阿川佐和子の作品一覧
「阿川佐和子」の「女ともだち」「正義のセ(角川文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「阿川佐和子」の「女ともだち」「正義のセ(角川文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。1999年『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞を受賞。エッセイとして『おいしいおしゃべり』、『サワコの和』、『聞く力―心をひらく35のヒント』など多くの作品を手がける。小説『ウメ子』では第15回坪田譲治文学賞を受賞している。
Posted by ブクログ
タイトル通り、阿川家の食への情熱と遍歴を垣間見れる一冊。
父親の「1回たりとも不味いものは食いたくない」との口癖は、執念とも取れる情熱であり、娘にとっても強烈な一言なのだろう。
たとえ傑作を作ったと思っても、一口食べて「よし、明日はなんか美味いものを食いに行こう」なんて言われたら悲しくなる。
今では笑い話として執筆されているが、トラウマとなって残っている思いなのだろう。
青パパイヤのサラダ、ぶりの照り焼き、塩にぎり、かつお節弁当、クリームコロッケ、デビルサンド、白味噌雑煮、ミルクトースト、中華粥、角煮など、調理過程から香り漂うような料理が目白押し。
しかし、料理以外で好きなのはラ