裁判 傍聴作品一覧

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  • 裁判長!ここは懲役4年でどうすか 1
    完結
    3.6
    ふとした興味から、裁判所の傍聴席に初めて座った北尾太郎。殺人・強姦・詐欺・離婚にDV...。傍聴する北尾に、赤の他人の赤裸々な人生が垣間見える──。時には被告に同情し、また時には検事の論理に頷く北尾は次第に法廷の傍聴に魅せられて行く。そこには紛う事無い、リアルが有った。
  • 月刊Hanada2024年7月号
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【衝撃のスクープ!】 浅川芳裕 小池百合子都知事とカイロ大学、そのどす黒い闇 【独占対談!】 百田尚樹×有本香 日本保守党初陣の舞台裏を明かそう 【総力大特集 国難に立ち向かえ】 ◎高井康行 政治資金規正法改正、国会論議に異議 ◎藤原かずえ 反安倍メディアが育てた「つばさの党」 ◎和田政宗×石川昭政×大岡敏孝【自民党中堅議員座談会】 わが党の暗部をすべて語ろう ◎飯山陽 選挙活動の自由を濫用する偽善者たち ◎深谷隆司 音も無く静かに日本消滅の危機 ◎松崎いたる 「立憲共産党」を喰うシロアリ共産党 ◎D・アトキンソン 人手不足解消のカギは外国人労働者を受け入れないこと ◎小林一哉 川勝辞任で静岡県知事選挙 自民、立憲、どっちがリニアは進むのか ◎堤堯×久保紘之 【蒟蒻問答】日本の政治が「韓国化」している ◎藤田慎太郎 悪夢の民主党政権、再び ◎有本香 バイデン「日本侮蔑」発言は犬笛か ◎門田隆将 「愚劣」「低能」つばさの党 ◎田村秀男 円安愚策極まる財務省、日銀 【赤いネットワークの闇】 池田良子 泉房穂前明石市長と赤いネットワーク 【習近平の危険極まる「野望」を解読】 遠藤誉 イーロン・マスクと習近平の「白い牙」 【習近平、チベット弾圧の惨】 アリヤ・ツェワン・ギャルポ(ダライ・ラマ法王日本代表部事務代表)×三浦小太郎 習近平がチベット“抹殺” 【「男女格差ゼロ」で国民は幸せか】 S・ギブンズ ジェンダー・ギャップ指数の“まやかし” 【荒れるキャンパス】 長谷川幸洋 バイデンの再選に影 米学生運動、激化は「六八年の悪夢」 【西村賢太の恋人、独占手記】 小林麻衣子 私のなかの西村賢太 【特別エッセイ】 横尾忠則 両陛下と話した愛猫タマのこと 【大反響新連載! 】 渡辺利夫 新・痩我慢の説 人を残して死ぬ者は上だ 石平 知己知彼 巨悪中国の脅威を自ら作り出した日本 九段靖之介 トランプにみる禍福 佐藤優 猫はなんでも知っている スターリン化するプーチン 河井克行 いざ、再出発! 春が来た 室谷克実 隣国のかたち 亡国へのプレゼント 福島香織 現代中国残酷物語 第五反闘争は外国人ターゲットの粛清の狼煙 重村智計 朝鮮半島通信 蓮池薫さんの苦悩と雑誌『世界』 大﨑洋(一般社団法人mother ha.ha 代表理事)らぶゆ~銭湯 爆睡の中で夢中になって 加地伸行 孤剣、孤ならず 悪人グループとマージャン 平川祐弘 詩を読んで史を語る 漱石の漢詩文(中) なべおさみ「エンドロールはまだ早い」ドナ・リード 井関猛親 そこまで書いて委員会 フォークの神様との出会い 新田哲史 ファクトチェック最前線 ヤフー「言論の寡占」 山際澄夫 左折禁止!浮かれるリベラル 村西とおる 有名人の人生相談「人間だもの」相談者・乙武洋匡 阿曽山大噴火 バカ裁判傍聴記 令和時代のラムネ売り 私の"おいしい"お国自慢 吉田とも代 徳島県 すだち ビーフカレー パパイヤ鈴木 私のらくらく健康法 (取材・文/笹井恵里子) 笹井恵里子 暮らしの救急箱 脳内物質 白澤卓二 ボケない食事  アーモンド 高田文夫 月刊Takada 笑いの傑作本 河村真木 世界の雑誌から 堤堯の今月この一冊『中国の台湾武力統一が始まる』 西川清史の今月この一冊 『俺は100歳まで生きると決めた』 谷口智彦の今月この一冊 『歴代天皇の御製集』 向井透史 早稲田古本劇場 高野ひろし イカの筋肉 秋山登の今月この一本+セレクション 爆笑問題 日本原論 君は完璧で究極の…… 編集部から、編集長から 休載 ビーレフェルト鮫島 電脳三面記事
  • 安吾探偵事件帖 事件と探偵小説
    NEW
    -
    安吾探偵登場! 戦後の難事件を推理し、探偵小説を大いに論ず 「文壇随一の探偵小説通」といわれた坂口安吾。ミステリ作品を手がける一方、自ら「安吾タンテイ」と名乗り、帝銀事件や下山事件など実際の事件について大胆な推理を展開した。本書はこうした事件評論・裁判傍聴記と、愛好する探偵小説を論じたエッセイを併録した一冊。文庫オリジナル。〈解説〉川村 湊 ■目次 Ⅰ 事件と裁判 帝銀事件を論ず/切捨御免/哀れなトンマ先生/孤独と好色/下山事件推理漫歩(座談 江戸川乱歩・中館久平・坂口安吾)/国宝焼亡結構論/日大ギャング/〝能筆ジム〟/フシギな女/孤立殺人事件    * チッポケな斧/裁かれるチャタレイ夫人/被告席の感情/チャタレイ傍聴記/見事な整理 Ⅱ 推理小説論 推理小説について/私の探偵小説/探偵小説とは/探偵小説を截る/「刺青殺人事件」を評す/推理小説論    * 新人へ/娯楽奉仕の心構え/感想家の生れでるために 〈解説〉川村 湊
  • 相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ
    3.8
    「社会の役に立ちたいと思いました」 2016年7月、19人の障害者を殺した植松聖。 全16回の公判の果てに2020年3月、死刑が確定―――。 彼の目から見えていたこの「世界」とは? 残酷な「本音」が「建前」を打ち破り、 「命は大切だ」というような「正論」を口にする者が 「現実を何もわかっていない」と嘲笑される光景があちこちにある。 そんなこの国に溢れる「生産性」「迷惑」「1人で死ね」という言葉。(中略) 彼の悪意はどのように熟成されていったのだろう。 「死刑になりたかった」のではない。「誰でもよかった」のでもない。 彼は衆院議長への手紙で「日本国と世界平和のために」とまで書いている。 ――「はじめに」より
  • 毒婦。 木嶋佳苗 100日裁判傍聴記
    3.8
    2009年に首都圏で起きた連続不審死などに関わったとして、10件の罪で起訴された木嶋佳苗被告。その裁判は100日間と異例のものとなった。マスコミは彼女を「毒婦」と呼んだが、木嶋佳苗とはいったい何なのか。裁判を通して実像に迫っていく。

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  • 〈レンタルなんもしない人〉というサービスをはじめます。 スペックゼロでお金と仕事と人間関係をめぐって考えたこと
    3.9
    「何もしない人が生きてたっていいんじゃない?」から始まった前代未聞の人材派遣。豊かなエピソードを交え、新しい生き方を考える。 【「レンタルなんもしない人」というサービスを始めます。1人で入りにくい店、ゲームの人数あわせ、花見の場所とりなど、ただ1人分の存在だけが必要なシーンでご利用ください。ごく簡単なうけこたえ以外なんもできかねます】 「“なんもしない”人にも、存在価値はあるんだろうか?」 その可能性を独自すぎる手法で追求し、かくも不思議なサービスが始まった。 レンタル無料、だけど「なんもしない」。 「いてもいなくても変わらない」はずなのに、そこに舞い込む依頼は実にユニーク、かつ切実。 「自分が被告の裁判の、傍聴席に座ってほしい」「誰にも言えない話を聞いてほしい」「私のお見舞いに、来てくれませんか?」……etc. 10ヶ月で10万人ものフォロワーを集めた〈レンタルなんもしない人〉が、本書で初めて自身の考えを明かします。 働くことについて、お金について、人との関わりやこれまでの生き方について。 収入ナシ、地位ナシ、仕事ナシ、の“逆”ハイスペ男子が、ただ1人分の存在を貸し出すフィールドワークから見えてきた、新しい生きかたを探る驚きに満ちた思索の書。 誰もが「なにかしすぎる」時代だからこそ、もっと自由に生きていいんじゃないだろうか?
  • 実録 レイプ裁判 法廷で暴かれた犯行現場
    3.5
    週刊大衆で15年にも及び掲載されているロングラン連載「実録 レイプ裁判」の初単行本化。本連載は、著者が各地の裁判所で傍聴を行い、関係各所に取材してまとめた性犯罪ドキュメントである。連載回数700本以上の中から、30話を厳選した。テレビや新聞の多くは性犯罪事件を「暴行事件」の一語で報じ、その実態を忌避しがちだが、本書はその実態に光を当てた。決して知ることができない性犯罪者たちの動機から、凶悪な手口、犯行の模様までを描いたクライムノンフィクション。

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  • 裁判長! ぼくの弟懲役4年でどうすか
    完結
    3.9
    2009年9月に漫画家・松橋犬輔氏の実弟が逮捕された時の実話を漫画にしています。裁判傍聴をずっと描いていた自分の弟が逮捕される…この嘘みたいなまさかの出来事の裏側や被告人家族の心境を赤裸々に描いた漫画界初の問題作がついに一冊にまとまった。
  • 罪を犯した人々を支える 刑事司法と福祉のはざまで
    3.0
    一度罪を犯した人々のなかには同じ過ちを繰り返してしまうケースが多い.しかし裁判傍聴から見えてきたのは,「凶悪な犯罪者」からはほど遠い,社会復帰のために支援を必要とする姿だった.にもかかわらず司法と福祉の溝は深い.この課題と社会はどう向き合うのか.家裁調査官として少年犯罪と向き合ってきた著者が考察する.

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  • 「オウム真理教」裁判傍聴記 1
    5.0
    暴かれるオウムの犯罪! 麻原彰晃の呪縛から逃れようとする信者、まだマインドコントロール下に置かれている信者……彼らの「罪と罰」を法廷で冷徹にウォッチし続けた執念の記録。江川紹子の「オウム裁判記録」第一弾。 「オウム事件を巡っては、約二百人の信者・元信者が起訴されている。殺人、監禁拉致死、死体損壊、営利略取、小銃や麻薬の密造、爆弾や火炎瓶の使用、運転免許証の偽造、強盗、暴行、窃盗と、罪名も多種多様で、まるで犯罪のデパートのようだ。しかし、起訴されている被告人たちほとんどは、オウムに入るまで犯罪とは全く無縁の人々だった。いわゆるエリートと呼ばれる学歴や職歴の持ち主もかなりいる。彼らもまた、宗教を通して自己の心の研鑚を求めてオウムに集まっていったはずだ。なぜ有為の若者たちが犯罪者になっていったのか、どうして坂本弁護士一家を始めとする多くの人々が命を奪われる結果となったのか、その真相に少しでも近づきたい。そんな思いで、私は今日も法廷に足を運ぶ」 2018年、麻原はじめ元幹部13名の死刑執行により、数々の謎は二度と本人たちの口から語られることはなくなった。麻原彰晃とは? オウム真理教とは? 出版局、電子書籍編集部に復刻希望が多数よせられた江川紹子のオウム関連著書を、新たな原稿「反面教師としてのオウム」を加え電子書籍で完全復刻する。 (目次) 反面教師としてのオウム──電子版刊行に寄せて はじめに 第1章 オウムへの葛藤と闘う信者たち 第2章 裁かれる幹部信者たちの犯罪 第3章 地下鉄サリン事件の真相 第4章 麻原彰晃の妄想を解明する あとがき
  • 不知火判事の比類なき被告人質問
    3.7
    1巻1,815円 (税込)
    誰もみたことのない衝撃の逆転裁判がはじまる――。フリーライターの湯川和花は殺人事件の裁判を傍聴するのだが、結審直前に衝撃的な被告人質問を目の当たりにする。左陪席の不知火春希裁判官が予想外の質問を被告に投げかけ、悲しすぎる事件の真相を自白のもとに晒して法廷の景色を一変させてしまう。こうした不知火判事の質問は「他に類を見ない質問」と法曹関係者の間で囁かれていた。
  • 絶望裁判 平成「凶悪事件&異常犯罪」傍聴ファイル
    3.7
    あなたは彼らにどんな判決を下しますか? 戦慄の犯罪法廷ノンフィクション! 子供を含む7人を抹殺した稀代のシリアルキラーから、魂をも凌辱する連続レイプ魔、女の性が引き起こしたSM刺殺事件まで、陰惨な事件の法廷で明かされた、聞く耳を疑う証言の数々――そこに希望はあるのか? 近年、人々の「体感治安」はますます悪化している。しかし、頻繁に起きる凶悪事件・異常犯罪は、発生当初こそマスコミを賑わすものの、時と共に風化し、その全容が解明されるまで報じられない事件も少なくない。著者は、そうした事件を追って全国各地で傍聴取材を敢行、被告や証人たちの驚くべき言動を記録し続けた……。 『週刊ポスト』の好評連載を収録。今後、裁判員制度の対象となる殺人や傷害致死などの過去の重大事案を中心とした全48事件、戦慄の連続傍聴記。 この作品は、分冊版の以下の内容が全て含まれます。 「絶望裁判1 ~自殺サイト・快楽殺人・死体マニア~」 「絶望裁判2 ~SMプレイ・女通り魔・騒音おばさん~」 「絶望裁判3 ~連続レイプ・実娘強姦・強制わいせつ犯~」 「絶望裁判4 ~拉致・リンチ・虐待~」 「絶望裁判5 ~監禁・偽装・ストーカー~」
  • 阿曽山大噴火の面白人間傍聴記~法廷で逢いましょう~【合本版】
    完結
    -
    「本当にこんな人いるの!?」裁判所ってお堅いイメージがあるけど、ちょっと変わった面白い人に出逢うこともしばしば。裁判ウォッチャーとしてお馴染みの芸人『阿曽山大噴火』が、裁判所で実際に出逢った面白い人達を紹介し好評を博した漫画「面白人間傍聴記~法廷で逢いましょう~」の各エピソードをまとめた、お得な合本版。阿曽山大噴火さんと著者の門倉卍貴浩先生のあとがきコメントも掲載。これを読めば、きっとあなたも傍聴に行きたくなる…はず!?
  • 阿曽山大噴火の面白人間傍聴記~法廷で逢いましょう~ 第1話
    5.0
    裁判ウォッチャーとしてお馴染みの芸人【阿曽山大噴火】の傍聴記を待望の漫画化!!  阿曽山大噴火が裁判所で実際に出逢った面白い人達を網羅した面白裁判ショー開幕。 これを読んだら、きっとあなたも傍聴に行きたくなる…はず!?
  • 過ちの恋に溺れて…~不倫夫婦の罪と罰1
    -
    「私、どうしても我慢できないの……」禁断の不倫関係や整形依存にハマり、ズルズルと奈落の底へと堕ちていく人間模様を描いた、久松ゆのみの傑作集!──好奇心で覗いた裁判傍聴で知り合った男と肉体関係に陥る不貞主婦。婚活中に知り合った男が既婚者だと知りながら関係を断ち切れないアラサー女。美形揃いの家族に生まれてコンプレックスに悩むブス女の受難。汚い欲望が渦巻く女たちの熾烈なる人間ドラマ!※この作品集には「ゲスなほど不倫セックスは気持ちいい~寝取り不倫でシタ妻サレ妻の家庭崩壊!」「略奪不倫、他人のものほど欲しくなる~不倫シタ女の転落」「偽りの整形ブス、愛され女子に地獄の復讐~いじめ、毒親、マウント女に人生リベンジ」に収録された作品が収められています。重複購入にお気を付けください。
  • 医療ミス 娘の命を奪われた母親の闘い
    3.5
    患者が医者を選ぶ時代。ほんとうにこの医師で大丈夫なのか! 娘が17歳の時亡くなって9年。地方の開業医師夫婦は過ちを認めず隠そうとする主治医を訴えた。娘が手術を受けてから死にいたるまでの間、主治医たちによって家族は地獄のような体験を強いられる。事実経過をありのまま残しておかなければと、今も闘いつづける。 作家・佐木隆三氏の裁判傍聴記も収録!

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  • オウム裁判傍笑記
    3.8
    この裁判、あまりに面白すぎて、酷すぎる! オウム真理教が引き起こした一連の事件は日本中を震撼させ、前代未聞の犯罪を裁く「世紀の法廷」は、1996年4月、全国民注視のなかで開廷した。しかし、そこで繰り広げられたのは、あまりにも不可解で、あまりにも喜劇的な光景だった。そのとき、教祖はいかに振る舞い、弟子たちは何を語り、弁護人はどこにいて、裁判官は何を裁いたのか? そして、遺族が訴えたこととは? 8年間にわたり裁判を傍聴しつづけた著者が真実の法廷ドラマをつぶさに綴る!
  • おっさん問答1 おっさん傍聴にいく!
    -
    裁判傍聴おっさんの北尾トロが、傍聴素人おっさんの下関マグロに、裁判所で耳にした、オモシロかったり、セツナかったり、ときにはキツーいおはなしを、グダグダなまぬるく語ります。
  • 母さんごめん、もう無理だ きょうも傍聴席にいます
    3.6
    「100歳まで頑張る」と話していた98歳の母の首に、74歳の息子が手をかけた――。 これが自分だったら、一線を越えずにいられただろうか? 記者が見つめた法廷の人間ドラマ29編。 朝日新聞デジタルの人気連載、ついに書籍化! ◇就寝中の28歳の息子の胸を刃物で刺し、命を奪った父。裁判長も認めた「相当やむを得ない事情」とは――。 ◇介護が必要になった夫に、長年連れ添った妻が手をあげた。頭によぎったのは、36年前の夫の裏切り――。 ◇法律家への狭き門・司法試験。その問題を長年作り続けてきた憲法学の第一人者が、教え子の女性に試験問題を漏らして、被告人席に立った――。 裁判所の傍聴席で日々取材をする記者が、強く心に残った事件の裁判の模様を綴る、朝日新聞デジタル版の連載「きょうも傍聴席にいます」。本書は「泣けた」「他人事ではない」と毎回多くの反響が寄せられる、この人気連載を書籍化。連載開始の2013年5月から昨年末までに掲載された全29編を収録する。介護に疲れはて……。育児に追い詰められ……。恋愛のもつれのはてに……。借金が膨らみ……。法廷はまさに人生と世相の縮図である。一線を越えてしまった被告の、生(なま)の言葉と息づかいに、深く心を揺さぶられる読み物である。
  • 今日もいい天気 原発訴訟編 コタと父ちゃん編
    完結
    5.0
    山本おさむ先生の好評コミックエッセイ。日本漫画家協会賞特別賞受賞作品。「田舎暮らし編」「原発事故編」につづく第3弾。「原発訴訟編&コタと父ちゃん編」。山本先生自らが3.11の福島原発事故訴訟裁判を傍聴し、記録しました。迫真のドキュメンタリーです。「コタと父ちゃん編」は、長年飼っていた愛犬(柴犬)のコタが病いとなり、その死を看取るまでを描く情感溢れるエッセイ。
  • 黒のトリビア
    3.3
    「死体は出産する」「裁判所で傍聴人気が高いのは、わいせつ事案」「死体を運んだ警察官には、1200円の手当てが出る」――。「へぇ」というより「ゲッ」とのけぞる“黒”トリビアが満載。事件の裏、奥の奥までよくわかる、戦慄の豆知識111本。あの事件から警視庁、鑑識、死刑の裏話まで、実例をあげて解説。あの“殺し”、その“ホトケ”がもっと身近に。現役事件記者たちが明かす、本格的ウラ雑学。

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  • ゲスなほど不倫セックスは気持ちいい~寝取り不倫でシタ妻サレ妻の家庭崩壊!1
    -
    「不倫セックスってどうしてこんなに気持ちいいの!?」夫婦の営みでは物足りず、不倫に走るゲスな男女の危うい実態!好奇心で覗いた裁判傍聴で知り合った男と肉体関係に陥る不貞主婦、妻の不妊によるセックスレスから不倫を繰り返すクズ夫、田舎に引っ越してヒマを持て余す中で男遊びにハマる浮気妻。人生のスパイス欲しさに不倫を楽しむ面々だったが、その代償はあまりにも大きく、次第に家庭は崩壊していく!
  • ゲスなほど不倫セックスは気持ちいい~寝取り不倫でシタ妻サレ妻の家庭崩壊!【単行本】1
    -
    「不倫セックスってどうしてこんなに気持ちいいの!?」夫婦の営みでは物足りず、不倫に走るゲスな男女の危うい実態!好奇心で覗いた裁判傍聴で知り合った男と肉体関係に陥る不貞主婦、妻の不妊によるセックスレスから不倫を繰り返すクズ夫、田舎に引っ越してヒマを持て余す中で男遊びにハマる浮気妻。人生のスパイス欲しさに不倫を楽しむ面々だったが、その代償はあまりにも大きく、次第に家庭は崩壊していく!
  • 恋の法廷式
    3.6
    男と女、妻と愛人、独身男と風俗嬢……。恋愛に関する人間模様はさまざま。ストーカーの言い分、脅迫の理由、出所を待ち続ける内縁の妻など、泥沼化するものから、思わず応援したくなる事件まで、恋愛にまつわる裁判だけに絞った異色の裁判傍聴記。
  • 裁判員Xの悲劇 最後に裁かれるのは誰か
    -
    司法改革の美名の下に着々と進む国民精神改造計画。画策したのは誰だったのか?――まったく新しい視点から、重大審判2000回傍聴の著者が、裁判員制度の恐るべき現実に斬り込む! ◎本文より抜粋 なぜ裁判員制度の対象が刑事裁判なのか。どうして重い罪を裁くものに限られるのか。まず、民事事件ではダメだ。複雑過ぎる。費用もかかる。裁判員の負担も大きい。経済事件や医療問題などとなると専門的過ぎて一般市民の手に負えない。行政訴訟となると、民意が行政に不利に作用するかもしれない。すると刑事事件だ。起訴された犯罪者を裁く。単純な構図でわかりやすいもの。罪と責任の所在のはっきりするもの。それもケチな犯罪ではダメだ。大きな事件でこそ人々の視線が注がれ、判決の行方が話題となろう。人を殺した犯罪者の裁判、死刑か否かの判断が迫られる重大審判。そこへの国民動員。加わった一般市民は、統治の主体者としての意識を強く持つだろう。同じ社会に生きる凶悪犯を裁くのだ。国家の一員として凶悪犯をどう裁く?  死刑か? 生かすか?  よく考えろ。自己責任の意味をよく噛み締めろ。統治者としての判断が求められる。それを日本中が見る。自分だったら、どんな判断を下すか、判決は正当だったかそれともおかしなものであったか。国民の意識を昂揚させる。そのための「見せしめ」裁判。裁判員によって裁かれる重大事犯は、意識改革のための国中への「見せしめ」の意味を持つのだ。
  • 裁判狂時代
    3.5
    「石原裕次郎の弟」を自称する窃盗犯、エロに暴走する検察官、極刑を望む痴漢など、新聞やテレビ報道では決してわからない仰天法廷劇を、「傍聴ブーム」の火付け役が独自の視点で活写。究極の面白裁判全15編。今日からあなたも傍聴マニア!

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  • 裁判所っておもしろい! 裁判員になるかもしれないあなたのために
    -
    ベストセラー「すっぴんスチュワーデス」シリーズの著者が挑んだ突撃体感レポート! 被告。弁護人。検察。裁判官。目の前で見たそれぞれのドラマとは? 同じセリフを繰り返すおじいさん弁護人、被告席で談笑する被告人、サイバンインコとの対面、電車痴漢裁判の意外な顛末……人気エッセイストが傍聴席で目撃した、右往左往、驚天動地の現実。これさえ読めば、裁判員制度も怖くない!
  • 裁判所は究極の愛憎劇場! 恋愛saiban傍聴記
    -
    本書は10年間裁判の傍聴を続けてきた、ギャルライターの吉田奈美さんが見聞きした、裁判中に起きた恋愛沙汰をまとめたもの。情状酌量のために証言台からプロポーズをする強姦魔の恋人、法廷で10分間にわたりラブレター朗読の刑を受けたストーカー、ぽっちゃり女性への並々ならぬ愛情のために出会い系サイトで売春斡旋をしてしまった男など、新聞・テレビでは知ることがない究極の人間模様が赤裸々に描かれています。 ■著者プロフィール ▽吉田奈美: フリーライター。読み物、インタビュー、ファッションなど、ギャル誌を中心とした女性誌で活躍。オウム真理教関連の裁判をきっかけに傍聴を開始。傍聴歴10年超えを果たし、現在は全国の地方裁判所制覇を狙う。

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  • 裁判中毒 傍聴歴25年の驚愕秘録
    3.0
    2009年裁判員制度導入をはじめ、今後裁判は私たちの生活により身近なものとなる。裁判傍聴マニアの著者が、感涙・憤怒・感動・爆笑の裁判ルポを通じ、私達に「裁判」の意味を問いかける。傍聴のコツと見どころも解説!
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか
    3.6
    ワイドショーも小説もぶっ飛ぶほど、リアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる、殺人、DV、詐欺、強姦事件……。突っ込みどころ満載の被告の弁明や、なんとも噛み合わない被告と弁護士、傍聴席に鈴なりの女子高生にハッスルする裁判官、有名漫画家の男気ある証人ぶり、ヒトゴトじゃないと思う切実な事件。「こいつ、絶対やってるよ!」なんて心の中で叫びつつ、楽しく通った傑作裁判傍聴記。自筆のイラスト満載(法廷内は写真撮影不可のため)。
  • 裁判長! これで執行猶予は甘くないすか
    3.6
    ベストセラー『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』待望の続篇は、さらに生々しい人生ドラマたっぷり。缶コーヒー万引きで男泣きするショボいオッサン、流れ弾にも気を使うバランス感覚溢れたヤクザ、トロさん初の本格的な≪電波系≫…。みなさんスゴい罪状の被告人のくせして、法廷での悲喜こもごもや顔つき、態度、思わず笑ってしまう弁明に人間臭さが滲み出る。法廷での「ヤル気あんのか?」な裁判官までもメッタ斬り。「裁判員制度」導入の今こそ必読の爆笑傍聴記!
  • 裁判長!死刑に決めてもいいすか
    3.5
    あなたは裁判員として、被告人に死刑の結論を出せるか。「裁判員席に座るだけでビビりそう」と尻込みする傍聴オタクの著者が、元韓国エステ嬢殺害事件と杉並親子強殺事件を「裁判員になったつもり」で傍聴。果たしてキタオ裁判員の判決は?
  • 裁判のお時間です 18の法廷ドラマ傍聴記
    3.0
    取るに足らない爆笑事件から、許しがたい悪質な事件まで、ヘビーウォッチャーが見た、珠玉の裁判傍聴記集。さらに、筆者が某地裁の模擬裁判員を務めたエピソード、「裁判員参上!」を特別収録。今日も法廷は大賑わい! ・ちょっとイッてる被告人 ・放火魔は消防団員 ・意外な動機 ・グルメな無銭飲食犯 ・手段を選ばぬ弁護人 ・被告人は頑固ジイさん ・おクスリの時間です ・地味過ぎる事件 ・闇サイトで出稼ぎ などなど

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  • 佐藤優対談収録完全版 木嶋佳苗100日裁判傍聴記
    3.5
    人々を幻惑した平成の毒婦。死刑で事件は終わらない! デブでブス。だが完璧な美肌と優雅な美声。魔力に魅せられ殺された男たち……。人は彼女を平成の毒婦と呼んだ。佐藤優との最新対談を緊急収録! 孤独な男たちを籠絡し殺人を重ねた木嶋佳苗の裁判に、著者は惹かれるように通い続けた。裁判でも拘置所でもなぜ彼女は自己表現を続けるのか。「週刊朝日」連載時から話題を呼んだ瞠目の傍聴記。 ◎デブでブス。だが完璧な美肌と優雅な美声。魔力に魅せられ殺された男たち。人は彼女を平成の毒婦と呼んだ。佐藤優との最新対談を緊急収録! ◎私があの事件に強烈に惹かれ、囚われてしまったのはなぜなのか?―北原みのり ◎彼女をこの世界から抹殺し、この物語を終焉させてしまっていいのか?―佐藤優 ◎孤独な男たちを籠絡し殺人を重ねた木嶋佳苗の裁判に、著者は惹かれるように通い続けた。裁判でも拘置所でもなぜ彼女は自己表現を続けるのか。死刑が確定した魔性の女の本性を、佐藤優との対話で更に掘り下げる。「週刊朝日」連載時から話題を呼んだ瞠目の傍聴記。(『毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記』を改題)
  • 死刑台の微笑
    -
    三人の少年によって、ひとり娘を惨殺された母親は、娘の無念と悲しみを晴らすため、会社を辞して、地裁での意見陳述に全てを賭けた。地裁で、三人の裁判を傍聴し続けた母親は、娘を殺害した三人の凶行を知るにつけ、憎悪を増した。死刑判決を望む被害者の母に立ちはだかる、少年法。判決を有利へと導く加害者の弁護士たち。少年審判を抉る問題作!
  • 死にたい、ですか
    3.3
    自死遺族の苦悩と葛藤をリアルに描く衝撃作。  人見由愛の兄・典洋が高校でのいじめに耐えられず、自ら命を絶ってから4年後の家族の物語。由愛は高校3年。兄の心の声に気づけなかった自分を責めながらも、親友の三葉に救われながら前向きに生きている。母親の伊代は今も息子の死を受け入れられず、無念をはらそうと裁判を起こす。家庭も仕事もうまくいかない父親はアルコールに依存。家族は崩壊寸前だった。  一方、伊代からの依頼で典洋の裁判を取材することになった新聞記者・大同要もまた、自身のトラウマと葛藤し、カウンセリングに通う日々。記者として裁判を傍聴するうち、次第に人見一家に深入りしていく。そして由愛のまっすぐな生き方に、要のかたくなな心も動き始める。  裁判では、典洋をいじめた首謀者の同級生、当時の担任、顧問、かつては典洋の親友でもあった由愛の初恋相手の翔が、証言台に立っていく。誰一人いじめを認めないまま淡々と続く裁判。このままでは何一つ変わらない、私たち家族が沈んでいくだけ、と悟った由愛は、ある重大な決意をするが……。  文庫化にあたり、お笑いタレントの白鳥久美子氏が巻末解説を特別寄稿。いじめを経験したからこその視点で物語を読み解く。 ※この作品は単行本版として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 震災裁判傍聴記~3.11で罪を犯したバカヤローたち~
    3.0
    東日本大震災から3年。これまでマスコミで報じられなかった震災犯罪が多く存在する。混乱に乗じ、犯罪者と成り果てた者から、やむにやまれず罪を犯すことになった者まで。彼らの震災裁判を傍聴して見えてきた人間模様とは?3年間、数多くの震災裁判を傍聴を続けてきた著者があの大震災で何が起きていたのか?明らかにする。【全18の事件裁判を収録】1)石巻ニセ医者ボランティア2)「被災地まで帰りたい」詐欺3)学校を狙う発電機窃盗団4)警備員による金庫荒らし5)飲料水買い占めパニック便乗詐欺6)親指一つで騙した義捐金詐欺7)被災コンビニのATM窃盗8)放射能パニック便乗商法9)職を失った被災者を狙う就職あっせん詐欺10)被災住宅の侵入盗11)役所を騙す被災者偽装12)もう一つの「ニセ医者」事件13)避難所で強制わいせつ14)復興予算と贈収賄15)原発職員が犯した詐欺行為16)原発警戒区域内で窃盗17)通行証偽造によるペット救出作戦18)津波被災した兄弟の虚偽申請
  • 新版 ナチズムとユダヤ人 アイヒマンの人間像
    4.3
    アイヒマン裁判を、ハンナ・アーレントらと共に傍聴していた「日本人」作家がいた! 裁判の現場にいた著者による、生々しき傍聴記とアイヒマンの評論。 絶対に許してはならない優生思想と排外主義。その負の歴史を語り継ぐために、当時ベストセラーとなった本書を復刊する。 人類史に残る、恐るべきナチスによるユダヤ人絶滅計画。 その実態と、その背景にある思想は何か、またこの計画の実際的推進者であったアイヒマンの思想はどのようにして形成されたのか。 当時、イスラエルに赴いてアイヒマン裁判を直に傍聴してきた著者が、この謎に独自の光をあてたものである。 まだハンナ・アーレントが著名になる前、裁判の翌年(1962年)に刊行された本書には、「凡庸な悪・アイヒマン」と、裁判の生々しき様子が描かれている。 ※本書は一九六二年に角川新書で刊行され、一九七二年に文庫化された作品を復刊し、著作権承継者による解説を加えたものです。 底本には一九七五年の文庫第七版を使用しました。
  • 実録 悪い人 見境なき狂気人間大集合
    -
    実録 悪い人 見境なき狂気人間大集合 ゲス人間だらけの悪辣ルポ漫画大ボリューム収録! 被災地の方々気をつけて!!「九州震災で詐欺師続々出現!!」火事場泥棒/修繕点検商法/巨額募金詐欺/ それでも動かす!鹿児島川内原発再稼動の裏にあの××議員とヤクザの影 日本でもあるんだ~!誘拐された風俗嬢地獄労働 プロでもやらない“下劣サービス”請け負う下女 元東京No.1風俗嬢が生パコドロン!地方短期出稼ぎ荒らし 「風俗店面接ハシゴ」で1日2万やる気ゼロのチンピラ売女 バドミントン日本代表バカラ賭博問題とスナックママ 売り専ボーイをシメた新宿二丁目デブ女装タレントM 孫娘への強姦罪は冤罪だった男 実は娘を性具にしていた異常 傍聴席までヤクザだらけ…これがヤクザの裁判だ! 旅行添乗員の暴力団ツアー狂想曲 ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
  • 絶望裁判1 ~自殺サイト・快楽殺人・死体マニア~
    4.0
    自殺サイト、快楽殺人、死体マニア……。戦慄の犯罪法廷ノンフィクション。 ここに、近年起こった数々の凶悪かつ異常犯罪の記録がある。それは、著者が追った全国各地の裁判傍聴記録。プロローグには、子供を含む一家6人と男性1人を殺し合わせた前代未聞の事件、福岡・北九州市監禁連続殺人事件を収録。第1部は、ネット社会にはびこる闇サイトの恐怖とシリアルキラーの事件を追う。大阪「自殺サイト」連続殺人事件、愛知・岡崎市“死体マニア職員”少女殺人事件、千葉・デリヘル嬢絞殺遺体放置事件など。信じられないほど残酷な、生々しい真実を赤裸々に綴る。 この作品は『絶望裁判 平成「凶悪事件&異常犯罪」傍聴ファイル』の、「第1章 シリアルキラー&異常殺人」の内容となります。

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  • 田母神裁判傍聴記
    -
    誰が何のために田母神俊雄氏を追い込んだのか? 横領罪では不起訴となった 田母神事件、これは仕組まれた ものだったのか!? チャンネル桜の真意から 検察の思惑まで、法廷の現場から その全容を読み解く! 〈目次〉 第一章 田母神先生と水島氏の確執 第二章 突然、始まった水島氏の田母神先生批判と検察への告発 第三章 二つのビデオの存在 第四章 渡辺眞先生と諸橋会長との対談 第五章 第5回裁判 第六章 第6・7回裁判 第七章 島本順光事務局長裁判報告 第八章 平成28(2016)年12月の攻防 第九章 平成29(2017)年1~2月の攻防 第十章 今村直樹氏の闘い 第十一章 最後の公判廷

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  • テミスの天秤~とある弁護士の憂い~
    4.5
    弁護士事務所の上司・三上との禁断の恋に悩み、事務所を辞めた新米の白石。ある折、三上と犬猿の仲の藤巻という弁護士の裁判を傍聴する。彼の誠実かつ鮮やかな手腕に感動した白石は、頼み込んで一緒に働かせてもらうことに。しかし、法廷での仕事ぶりとは一転、私生活では物ぐさな男だった。それでも共に過ごすうち、彼の意外な優しさを知って居心地よく感じていた。そんな矢先、ある事件で藤巻と三上が対決。二人の確執の理由にも迫り、白石が戸惑う中、三上に揺さぶられて……。 ※こちらは2012年に発売された商品となります。重複購入にご注意下さい。
  • なぜ元公務員はいっぺんにおにぎり35個を万引きしたのか――ビジネスマン裁判傍聴記
    3.8
    【内容紹介】 ▼人には誰にも「別の顔」がある――。善良な人が罪を犯しまさかの「転落」した切ない実話33。 月間5000万超PVのプレジデントオンライン超人気連載の書籍化。 ▼「おにぎり35個万引き事件」の43歳被告人の逮捕時の所持金は147円。 3つの大学を卒業し公務員の職に就いたエリート男がなぜ……。 ▼ほか、ふとした邪心や油断、運命の悪戯によって犯罪に手を染めた人たち、 「現在は無職」となった33人の被告人の物語を、法廷ウオッチ19年の著者が紡ぐ。 【著者紹介】 [著]北尾トロ(きたお・とろ) 1958(昭和33)年、福岡県生まれ。法政大学卒。フリーターなどを経てフリーライターとなり、2005年より裁判傍聴を定期的にスタート。2010年にノンフィクション専門誌『季刊レポ』を創刊し、15年まで編集長を務める。移住した長野県松本市で狩猟免許を取得。猟師としても活動中。主な著書に『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』『裁判長! おもいっきり悩んでもいいすか』などの「裁判長! 」シリーズ(文春文庫)、『ブラ男の気持ちがわかるかい?』(文春文庫)、『怪しいお仕事! 』(新潮文庫)、『もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ』(小学館)、『山の近くで愉快にくらす』(信濃毎日新聞社)など多数。最新刊に2014年に結成した町中華探検隊のリーダーとして執筆した『町中華探検隊がゆく! 』(共著・交通新聞社)、『夕陽に赤い町中華』(集英社インターナショナル)がある。 【目次抜粋】 まえがき 第1章 ビジネスマン裁判傍聴記 お金編/女・酒・クスリ編/小事件編/情欲編/被告人を助ける人々編 第2章 法廷の人に学ぶビジネスマン処世術 被告人(表情・外見)編/被告人(言い訳・答弁)編/弁護士編/裁判長編/検察その他編 あとがき
  • ひとりぼっちが怖かった きょうも傍聴席にいます
    3.5
    息子61歳。朽ちる父の遺体と3週間。40年、父と2人暮らしだった息子は、誰にも父の死を伝えず、そのまま一緒にいることを決めた――。 朝日新聞デジタル・人気連載。記者が見つめた法廷の人間ドラマ30編。 「泣けた」「他人事ではない」。朝日新聞デジタルの人気連載「きょうも傍聴席にいます。」、待望の書籍化第3弾。 孤独に耐えられなく父の遺体をそのままに、認知症の祖母の暴言に耐えかねて、望まぬ妊娠に悩んで、長い介護の果てに……。さまざまな掛け違いの果てに、日常の一歩先に引き起こされる事件。 多くの裁判を傍聴する記者たちが、特に強く心に残った事件を厳選し、ニュースに書けなかった人間ドラマを描き出す。 介護、子育て、貧困、孤独……。なぜ、こんなにも追い詰められてしまうのか? 傍聴席で生の声を聞き、表情を読み取ると、事件は当初の報道とは異なる様相を帯びてくる。「きょうも傍聴席にいます。」から大反響の30編を収録。
  • B級裁判傍聴記
    -
    注目を集める重大事件ではないけれど興味深い案件の裁判を傍聴して筆者が書いた傍聴記。筆者が「B級」と命名した小さな裁判には、しかし人生のドラマが垣間見える。辛酸なめ子さんとの対談やイラストコラムも収録されたユニークで面白い裁判傍聴記。

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  • 不倫判事~女裁判官物語~
    -
    京都地裁の裁判官・松宮亜紀子は、写真週刊誌やストーカー傍聴人に追われる美貌の持ち主。私生活では夫と別居、青年弁護士と不倫している……。そんな彼女が担当した大学教授殺害事件の公判が、意外な方向に展開した。提出された現場の遺留品が、すべて亜紀子の所持品だったのだ。次第に窮地に立たされる彼女の運命は……!?
  • ぶらり裁判ボーチョー
    3.0
    1巻999円 (税込)
    事件の裏に人の生き様アリ!!事件と人間と愛と欲望の裁判をエッセイコミックのスペシャリスト宇野亜由美がぶらりと傍聴。不謹慎スレスレ・レポートしちゃいました。あののりピーの現場にもぶらりと行って来ましたよ?!!
  • 法廷が流した涙
    -
    家族が恋しくなる、裁判にまつわる実話エピソード集  裁判員制度が始まり、興味を持つ人が増えたとはいえ、普段、私たちは裁判や事件に縁がない生活を送っています。けれど、いつどんなトラブルに巻き込まれるのかは誰にもわかりません。  証言台に立った時、人は何を思い、何を語るのか。  本書は、罪を犯した人間、被害を受けた人間、またその家族たちを通じて、人の生き方・家族愛について見つめ直す人間ドラマをまとめています。 第1章 被告人が流した涙  二重介護の末に  償いの受け取り方  不法入国者  無理心中の決意  逃れられない過去 第2章 証人が流した涙  自慢の妹  最後の居場所  穂積橋が架かる時  家庭内暴力  夢をかなえる架空携帯 第3章 傍聴席が流した涙  悪魔の盛り場  従兄弟の裏切り  教師を続ける ●白木達也(しらき・たつや) 1978年生まれ。岐阜県出身。IT企業勤務を経て、出版・音楽などの企画制作会社「アローグ・プランニングス」代表。新聞・雑誌で、法律・事件に関する執筆の傍ら、法科大学院受験スクールでも講師を務める。
  • まんが超有名裁判傍聴ファイル
    -
    まんが超有名裁判傍聴ファイル 金と名誉のサタン!壺!献金信仰! 統一教会、創価学会、幸福の科学 新興宗教 「悪」の判決 あなたならどう裁く! 秋葉原17人殺傷通り魔事件 死刑執行の場公開記念 マンガよくわかる刑場入門 少年犯罪を凌駕する極悪事件が続出 凶暴化する老人たち 渋谷セレブ妻バラバラ殺人 年収1億の夫を解体した女 ちかん裁判傍聴記「陰茎は突然ぼっ起する」老弁護士のトンデモ語録 鬼か魔か!? 尼崎連続変死事件~鬼畜女の繰り広げた地獄絵図~ ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
  • 喜びは悲しみのあとに
    3.5
    脳に障害のある子を持つハードボイルド作家、倒産した地方新聞社の元社員たちの困難な再就職、「子殺し」の裁判ばかり傍聴し続ける女、十年間第一線で活躍しながらある日突然「戦力外」通告されるプロ野球投手。人は自らの存在を道端の小石のように感じる時、どのように自分を支えるのか? 安らぎと感動のコラム・ノンフィクション第二弾。
  • 量刑(上)【分冊版】
    -
    1~2巻660円 (税込)
    アートフラワーに隠された濃紺の風呂敷包みを届ける途中、上村岬(うえむらみさき)は母娘を車ではねた。「たとえどんな事態になっても、必ず俺が助けてやる」愛人・守藤秀人(もりふじひでと)の言葉で岬のためらいは消えた。殺人と死体遺棄容疑、自首目前の逮捕、示談の決裂、死因鑑定の揺れ。法壇と傍聴席の背後には不穏なさざ波が。量刑に厳しいと評判の神谷(かみや)裁判長は審理の帰趨(きすう)をどう判断するのか。

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  • 量刑(上・下合冊版)
    -
    裁判員制度が開始され、もう誰もが人ごとではすまされない量刑の判断。殺人と死体遺棄容疑、自首目前の逮捕、示談の決裂、死因鑑定の揺れ。法壇と傍聴席の背後には不穏なさざ波が。量刑に厳しいと評判の神谷(かみや)裁判長は審理の帰趨(きすう)をどう判断するのか。情状の余地とは、人が人を裁くとは、量刑の客観性はどこにあるのか。「正義」とは、「法」とはなにか。一裁判官の職責と人間性を通して描く衝撃作!

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  • 私が見た21の死刑判決
    4.0
    光市母子殺害犯、オウムの麻原彰晃と幹部たち…数千もの刑事裁判を傍聴して目のあたりにした、死刑宣告の瞬間。遺族の悲痛な訴え、それに向き合う被告人たちの素顔。死刑判決にいちばん取り乱したのは誰? 弁護士に振り回された光市母子殺害犯。地下鉄サリン事件の実行犯には、1人も殺していないのに死刑判決を受けた者もいれば、「自首」「悔悟の情」が認められて無期懲役になった者も。息詰まる法廷のドキュメント。もし、あなたがこの裁判の裁判員だったら…?

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