プロフィール

  • 作者名:池波正太郎(イケナミショウタロウ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1923年01月25日
  • 出身地:日本 / 東京都
  • 職業:作家

戦国、江戸時代を舞台にした時代小説『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など多数の作品を手がける。作品の多くはテレビドラマ化や映画化されており、多くの賞も受賞している。1985年紫綬褒章受章。没後、勲三等瑞宝章受章。

作品一覧

  • 鬼平犯科帳 1巻

    鬼平犯科帳

    少年・青年マンガ

    4.3
    1~65巻680~819円 (税込)
    天明七年、火付盗賊改方・御頭(長官)をつとめることになった長谷川平蔵。金箔付きの盗賊たちをお縄にしていく彼を、人々は鬼の平蔵と恐れたのであったが……。池波正太郎原作、さいとう・たかを時代劇コミックの金字塔!
  • 剣客商売 1巻

    剣客商売

    少年・青年マンガ

    3.9
    1~55巻607~779円 (税込)
    勝ち残り生き残るたびに、人の恨みを背負う…それが剣客として生きる者の宿命―――池波正太郎の名作を完全劇画化―――!!
  • 池波正太郎短編コレクション1夜狐 暗黒時代小説集
    値引きあり

    池波正太郎短編コレクション

    小説・文芸

    4.0
    1~16巻99円 (税込)
    やはり池波正太郎が面白い!究極のエンターテイメント短編を網羅したシリーズ。〈収録作品〉おみよは見た 夜狐 あほうがらす 雨の杖 つき坂 おっ母、すまねえ 白痴 梅雨の湯豆腐 顔 激情 さいころ蟲
  • 合本 鬼平犯科帳(一)~(二十四)【文春e-Books】

    合本 鬼平犯科帳(一)~(二十四)【文春e-Books】

    小説・文芸

    4.8
    1巻19,290円 (税込)
    池波正太郎の永遠のベストセラー「鬼平犯科帳」シリーズ。江戸幕府の火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)の長官・長谷川平蔵は、その取り締まりの豪腕ぶりで、世の盗賊たちから“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、その素顔は「妾腹の子」として育った苦労人。昔は放蕩無頼の限りを尽くし、義理も人情も心得て、ときには捕らえた盗賊にも情けをかける、心優しき男。 筆頭与力の佐嶋忠介、平蔵の長男・宣義、妻の久栄、平蔵の腹違いの妹・お園など、馴染みの顔ぶれが大活躍! テレビドラマ化、舞台化、漫画化など、日本人では知らぬ者のいない大人気の鬼平シリーズを全話収録したシリーズ全24巻(文春文庫)が、電子書籍の合本として登場。
  • 鬼平犯科帳(一)

    鬼平犯科帳

    小説・文芸

    4.1
    1~24巻468~652円 (税込)
    斬り捨て御免の権限を持つ、江戸幕府の火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)の長官・長谷川平蔵。その豪腕ぶりは、盗賊たちに“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、その素顔は「妾腹の子」として苦労をし、義理も人情も心得ている。昔は大いに遊び、放蕩無頼の限りを尽くしたことも。テレビに舞台に、人気絶大の鬼平シリーズ第一巻は「唖の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」を収録。
  • 侠客 (1)
    無料あり

    侠客

    少年・青年マンガ

    -
    全6巻0~592円 (税込)
    悪を以て悪を制す――― すべての「侠」はここから始まる 後の大侠客・幡随院長兵衛となる若者がいかにして「侠」の道に歩み入ったのか…… そこには、権力者に恭順することをよしとしない江戸時代初期を生きる漢たちの壮烈な魂があった―――― 『仕掛人 藤枝梅安』に続く池波正太郎の傑作ノワール、待望のコミカライズ!!
  • その男(一)

    その男

    小説・文芸

    3.8
    1~3巻880~950円 (税込)
    1981年に文庫化されて以来、46刷まで重ねている池波正太郎のロングセラーが新装版に。 池波正太郎の“もっとも愛着のふかい”長篇小説! 過酷な運命の少年、杉虎之助が、動乱の世を斬り開く――。 杉虎之助は微禄ながら旗本の嫡男。生来の病弱に加えて義母にうとまれ、そんな我が身を儚んで十三歳のとき大川に身を投げるが、謎の剣士・池本茂兵衛に助けられた。この日が波瀾の人生の第一歩だった。 幕末から明治へ、数奇な運命を辿った直参の剣士の生涯を描きつつ維新史の断面を見事に剔る異色の長編小説。 ※この電子書籍は1981年に文藝春秋より刊行された文庫版を、新装版として刊行したものを底本としています。
  • 真田太平記 1巻
    完結

    真田太平記

    少年・青年マンガ

    5.0
    全18巻660円 (税込)
    日本一の兵・幸村、表裏比興の者・昌幸、明治まで真田の血をつなげた智将・信之…真田一族の壮絶な生き様を描く池波正太郎原作の傑作大河ロマン『真田太平記』が早くも単行本化! 1巻には武田家の滅亡や、真田忍び対甲賀忍びの戦いを収録。
  • 夜の戦士(上) 川中島の巻

    夜の戦士

    小説・文芸

    4.1
    1~2巻803円 (税込)
    甲賀忍者、丸子笹之助は〈信玄暗殺〉の密命を帯びて甲斐に赴く。途中、常陸の鹿島に剣名の高い塚原卜伝を訪ね、その推挙を得て武田家に仕えることに成功する。だが、笹之助は信玄の侍女、久仁に熱い血潮をたぎらせ、密命と恋の板ばさみに陥る。上杉謙信との川中島大会戦前夜、笹之助に課せられた任務を知りつつ、それを許す信玄。その包容力と偉大さに感動した笹之助の背後に強力な甲賀忍者の群れが忍び寄った。
  • 男の作法

    男の作法

    小説・文芸

    4.0
    1巻693円 (税込)
    てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ……。勘定、人事、組織、ネクタイ、日記、贈り物、小遣い、家具、酒、月給袋など百般にわたって、豊富な人生経験をもつ著者が、時代を超えた“男の常識”を語り、さりげなく“男の生き方”を説く。本書を一読すれば、あなたはもう、どこに出ても恥ずかしくない!
  • おせん

    おせん

    小説・文芸

    4.1
    1巻880円 (税込)
    〔けころ〕とよばれる娼家から身請けされ、いまは囲われ者となっているおせんと、かつてのなじみ客でゆすりの罪で島流しにあった男の母親との心のふれあいを描いた表題作。それがその男の口ぐせとも知らず“不作の生大根”という罵言にかっとなり、思わず殺してしまった世間知らずの娘の、その後の人生を追った「三河屋お長」。ほかに「あいびき」「お千代」「梅屋のおしげ」など全13編収録。
  • 真田騒動―恩田木工―

    真田騒動―恩田木工―

    小説・文芸

    4.0
    1巻880円 (税込)
    信州松代藩――五代目・真田信安のもと、政治の実権を握り放縦な生活に走った原八郎五郎を倒し、窮乏の極にある藩の財政改革に尽力した恩田木工を描く表題作。関ケ原の戦い以来、父昌幸、弟幸村と敵対する宿命を担った真田信幸の生き方を探る『信濃大名記』。ほかに直木賞受賞作『錯乱』など、大河小説『真田太平記』の先駆を成し、著者の小説世界の本質を示す“真田もの”5編を収録。
  • 武士(おとこ)の紋章

    武士(おとこ)の紋章

    小説・文芸

    3.6
    1巻781円 (税込)
    関ガ原の後、石田三成の義弟の妻だった真田幸村の実妹の於妙(おたえ)を娶り、睦まじく添いとげた滝川三九郎。その、運命に逆らわずしかも自己を捨てることのなかった悠然たる生涯を描いた表題作。父弟と袂を分かって家康に仕え、信州松代藩十万石の名君として93歳の長寿を全うした真田信之ほか、黒田如水、堀部安兵衛、永倉新八など、己れの信じた生き方を見事に貫いた武士(おとこ)たちの物語8編。
  • 仕掛暮らし
    完結

    仕掛暮らし

    少年・青年マンガ

    4.3
    全1巻792円 (税込)
    「へうげ」の世=桃山時代から約二百年。「江戸」は居よいか住みよいか。複雑怪奇な人間模様、闇で「仕掛」ける裏稼業。元締・音羽屋半右衛門、嫌な渡世だ。「仕掛人・梅安」シリーズの原点『殺しの掟』(講談社文庫)より三篇を厳選。山田芳裕が池波正太郎に捧ぐ極乙のオマージュにて候
  • 堀部安兵衛(上)

    堀部安兵衛

    小説・文芸

    4.3
    1~2巻726円 (税込)
    越後、新発田五万石の城下の春。藩士の子息、14歳の中山安兵衛は、路上で会った山伏に「剣の道に進めば短命」と宣告される。はたして、父の無念の切腹という凶事にみまわれ、安兵衛の運命は大きく変わる。父の死の謎を解くために藩を出奔し、江戸へ向かう途中、魔性の剣をふるう中津川祐見と宿命の出会いを果たすが、その後、女をめぐって対立することになる……。江戸、東海道、京都を舞台に安兵衛の青春の彷徨を描く長篇。
  • 仕掛人 藤枝梅安 1巻
    完結

    仕掛人 藤枝梅安

    少年・青年マンガ

    3.7
    全35巻576~607円 (税込)
    池波正太郎の原作を劇画界の巨匠さいとう・たかをが描く本格時代劇画!!仕掛人・梅安の仕掛針がこの世の悪を葬り去る!!闇の世界の人間模様はスキャンダル!!女殺しの事件に迫る梅安は・・・!?
  • 仕掛人 藤枝梅安 (1)
    完結

    仕掛人 藤枝梅安

    少年・青年マンガ

    4.0
    全10巻660~819円 (税込)
    【 池波正太郎、最高傑作 新生!! 】 必殺の針で悪を葬る、暗黒街の殺し屋。 鍼の名医でありながら殺し屋として悪党・外道を葬る藤枝梅安の活躍を描いた傑作ピカレスク、最新第1巻。 『鬼平犯科帳』『剣客商売』に並ぶ池波文学の最高峰、ここに新生!
  • 戦国幻想曲

    戦国幻想曲

    小説・文芸

    4.0
    1巻814円 (税込)
    “汝は、天下にきこえた大名に仕えよ”との父の遺言を胸に、渡辺勘兵衛は槍術の腕を磨いた。織田信長・信忠父子の甲州攻略に、近江の小城主阿閉(あべ)淡路守家来として加わり、信忠の危機を救う武功で、一躍その名をとどろかせた。だが、勘兵衛は、信忠から拝領した名刀をねだる吝くさい淡路守につくづく愛想が尽き果てる。俺が心から働ける主君はいないのか。戦国の世に「槍の勘兵衛」として知られ、剛胆颯爽に生き抜いてゆく男の変転の生涯を描いた長編力作。
  • わが家の夕めし

    わが家の夕めし

    小説・文芸

    3.3
    1巻704円 (税込)
    ※本書は単行本版『わが家の夕めし 池波正太郎未刊行エッセイ集3』と同一の内容です。重複購入にはご注意下さい。 変わらない食卓の風景。変化する昭和の街角。人生の達人が綴る、豊かなる暮しの情景。 作家として多忙な日々を送る著者が、毎日、楽しみにしていたわが家の夕めし。子供の頃から好きな冷奴に、ついつい食べ過ぎるとろろ飯……。自作が、テレビドラマになったときの感想のほか、瀬戸内寂聴さんに「マジメ人間にして、大淫乱」と評された話など、暮しの達人が多彩な面を垣間見せる、随筆51編を収録。
  • 仇討ち

    仇討ち

    小説・文芸

    3.3
    1巻737円 (税込)
    囲碁の口論から父を惨殺した笠原孫七郎を追って三十年。信州松本藩の夏目半介は仇討ち費用を人に貸して生計を立てる江戸暮らし。ふとなじんだ娼家のお君の、熟れた体に激しく溺れた。そのお君が悪事を犯しただんなと江戸を出奔、半介は後を追うが、その男こそ……。「うんぷてんぷ」以下、江戸時代の仇討ちをテーマとする八編を収録。仇討ち制度の非人間性と、それに翻弄される人間たちの運命を鮮やかに描く珠玉作品集。
  • 英雄にっぽん

    英雄にっぽん

    小説・文芸

    3.4
    1巻715円 (税込)
    出雲の富田城主尼子氏に仕えた山中鹿之介は、十六歳の折、伯耆の行松氏との合戦に参加、敵の猛将を討ち取り、勇名を馳せた。だが、虎視眈々と中国地方の統一をもくろむ毛利元就は、凄まじい謀略と圧倒的な軍事力で富田城を攻め落とす。牢人となった鹿之介は艱難のすえ、一城を奪い、織田信長の支援を得て尼子家の再興をはかるが……。“忠誠心”の代名詞として、日本人に愛されてやまない武将の生涯を描く戦国ドラマ。
  • 鬼平犯科帳「血頭の丹兵衛」【文春e-Books】
    無料あり

    鬼平犯科帳「血頭の丹兵衛」【文春e-Books】

    小説・文芸

    4.2
    1巻0円 (税込)
    2017年1月から放送されるアニメ「鬼平」第一話の原作となった短編。 「血頭の丹兵衛」と名乗る怪盗が江戸市中を荒らしまわっていた。 盗みに入った家の人間を皆殺しにする残虐な手口に、江戸っ子は恐れおののき、 たまりかねた当局は長谷川平蔵を火付盗賊改方へ戻した。 かつて鬼平に捕らえられ、牢に押し込められている「小房の粂八」は、 役宅に戻った平蔵の顔を見ると、意外なことを口にした。 「いまお膝もとを荒らしているやつは、にせものの血頭の丹兵衛でございますよ」 そして粂八は、ある決心をする。 <「鬼平」と言われながら、実はまったく鬼ではない、悪人のことを徹底的に やっつけるんだけれど、悪い奴らの中にも何かを見つけていくという鬼平の すべてを表現しているような気がする> (アニメ「鬼平」丸山正雄プロデューサー) 鬼平の世界の全体像が伝わってくる一編。

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  • 真田太平記 Episode0
    無料あり

    真田太平記 Episode0

    少年・青年マンガ

    4.2
    1巻0円 (税込)
    真田幸村没後400年。大坂城では天下一祭りがおこなわれ、年が明ければNHKで大河ドラマ『真田丸』の放送が開始される空前の真田幸村イヤーに、朝日新聞出版が満を持して送る超大型企画! 『週刊朝日』誌上で8年の長きにわたり連載された池波正太郎氏の歴史小説『真田太平記』。 朝日新聞社から単行本が発売され、現在発売されている文庫版(新潮文庫)だけでも累計750万部以上の売り上げを誇る傑作がついに漫画化。 表裏比興の者・真田昌幸、日本一の兵(つわもの)・真田幸村、明治まで血を繋げた智将・真田信之…戦国時代の最後を彩る最強の一族・真田家の活躍を描く本格歴史大河ロマン、堂々開幕!コミック『真田太平記』の刊行開始を記念し、特別編エピソード0を無料配信。緻密なビジュアルでよみがえる戦国大河ロマンをぜひご覧ください!

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  • 青空の街

    青空の街

    小説・文芸

    3.7
    1巻880円 (税込)
    (自分には社長業なんか向いてない)大学を出ても親の後をつがず、守衛をしたり、タクシー運転手をしたり……。そもそも人生とは何だろうか。建設会社の社長を父に持つ成瀬弘は考える。若者らしく現代を生き抜こうとする弘と恋人キミ子。多彩で複雑な人間模様のなかに愛の哀しみと喜びと、明日への夢を爽やかな筆致で描く明朗青春編。
  • 新しいもの古いもの

    新しいもの古いもの

    小説・文芸

    4.0
    1巻660円 (税込)
    ※本書は単行本版『新しいもの古いもの 池波正太郎未刊行エッセイ集4』と同一の内容です。重複購入にはご注意下さい。 私の秘密、父母、師友。旅や滋味の楽しみ。人生の喜びに溢れたエッセイ。 「私の父は、どこまでも不運であった」。ある晩、別れて久しい父とばったり出合い、「お父さん」と呼びかけるが、泣き出しそうな顔で「お前さんはだれだい?」と返されてしまう(「私の中の日本人」)。ほか、フランスや京都への旅の想い出、今日のごはん、芝居や映画のことなど、66編を収録した珠玉の随筆集。
  • 仇討群像

    仇討群像

    小説・文芸

    4.2
    1巻743円 (税込)
    仇討(あだうち)といっても、理由はさまざま。この短篇集のキーワードは「色欲」と「仇討」。殿のご寵愛ただならない美男の小姓が仲間に殺された、殺人をおかし仇討におびえながらも女色にふける若者、同僚の妻への横恋慕など、それぞれの内情があり、仇討のために狂わされる人生がある。人間の本性をしたたかに描き出す傑作短篇集。それにしても、色子と呼ばれる若者を抱かせる陰間茶屋、尼姿の娼婦がいる比丘尼(びくに)宿と、江戸時代の性風俗の豊富さは驚きです。
  • アニメ「鬼平」原作 鬼平犯科帳セレクション【文春e-Books】

    アニメ「鬼平」原作 鬼平犯科帳セレクション【文春e-Books】

    小説・文芸

    4.3
    1巻408円 (税込)
    2017年1月よりテレビ東京系や時代劇専門チャンネルで放送されるアニメ「鬼平」。 その原作となった全12話を集めました。 主人公・長谷川平蔵の奔放な青春時代や、妻・久栄の秘められた過去、 同心・木村忠吾の意外な一面、おまさ、粂八といった密偵たちの来歴など、 主要登場人物のキャラクターが分かる話を集めた鬼平入門に最適の一冊。 【収録作品リスト】 「血頭の丹兵衛」 『鬼平犯科帳(一)』収録 「本所・桜屋敷」 『鬼平犯科帳(一)』収録 「暗剣白梅香」 『鬼平犯科帳(一)』収録 「血 闘」 『鬼平犯科帳(四)』収録 「谷中・いろは茶屋」 『鬼平犯科帳(二)』収録 「盗法秘伝」 『鬼平犯科帳(三)』収録 「瓶割り小僧」 『鬼平犯科帳(二十一)』収録 「大川の隠居」 『鬼平犯科帳(六)』収録 「泥鰌の和助始末」 『鬼平犯科帳(七)』収録 (アニメ第9話「わかれ道」は「泥鰌の和助始末」の前編) 「むかしの男」 『鬼平犯科帳(三)』収録 「あきれた奴」 『鬼平犯科帳(八)』収録 「狐 火」 『鬼平犯科帳(六)』収録
  • あばれ狼

    あばれ狼

    小説・文芸

    4.0
    1巻880円 (税込)
    野州・真岡の小栗一家と竹原一家の大喧嘩にやとわれて人を殺めてしまった渡世人たち――その不幸な生い立ちゆえに敵・味方をこえて結ばれる男と男の友情を描く連作「さいころ蟲」「あばれ狼」「盗賊の宿」。多淫な母親の若き日の嘘によって翻弄され続けた樋口角兵衛の生涯をたどる「角兵衛狂乱図」など、畢生の大作『真田太平記』の脇役たちを描いた4編の、全7編を収録。
  • あほうがらす

    あほうがらす

    小説・文芸

    3.6
    1巻880円 (税込)
    人間という生きものの不思議さ、運命のおそろしさ……“ポン引き”の生き方を活写した軽妙洒脱でユーモラスな表題作、忠臣蔵の悲劇の主人公浅野内匠頭の、説明のつけようもない二面性を照射した「火消しの殿」、芝居や映画のヒーローとしてではなく、一人の武士として己れの立場を貫いた男を描く「荒木又右衛門」など、著者の多岐多彩な小説世界の粋を精選した11編を収める。
  • 天城峠

    天城峠

    小説・文芸

    4.0
    1巻495円 (税込)
    修善寺から下田行のバスに乗り、季節はずれで客もない温泉場をいくつも抜け、湯が島を越す……。若い頃、放埒がもとで妻子と別れた、芝居の裏方の録太郎は、若い役者啓三と一泊旅行。病弱の録太郎に若者のような明日はない。来し方行く末に想いを馳せながら、録太郎は最後の煙草に火をつけた……。表題作ほか池波文学の原点ともいうべき気迫に満ちた初期短編6編。
  • 編笠十兵衛(上)

    編笠十兵衛

    小説・文芸

    3.7
    1~2巻781~825円 (税込)
    浅野内匠頭は吉良上野介へ刃傷におよび即日切腹となる。一方の上野介には何のとがめもなかった。“武士の喧嘩両成敗”という幕府の定法にもかかわらず、将軍綱吉の裁決は一時の気まぐれである片手落ちだと世の反感をかう。柳生十兵衛の血をひき、将軍家から〔御意簡牘〕と呼ばれる秘密の鑑札を与えられている浪人・月森十兵衛は、幕府政道の〔あやまち〕を正すため隠密活動を開始する。
  • 雨の首ふり坂
    完結

    雨の首ふり坂

    少年・青年マンガ

    3.0
    全1巻748円 (税込)
    凄腕の「腕貸し」白須賀の源七は、かつて頼まれるままに多くの人を斬ってきた。そんな彼に訪れた安寧の時。だが過去の因縁からは逃れられず……源七は一人、決戦の地「首ふり坂」へと向かうのであった。 池波正太郎の戯曲を、時代劇を愛する制作陣により劇画化!!
  • 雨の杖つき坂
    値引きあり

    雨の杖つき坂

    少年・青年マンガ

    -
    1巻154円 (税込)
    うどん屋を営み、平穏な日々を送る2人の男。 彼らには、知られてはならない秘密があった…。 血塗られた過去の業と、新たな出会いが運ぶ皮肉な運命が交錯し、渡世人の哀しい生き様が浮かび上がる。 池波正太郎の傑作短編戯曲『雨の杖つき坂』を『江戸の検屍官』の高瀬理恵が渾身のコミカライズ!
  • 一年の風景 新装版

    池波正太郎エッセイ・

    小説・文芸

    5.0
    1~2巻968~1,089円 (税込)
    心に残る昔の味、忘れていた大切な風景を紡ぎだすベストエッセイ集。両親の離婚後、ともに暮らした祖父母の思い出、忘れられない芝居や映画や本、旅の記憶など。東京下町の懐しい日々と、時代小説の名手として過ごす充実した日常を綴る。解説・平松洋子。
  • 池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳

    池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳

    小説・文芸

    4.3
    1巻815円 (税込)
    永遠のヒーロー「鬼平」再来! 人気作家7名が、伝説の男に新たなる命を吹き込みます。 池波正太郎が長谷川平蔵を主人にした短篇小説「浅草・御厨河岸」を書いたのは、昭和42(1967)年のこと。 オール讀物12月号に掲載されたその短篇は大きな反響を呼び、「鬼平犯科帳」としての連載が始まりました。 「鬼平」誕生50周年を迎えた2017年。この記念すべき年に、7人の作家が「鬼平」へ新たな命を吹き込みます。 逢坂剛は「逢坂・平蔵シリーズ」の特別版、上田秀人は武家という官僚社会で生きる平蔵の立場を、諸田玲子は妖盗・葵小僧と鬼平の再対決、風野真知雄は人気シリーズ「耳袋秘帖」鬼平版。 門井慶喜が木村忠吾の食欲の夏を描けば、土橋章宏は平蔵と料理人の味対決、梶よう子は史実の長谷川平蔵に迫ります。これらの短篇に加え、池波正太郎が自らベスト5に選んだ鬼平作品の中から「瓶割り小僧」を特別収録。 各作品に池波正太郎のカット画を使用した、豪華な競作短編集をお楽しみください。
  • 池波正太郎の映画日記

    池波正太郎の映画日記

    小説・文芸

    -
    1巻770円 (税込)
    スクリーンに男と女がめぐり合い、時が流れる。あふれる生活感と隙のない脚本、心打つ見事な演出。さまざまな感懐を胸に、銀座に酒飯して帰る……。どのような映画でも、楽しむ術を知っていた池波正太郎が、息づまる執筆の間に堪能した映画と、面白い身近の出来事をつづった、興趣尽きない好読物。全1巻。
  • 池波正太郎の銀座日記[全]

    池波正太郎の銀座日記[全]

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,100円 (税込)
    週に何度となく出かけた街・銀座。少年のころから通いなれたあの店、この店。そこで出会った味と映画と人びとは、著者の旺盛な創作力の源であった。「銀座日記」は、街での出来事を芯にした、ごく簡潔な記述のなかに、作家の日常とそこから導かれる死生観を巧みに浮き彫りにして大好評であった。急逝の2カ月前まで、8年にわたった連載の全てを1冊に収めた文庫オリジナル版。
  • おおげさがきらい 池波正太郎未刊行エッセイ集1

    池波正太郎未刊行エッセイ集

    小説・文芸

    4.0
    1~5巻440円 (税込)
    随筆の名手がつづる懐かしい日々、豊かな人生。まだ本になっていなかった池波正太郎のエッセイを完全収録! 忘れられない人々、味、創作の秘密を描いて興趣溢れる佳編・名編、45編。池波正太郎のラスト・エッセイ集。
  • 映画を見ると得をする

    映画を見ると得をする

    小説・文芸

    3.5
    1巻605円 (税込)
    なぜ映画を見るのかといえば……人間はだれしも一つの人生しか経験できない。だから様々な人生を知りたくなる。しかも映画は、わずか2時間で隣の人を見るように人生を見られる。それ故、映画を見るとその人の世界が広がり、人間に幅ができ灰汁がぬけてくる。その逆に映画を見ようとしない人は……。シネマディクト(映画狂)の著者が映画の選び方から楽しみ方、効用を縦横に語りつくす。
  • 映画を見ると得をする もっと映画が面白くなる

    映画を見ると得をする もっと映画が面白くなる

    ビジネス・実用

    -
    1巻385円 (税込)
    芝居・映画を長いこと観続けていると、だんだん人間が「灰汁(あく)ぬけてくる……」ものなんだよ。粋な人間になって行くんです。着ているものがどうとかいうことではなくてね。人間の「質」が違ってくる。(本書より) 映画は娯楽だ、しかし、単なる娯楽を超えている。映画を観るということは自分の知らない人生を知ること。タイトルの付け方の妙味から、大スターの魅力、映画文法、はたまた男女関係に至るまで、文豪池波正太郎が古今東西の名作を読み解きます。スタイリッシュとはこういうことか! と思わず納得。ちょっとだけカッコイイ大人になれる池波流映画論。 【目次】 はじめに 第一章 何を観ようかと迷ったときは 第二章 見方によってもっと面白くなる 第三章 なぜ映画を観るのかといえば 【著者紹介】 大正12年東京浅草に生まれる。戦前は株屋(証券会社)で働き、戦後、都庁に勤めるかたわら新聞社の懸賞戯曲に応募、2年続けて入選し、これを機に劇作家となる。やがて小説に転じ、昭和35年『錯乱』により第43回直木賞を受賞。『鬼平犯科帳』『仕掛人藤枝梅安』『剣客商売』などのシリーズ作品により時代小説に新分野を拓き、昭和52年第11回吉川英治文学賞を受賞。劇作家兼小説家であると同時にシネマディクト(映画狂)としても知られ、映画に関するユニークな著書も二、三にとどまらない。
  • 英雄にっぽん 小説 山中鹿之介

    英雄にっぽん 小説 山中鹿之介

    小説・文芸

    -
    1巻715円 (税込)
    戦国の世、群雄が割拠し、天下に覇を競う下克上の世に、数ある英雄豪傑の中でもひときわ異彩を放つ美丈夫・山中鹿之介。主家・尼子家が毛利の攻撃に敗れ去った後も、一途に主家復興を計って苦心惨憺を重ねる。その、清廉を謳われ、忠義の士とたたえられた悲運の武将の実像を描く。
  • 江戸の味を食べたくなって

    江戸の味を食べたくなって

    小説・文芸

    4.1
    1巻649円 (税込)
    春の宵につまむ鯛の刺身、秋には毎日のように食べた秋刀魚、冬の料理に欠かせぬ柚子の芳香……季節折々の食の楽しみと、それらが呼び覚ます思い出を豊かに描いた「味の歳時記」。フランス旅行で偶然出会った、江戸の面影を感じさせる居酒屋“B・O・F”への偏愛をつづる「パリ・レアールの変貌」など。食を愛し、旅を愛した大作家の、絶筆となった小説や座談会も収録した傑作随筆集。
  • 江戸の暗黒街

    江戸の暗黒街

    小説・文芸

    5.0
    1巻671円 (税込)
    ひくく声をかけて、いきなり女に飛びかかった小平次は、恐ろしい力で首をしめあげ、すばやく短刀で心の臓を一突きに刺し通した。その時、恐怖に引きつった青白い顔でじっとみつめる小女と顔を合わせてしまった。「見られた……。生かしてはおけない」男は江戸の暗黒街でならす名うての殺し屋で、今度の仕事は茶問屋の旦那の妾殺しだったのだ……。色と欲につかれた江戸の闇に生きる男女の哀しい運命のあやを描いた傑作集。
  • 江戸前 通の歳時記

    江戸前 通の歳時記

    小説・文芸

    3.9
    1巻506円 (税込)
    “てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように、揚げるそばからかぶりつくようにして食べていかなきゃ”「通のたしなみ」より。―料理人が喜ぶ意外な食べ方から、小鍋だて、白魚の卵落とし、鯛茶漬、小鰭の新子等々、旬の味を堪能する料理まで。食通作家をうならせた酒肴のメニューと人生の折々に出会った忘れられない味。本当の通のたしなみを知る食道楽による名エッセイ集。
  • 男の系譜

    男の系譜

    小説・文芸

    3.8
    1巻990円 (税込)
    織田信長が同盟者・徳川家康の長男信康に腹を切らせたのはなぜか。喧嘩相手の頭目・水野十郎左衛門の屋敷の風呂場で殺された幡随院長兵衛はどんな男だったのか。明治維新の立役者・西郷隆盛が新政府と袂を分ったのはなぜなのか。戦国・江戸・幕末維新を代表する16人をとりあげ、つねに「死」だけを確かなこととした生き方を、現代日本人と対比させながら際立たせた語り下ろしの雄編。
  • 男の作法
    完結

    男の作法

    少年・青年マンガ

    4.5
    全1巻792円 (税込)
    令和(いま)こそ知るべき、昭和の文豪の美徳! 『鬼平犯科帳』『剣客商売』等の名作小説を著した 巨匠・池波正太郎の大ヒットエッセーをコミック化! 鮨・天ぷらの食らいつき方から家内円満の秘訣、 おうちごはんにおける最高のすきやき調理法や贈答品の見定め方等々… 万事に対する心構えや常識を、昭和末期の人間模様を通して小粋に活写! 世の中は移ろいやすい、だけれど不変の価値観はきっとある!!
  • おとこの秘図(上)

    おとこの秘図

    小説・文芸

    4.0
    1~3巻935~1,045円 (税込)
    時は元禄――旗本の息・徳山五兵衛(幼名・権十郎)は、妾腹の子ゆえに父から疎まれていた。剣の修行に明け暮れる十四歳の初夏、侍女への無謀な振舞いがもとで、父子の不和は決定的となった。四年後、道場主の他界を機に、一介の剣士として生きようと同門の浪人剣客・佐和口忠蔵を慕って江戸を出た。父はこの出奔を利用して、執拗なまでにわが子廃嫡の策謀をつづけていた。
  • おとこの秘図(上中下) 合本版

    おとこの秘図(上中下) 合本版

    小説・文芸

    2.0
    1巻2,970円 (税込)
    時は元禄――旗本の息・徳山五兵衛(幼名・権十郎)は、妾腹の子ゆえに父から疎まれていた。剣の修行に明け暮れる十四歳の初夏、侍女への無謀な振舞いがもとで、父子の不和は決定的となった。四年後、道場主の他界を機に、一介の剣士として生きようと同門の浪人剣客・佐和口忠蔵を慕って江戸を出た。父はこの出奔を利用して、執拗なまでにわが子廃嫡の策謀をつづけていた。 ※当電子版は『おとこの秘図』(上)(中)(下)の全三巻をまとめた合本版です。
  • 男のリズム

    男のリズム

    小説・文芸

    4.0
    1巻506円 (税込)
    東京の下町に生まれ育ち、仕事に旅に、衣食に遊びに、生きてゆくことの喜びを求めてやまぬ池波正太郎の名エッセイ。友人、知人、思い出の人々、生起するさまざまな出来事を温かく、生き生きと描いて興趣つきない滋味たっぷりの一冊! 人は変わり、世は移るとも、これだけは絶対に変わらぬ男の生き方を綴った必読の12章。
  • 男振

    男振

    小説・文芸

    4.3
    1巻880円 (税込)
    若くして頭髪が抜け落ちる奇病を主君の嗣子・千代之助に、侮蔑された17歳の源太郎は、乱暴をはたらき監禁される。別人の小太郎を名のって生きることを許されるが、実は主君の血筋をひいていたことから、お家騒動にまきこまれることになる。しかし、源太郎は、宿命的なコンプレックスを強力なエネルギーに変えて、市井の人として生きる道を拓いていく。清々しく爽やかな男の生涯。

ユーザーレビュー

  • 真田太平記(一)天魔の夏

    Posted by ブクログ

    武田氏滅亡後、真田昌幸率いる真田一族と、それを支える忍びの話。1巻は本能寺の変まで。
    読み始めたら止まらない面白さ。

    0
    2026年10月05日
  • 男の作法

    Posted by ブクログ

    ちょっと古いので、全てが現代に合っているわけではないですが、当然この本を手に取る人は池波正太郎の世界が好きな人でしょうから、そりゃ真似ますよね。剣客商売や鬼平犯科帳の世界です

    0
    2026年09月29日
  • 鬼平犯科帳(二)

    Posted by ブクログ


    『鬼平犯科帳 2』
    池波正太郎

    『鬼平犯科帳 2』
    第二巻では、長谷川平蔵(鬼平)が火付盗賊改方として江戸の闇に潜む盗賊たちと向き合いながら、彼自身の人間味や判断の深さがより濃く描かれる。物語は複数の短編で構成され、盗賊の哀しみ、裏切り、義理、そして人が悪へと傾く理由が丁寧に浮かび上がる。
    鬼平は冷徹な役人ではなく、過去の荒事を知る者として、悪人の心の影を理解しながらも、許すべきでない悪は容赦なく裁く。その“情と非情の境界”が、この巻でも強く印象づけられる。また、平蔵の配下である同心や密偵たちの働きが光り、彼らの忠義や生き方が物語に厚みを与える。
    江戸の町の空気、職人の暮らし、料理屋の匂いなど、池波正太郎らしい生活感のある描写が続き、読者は「江戸の人間模様」をじっくり味わうことになる。第二巻は、鬼平の信念と、彼を支える人々の姿がより深く描かれ、シリーズの世界観が一段と広がる一冊。

    0
    2026年09月07日
  • 鬼平犯科帳[決定版](一)

    Posted by ブクログ

    知人の薦めで読みました!

    昔の言い回しに慣れてなくて都度意味とかを調べながら読んでたけど、一つ一つの物語が短いからそんなに読むテンポも落ちずに読めました!

    こういった小説を読んだのは初めてだけど、面白くてぐいぐい読み進めてしまいました笑

    これから2巻探しに行きます

    0
    2026年09月03日
  • 食卓の情景

    Posted by ブクログ

    以前、『散歩のとき何か食べたくなって』を読んだ時思った事、池波先生って、お酒お好きなんだなぁ(笑)

    最初の「巣と食」からすっかり引き込まれてしまった。

    二十余年も前に結婚したとき、当然のことながら、私は、母と妻という二人の女にはさまれて暮らすことになった。母はまだ血気さかんであり、家内また気の強い女であったから、お定まりの〔もめごと〕が起るのは、これまた当然であった。
    こうしたとき、一家の主である男は、二人の女に屈服するか、または二人の女を屈服させるか、そのどちらかを選ばねばならない。
    〔もめごと〕は、先ず台所からはじまる。
    飯のたき加減、味噌汁の味、漬物のつけ方などから、姑と嫁のいさかいが起る。
    「おれは自分ひとりで飯を食べる。それはお前(家内)がつくれ。お前とあんた(母)が食べるものは、あんたがつくって、おれの飯がすんでから二人が食べるのだ。」
    と、私はいった。
    二人は服従した。
    中略
     人それぞれに、わが〔巣づくり〕に努力しているわけだろうが、私の場合は、母と家内の〔共同の敵〕になることによって、姑と嫁を接近せしめた。
     叫び、怒鳴り、叱り、脅し、全力をつくして〔悪者〕となったのである。
     いまや、私が数日の旅行をするときいたとき、母と家内が実にうれしそうな顔つきになり、母はいそいそとカレンダーの前へ行き、私の旅行日へ赤鉛筆で〔しるし〕をつけるのだ。
     こうした〔悪者〕になる場合、母と家内のどちらへも一分の〔えこひいき〕があってはならない。家内を叱りつけた翌日は、むりにも母を叱る。母に注意をあたえたときには、むりにも家内に注意をする。

    なるほど! すごいなぁと思う。確かに共通の敵がいれば、協力し合う。けれどなかなか出来る事ではないし、自分が悪者になる勇気を持つことは難しい。


    もうひとつ、〔酒〕というエッセイについて

    先生のお父様は、すごい酒飲みで、一夜に二升は軽く飲んだそう。それもすごいけど、なんと、四つか五つの頃先生も、台所の一升瓶から酒をゴクゴク飲み、身体じゅうに火がついたようになって苦悶したらしい。笑ってしまった!そんな先生をお父様は、戸外の積雪の上へ抱いていって、ころがし、こうすると、すぐに酔いがさめるから…と雪だらけにしてしまったらしい。ほんとかな?今だと救急車で病院行きです。
     晩酌は、膳に出る食べ物によって、家のものが日本酒、ウィスキー、ブドウ酒、ビールなどをはこんで来る。

    いろんな料理を食べるシーンが出てくるたびに、この時、先生は何を飲んでらしたのかな?と思う。「煉瓦亭」のカツレツを食べた時は、ウィスキー・ソーダを2杯飲んだ記載がある。カツレツにはハイボールなんだ(笑)
    ところで、先生の飼い猫のシャム猫さんは、清酒が好きと書かれていてびっくり。小皿に入れてもらって、ピチャピチャ飲んでいるなんて、信じられないけど、家の中に飲み友達がいたんですね。私も欲しいなぁ、飲み猫友達!

    0
    2026年08月21日

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