山崎豊子の作品一覧
「山崎豊子」の「白い巨塔」「白い巨塔(一~五) 合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山崎豊子」の「白い巨塔」「白い巨塔(一~五) 合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
旧制京都女子専門学校(現在の京都女子大学)国文学科卒。1957年『暖簾』で作家デビュー。『花のれん』での直木賞をはじめ数多くの賞を受賞している。『不毛地帯』、『二つの祖国』、『大地の子』、『沈まぬ太陽』など数多くの作品を手がける。また、『白い巨塔』をはじめ多くの作品がドラマ化や映画化されている。
小説・文芸
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Posted by ブクログ
凄い話やった、医療の技術水準は昔の前提だが、全く古くさい感じがせず、現代にも通ずる人間社会の生々しさが描かれており、読むのを止められない。正確にいうとオーディブルで聞いていたのだが、聞くのをやめられず家に帰る前にベンチに座って聞き続けてしまったほど。文章がしっかりしているから、オーディブルで聞いても話の骨子を逃すことが無くストレスが少ない。おそらく、プロのナレーターの技量も多分に貢献しているが、良い読書体験ができた。当時は、末期がん患者に対して通知してなかったんだよな、自分の死期を悟るのはメンタルにきつすぎるからという理由で。いまは軽い感じですべて通知する(=医者側のリスク管理の為に、隠さず伝える)ことが一般になっているようですが、なぜそうなったのだろうか。私は耐えられそうにないし、私の良心も、認知機能がはっきりしているときに死期を突き付けられるよりは、認知機能が落ちてから亡くなった方が死の不安に押しつぶされなくていいなと思う。
人間に完全に善悪の白黒はないし、良い所と悪い所、長所と短所があり、Greatになるためには長所を最大限に生かすため、欠陥も目立つようになる。
組織の論理だったり、出世争いだったり、名誉を求める心など、普遍性のある話だなと思った。私も組織人として、一歩引いて客観的に今の組織、各個人の利害関係・欲望に目を向けて分析し、自分が擦り減らないように生きていくことが肝要だなと思った。