大恐慌の時代 ●「経済の暗黒大陸」に固めた地歩――百貨店・新聞・広告業 ●主要産業となった映画産業――東欧系ユダヤ人の出現 ●今日のユダヤ人大富豪――その財力と実像 ●不動産投資こそ富の源泉――ユダヤ移民の天職 ●あらたな事業で富を築く――マスコミ・小売業 ●今日のユダヤ系投資銀行――受け継がれるユダヤ人脈 ●ウォール街のユダヤ人――金融ビジネスの創造者たち。巷間囁かれている〈陰謀説〉を排し、ユダヤ人とその経済力の実像を丹念に描き出す。
Posted by ブクログ 2022年11月04日
ユダヤ人実業家の実績についてひたすら羅列されていくばかりなのに、ふしぎと飽きずに読める一冊。
「ユダヤ人によるアメリカ経済支配」説は、過去においても現在においても客観的事実とほいい難いと結論されている。
でもなぜユダヤ人がアメリカにおいて経済的に成功できたのかは、私にはやっぱりよくわからないまま。...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月31日
ユダヤ人については前々から興味を持っていたので、読んでみようと思った1冊。
戦争後の国を挙げての復旧事業に目をつけて、投資しているところはさすがだ。ユダヤ人であることを、1つの目印にしながら人的コネクションを築き上げて、成功者はユダヤ人と結婚してその子供たちに自分たちの経営基盤を引き継がせている。...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月20日
[ 内容 ]
ユダヤ人はなぜアメリカでビジネスに成功したのか?
彼らはアメリカ経済にどれほどの影響力を持っているのか?
遅れてきた移民として憎悪されたユダヤ人。
彼ら自身が自らの経済的成功の存在を否定したため、その実態は今まで知られてこなかった。
本書は、彼らの底知れぬ経済力を金融、流通、マスコミ、...続きを読む